HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

アジサイ2023-3 アメリカノリノキ(亜米利加糊の木 セイヨウアジサイ)

2023-07-09 | 春 白色系

アメリカノリノキはセイヨウアジサイともよばれ、改良された栽培品種はアナベルと呼ばれる。
昔、そんな説明を森林植物園で受けたことがある。
確かに白いアジサイ、それも小さな花がきれいなボール型になっていた。
その後、あちこちで「白いアジサイ」が広がり始めた。
オオデマリの花のように、最初は緑、やがて白、咲き終わりは薄緑…。
これもアジサイ??だったけれど、増え続けるとやはりうんざりしてしまう。

アジサイは青、そんな偏見しか持てない人間には梅雨の紫陽花はどんどんと消えてゆくことになる。



▲ 蕾~開花の頃は緑、開花すると白、花後はまた緑に戻り萎れる。▼

▲ 「アナベル」の名前が普通になっているから、誰もセイヨウノリノキ、ノリウツギなどとは言わない。▼



▲ 「アナベル」の表記、別種の白いアジサイもあるのだけれど、白一色だと何でも「アナベル」になってしまう。
この辺りの区別が出来なければ名前を付けること自体無意味だと感じる。▲








(2023.05.31 明石公園)








(2023.06.03 須磨離宮公園)






(2023.06.09 貴崎町)

面白がって植えているとしか思えない。
全部が「アナベル」の色違い、奇怪な光景だ。
植えるのも変だけれど、それを撮るのはもっと変だと思う。


























(2023.06.10 明石公園)

「緑の紫陽花」は、一時期ウイルスの伝播が懸念されてかなりの騒ぎになったことがある。
もう大昔のことになってしまったけれど
鎌倉・光則寺の境内に並んだヤマアジサイの鉢植えを丁寧に撮っていた頃のことだ。
今は落ち着いているのだろう。

「アナベル」などと持て囃されているこの白い手毬型は
最後にはまた緑に戻るのだけれど。ウイルスのせいではない。

 



 


 

 
アメリカノリノキ(亜米利加糊の木 セイヨウアジサイ)Hydrangea arborescens ‘Annabelle’
カシワバアジサイなどと同じで花芽は開花する年に伸びた枝につくので冬でも剪定、栽培が容易で増える要因。
(2023.07.07 須磨離宮公園・西新町)
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