HAYASHI-NO-KO

雑草三昧、時々独り言

マンサク アカバナマンサク シナマンサク

2024-01-31 | 【独り言】

上が池を埋め立てた後に、公園と近接して市立の緑の相談所が作られている。
何年も経つから、そこがため池だったことは知らない人の方が多い。
そう言う場所が幾つも出来たのは農業の行き詰まりそのものにも因があるだろうし
便利さを求めての所作だった気もするし、今更だけれど「時代の変化」なのだろう。
植物に幾つもの海外産が持ち込まれたのも
農産物に同じように海外産が持ち込まれたのも同じ理由だ。
上が池に植栽されているものがマンサクではないと感じたのもここに足を運んだ頃だ。
マンサク(Hamamelis japonica)とシナマンサク(Hamamelis mollis)の種間交雑種が妥当だと考えているのだけれど
やはり今もここの表記はマンサクである。
意図的に交配したものも幾つもあるのだろう。
名札はそうなっていないですけれど…と話す方も多いのは
今、あちこちで咲いているロウバイと呼ばれているものと同じだ。
似たものが幾つも登場してくると
これは然々です、などと軽はずみな言い分は控えないといけないそうだ。

 

 
マンサク(満作) マンサク科マンサク属 Hamamelis japonica 
ここでは表記は無い。別名・ネソ/綯麻、捻苧

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
アカバナマンサク(赤花満作)Hamamelis japonica var. obtusata f. incarnata

 



 

 
シナマンサク(支那満作) Hamamelis mollis
シナマンサク(支那満作)マンサク科マンサク属 Hamamelis mollis
或いは マンサクとシナマンサクの交配種 Hamamelis x intermedia
学名のままハマメリス・インターメディアと呼んで、幾つかの園芸種も登場している

(2024.01.29 須磨離宮公園)

 
▲ 須磨で去年咲いていた花  ㊧シナマンサク表記   ㊨アカバナマンサク表記 ▲
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アカバナマンサク表記2023 シナマンサク表記2023
上が池2023 上が池2022黄色系-1 -2 橙系 赤橙系
冬芽・葉痕2022.12 シナマンサク2022 アカバナマンサク2022 マンサク・アカバナマンサクの花後2022
マンサクとシナマンサクの交配種(黄色系) マンサクとシナマンサクの交配種(橙色系)
アテツマンサク 岡山・奈義2023 アテツマンサク 岡山・新見2022

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