今年のカンツバキはどこも豪勢に花を咲かせている。
獅子頭と呼ばれる樹高の低いタイプも葉の間に花を幾つものぞかせている。
撮りやすいのは立ち性のもの。
生駒では植栽だろうけれど周りが明るく見えるほどに咲いていた。
(2018.12.16 硯町)
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▲ 開花直後のおしべはまだ黄色い葯が揃っている。
▲ まだ完全ではないけれど花弁化しているおしべ。サザンカの園芸種とされているカンツバキ群の特徴にもなっている。
▲ 手持ちでマニュアルフォーカス、スローシャッター、この程度がやっと。▼
カンツバキ(寒椿) ツバキ科ツバキ属 Camellia sasanqua
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カンツバキ(寒椿) ツバキ科ツバキ属 Camellia x hiemalis(本来のカンツバキ、矮性種)
カンツバキ(寒椿) ツバキ科ツバキ属 Camellia sasanqua
本来の寒椿(中国原産 Camellia x hiemalis 冬咲きの椿の意味で「獅子頭」などの矮性種)と
サザンカの交雑種である寒椿群(学名はサザンカと同じCamellia sasanqua
立ち性で「勘次郎」などの園芸品種名のあるもの)を合わせてカンツバキと呼んでいる。
サザンカは園芸品種も多く、それを三群に大別している。
① サザンカ(C. sasanqua)から作出された園芸品種群 花期は11月~12月
② サザンカの園芸品種とされているカンツバキ品種群(C. sasanqua 立ち性) 花期は11月~2月
③ ツバキとサザンカの交雑種のハルサザンカ園芸品種群(C. × vernalis) 花期は2月~4月
サザンカ(山茶花) Camellia sasanqua(野生種のサザンカは6~7枚の花びらを持つ白色の一重咲き)
(2018.12.10 明石西公園)
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▲ 生駒・府民の森 なるかわ園地のカンツバキ
上に書いたサザンカの三群では、サザンカの園芸品種「カンツバキ群」に含まれるもの。
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今年のサザンカ 今年のカンツバキ ハルサザンカ
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