HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ユキヤナギ(雪柳)

2021-02-18 | 冬 樹木 果実・葉

「立春は過ぎたとは言ってもまだ冬…」と常套句が耳障りだ。
それに続いて「暑さ寒さも彼岸まで」と来る。
言葉遊び程度のことだけれど耳障り、季節はいつも通り進んでいるし
新しい芽、葉の緑が出て来た。




















(2021.02.05 須磨離宮公園)

南面の樹木だけでは無く、遂に西側も北側も石垣を見せる目的で次々と伐採が続けられている。
石垣に食い込んだ樹木が石垣を崩す恐れもある…と、工事説明板には記されている。
石垣を見せることが景観作りに役立つのかどうかは知らないけれど
根が石垣を崩すことになるのは想像出来る。
ただその目的の為だけならここまで大がかりには伐り倒すことはないだろう。
鬱蒼とした森の雰囲気は得難い自然だったと思うし
そこに育つ樹木の根が石垣に食い込んでゆくのも自明だとは思うのだけれど
人工物であるはずの石垣を見せる為に、周辺の自然を破壊しないといけないなど、誰が考えたのだろう。








ユキヤナギ(雪柳)
 バラ科シモツケ属 Spiraea thunbergii
(2021.02.16 明石公園)


▲ 去年暮れの雪柳 ▲
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ユキヤナギ(雪柳) ユキヤナギ(雪柳)2種 咲き始めの頃 赤花種 黄葉の頃 果実の頃 カイガラムシ
 ユキヤナギ(雪柳) ユキヤナギ(赤花種) 



2 コメント

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色々なことが・・・ (こいも)
2021-03-23 23:42:31
林の子さん
植物にも色々なことが突然起こりますね。
こちらの都合で伐り倒されてしまう・・・
健気に生きている植物を想うと時には「何と言うことをするのでしょう。」悲しいな…と思います。
そして芽生えの頃から見て行くと色々なことに感動します。
新しい芽や葉の緑を見ていると可愛い小さな葉にも気がつくことに繋がりました。
幾重にも重なる小さな葉がなおさら愛おしくなりました。
ありがとうございました。
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しっかりと見ていれば。 (林の子)
2021-03-24 00:10:17
しっかりと見ているだけでも、不思議な部分が見えたり
気がつかなかったことに気がついたり。
見ているだけの方が気楽かも知れないのですが、あれこれ急ぎ足よりも
しっかりジックリ少しずつの方が楽しみも続くものだと思いますね。
どこか違っていることにも気がつくこともあると思います。
人の都合で無くなってしまうものも、それはそれで仕方の無いことだといつも思うようにしています。
一つ一つに腹を立てていては身が持たないでしょうから。
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