HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

トベラ(扉)

2022-12-28 | 冬 樹木 果実・葉

映える橙色の仮種皮を纏ってはいるのだけれど
余り好まれない果実から好まれない種子が覗き始めている。
葉が密に茂るから防風、防砂の為に海岸に植えられていることが多い木。
見慣れた木だけれど種子にまつわりついている粘液のべたつきが気に入られるはずもない。












▲ トベラは常緑樹、果実が黄色くなる頃には葉がそろそろ入れ替わりの時期になる。▼







▲ このべたつき感が嫌われる。▼

▲ 葉も緑を失ってやがて黄変し、橙色の仮種皮も黒変してゆく。▼

(2022.12.08 松江)

他の場所では果実が割れて中から種子が飛び出す頃には
古い葉は新しく出て来る葉の為に?黄色くなって落葉準備に入っていることが多い。
ここではまだ葉は入れ替わろうとしていないのか緑が濃い。








(2022.12.16 明石公園)








トベラ(扉)
トベラ科トベラ属 Pittosporm tobira
(2022.12.27 明石公園)


▲ トベラは雌雄異株 子房部分の膨らみが目立つのが雌花だけれど一目で区別をつけるのは難しい。▲
  
▲ 果実、未成熟の頃 葉が落ちると葉痕 ▲
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