HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

サクラ サトザクラ(フゲンゾウ・普賢象)

2019-04-16 | 春 赤・桃色系

一目で区別が付くほどに「八重桜」と呼ばれているサクラは易しいものでも無い。
それでも良く植栽されているものは、特徴をつかみさえすれば覚えきれる。
関山、一葉、普賢象の三種はかなり身近な桜だと思っている。

おしべの花弁化、それを人工的に施した?のがそもそもの始まり。
けれど、サクラに多いしべの花弁化だが、めしべの葉化にポイントを置けばこの普賢象は容易く区別出来る。


▲ 蕾の頃も特徴的、葉は赤褐色、蕾は濃い桃色が派手に見える。▼



▲ 開花すると、蕾の頃の濃い桃色は無くなり「一葉」と同じように花の中心部分は白い。▼





▲ 一番の特徴は、葉化しためしべ、二本あるのを普賢菩薩が乗る象の牙に準えた。
そこでつけられた和名が「普賢象」 
「一葉」は、葉化しためしべが一つ見えるのでその名がつけられた…らしい。▼









フゲンゾウ(普賢象Cerasus ×lannesiana 'Alborosea'
(2018.04.10 明石西公園)


▲ 『須磨浦普賢象』
1990年に神戸市の須磨浦公園でフゲンゾウ(普賢象)の枝変わりとして発見されたもの。
サクラ サトザクラ(スマウラフゲンゾウ・須磨浦普賢象)として別ページに掲出した。
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サクラ サトザクラ(フゲンゾウ・普賢象)
 サトザクラ(カンザン セキヤマ・関山) 西公園のサトザクラ→幾つかのサトザクラ サクラ サトザクラ(フゲンゾウ・普賢象)


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