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遠い遠い昔話になる。
学生時代最後の春、就職も決まっていたし
滞納していた学費も冬のバイトで支払ったし
後は花の東京での入社式。
その最後の旅先に山陰周遊を選んだのは
とりもなおさず最後の春に「邂逅」した友の住む町にもう一度行きたかったから。
春だけれど、残雪の大山も見たかった。
前の年の夏に教えて貰った「キュウリグサ」の咲く場所も見ておきたかった。
「わすれな草」とは比較にならないみすぼらしいこんな小さな雑草にも
人は一つの記憶を残せる。
(2018.03.24 新明町)
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(2018.03.15 玉津町)
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キュウリグサ(胡瓜草) ムラサキ科キュウリグサ属 Trigonotis peduncularis
(2018.03.10 鳥羽)
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この記憶は、阪神・淡路大震災で実家を建て直すことにした後
散逸してしまったいくつかの資料を惜しんで?、記憶だけを頼りに書き綴った幾つかのエッセイ。
「ロマンチストの独り言」の中に、「コンコード」の話と 「邂逅」と題した章 として章を分けて書いた。
「コンコード」の事は別に書いている。
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冬から春のキュウリグサ 春のキュウリグサ 春のノハラムラサキ 秋のハナイバナ キュウリグサ(胡瓜草)
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