この桜が染井吉野の後継として植樹され始めたと聞いたのは何時だっただろう。
ただ名札など一切の情報も無く確定したわけではない。
剛ノ池の周囲だけではなく、公園樹として染井吉野が植樹されて
古いものは60年以上経っている。
何年か前に危機を感じさせるかのように樹勢が衰え始めた。
その頃になってやっと募金などで幼苗が植えられ始めたけれど
古木は無残な姿のまま何年も放置されている。
コロナ騒ぎで制限されたことも過去のことになったのか、季節には人出は減る気配など無い。
(2023.04.03 明石公園)
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(2023.04.04 明石公園)
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サクラ ジンダイアケボノ(神代曙)Prunus x yedoensis ‘Jindai-akebono’ (=Cerasus spachiana ‘Jindai-akebono’)
花は淡紅色で一重咲きの中輪ソメイヨシノ系の品種
(2023.04.11 明石公園)
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戦前アメリカに渡った桜は、エドヒガンとオオシマザクラの種間雑種、ソメイヨシノ。
『曙』の名前で広がったものが里帰りしてそうよばれていたのだけれど
同じ名称が従前から使われていたために『アメリカ』と呼ばれるようになったのだそうだ。
アメリカから逆輸入された『曙』を神代植物公園で育成中に発見された交雑種に
『ジンダイアケボノ(神代曙)の名が付けられ、現在ではソメイヨシノの後継として期待されているという。
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▲ ㊧ ジンダイアケボノ ㊨ コマツオトメ ソメイヨシノの後継として植えられ始めている。▲
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【その後の情報からの追記・訂正】
名札が無い幾つかの里桜が剛ノ池北畔に育っている。
名札が無いこともあり、すべて推定の域を出ないのだけれど今年になって
明石高校・岩崎先生の作られたページに、同ページに幾つもの情報・画像を提供されている柴田さんが
この桜について『オモイガワ』の説明が付けられました。
豊富な所見をお持ちの方からの情報ですし、詳細な説明画像も付けられています。
命名の顛末などは幾つものブログページなどに紹介・詳解されているようです。
オモイガワ(思川 Cerasus × subhirtella ‘Omoigawa’)は栃木・小山市原産。
十月桜の実生種からの栽培品種
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明石公園の桜2022 スルガダイニオイ2022 カンザン2022 イチヨウ2022
フゲンゾウ・普賢象2019 ギョイコウ・御衣黄2019
ヤマザクラ2023 フユザクラ2023 オオシマザクラ2023 ササベザクラ2023 エドヒガン2023 ソメイヨシノ2023 ミヤビザクラ2023 アマギヨシノ2023 ナラヤエザクラ2023
ヤエベニシダレ明石2023 シダレザクラ2023 ジュウガツザクラ2023 ショウガワザクラ2023
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