在来のニホンタンポポは有性生殖、しかも自家不和合性なので
多くが群れている場所でなければ繁殖出来ない。
帰化種のセイヨウタンポポのおしべの花粉は無用の長物。
その理由は三倍体なので減数分裂せず
無性生殖で染色体が体細胞と同じ卵を生産出来るからだ。
つまりは単独で咲いていてもクローンを作って繁殖可能と言うことになる。
アカミタンポポ(赤実蒲公英)キク科タンポポ属 Taraxacum laevigatum
(2020.05.01 船上)
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(2020.04.29 明石西公園)
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秋になっても咲いている。
だから秋になっても綿毛が飛んでいる。
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)キク科タンポポ属 Taraxacum officinale
(2020.10.28 北王子町)
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▲ カンサイタンポポ(関西蒲公英)キク科タンポポ属Taraxacum japonicum
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▲ 再掲・キク科図解
図式通り、花弁のように見えるものが一つの花の単位で、5枚の花弁が合着した合弁花。
その根元に子房があり子房の上に冠毛がある。これが「萼」で冠毛は綿毛に成長する。
苞はつぼみを包む葉、花序全体を包むので総苞、一枚一枚は総苞片と呼ばれる。
タンポポの総苞を萼と呼ぶ方もいらっしゃるが、植物学的には以上の違いがある。
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カンサイタンポポ ロゼット葉 セイヨウタンポポ(西洋蒲公英) 交雑種か?
シロバナタンポポ(白花蒲公英)
カンサイタンポポ(関西蒲公英) カンサイタンポポ(関西蒲公英)
セイヨウタンポポ(西洋蒲公英)
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