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「サカタのタネ」がヒャクニチソウとホソバヒャクニチソウを交配し
プロフュージョンシリーズとして売り出している園芸種。
もともと暑さに強い花だったし、手間暇かける必要のない花。
『ヒャクニチソウよりも小型で扱いやすいからジニアと呼びます』などと説明する人もいる。
何でも良いから、横文字の方が格好良いのだろう。
だから、少し野暮ったいヒャクニチソウまでもがいつの間にか「大きなジニア」になってしまっている。
ビオラとパンジーを分けて呼んでいるのとはちと違う程度のことだけれど
どうも気障っぽくって嫌いだ。
▲ 確かに見た目も小型、舌状花も筒状花も仰々しくはない。▼
▲ 筒状花にあるおしべは、合着して筒状になっており花粉を散らす、めしべはその筒状のおしべから伸びてくる。▼
▲ 五枚が合着して星形に見える筒状花の花弁は、筒状に合着したおしべに詰まっている花粉をめしべが押し上げる頃には萎れ始めている。▼
▲ 筒状花にもめしべの柱頭が見え始め、やがて受粉が完了する。花が少ない分、花後もさほど汚れない。▼
▲ 葉も細葉の血を継いでいるようで野暮ったさは消えた。▲
(2021.08.04 明石公園)
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▲ 筒状花はツートンカラー?に見え、先端部分は見慣れない色合いで中心部からは盛んに花粉が出ている。
仕組みは他のキク科の花同様に、合着した筒状のおしべの中にあるめしべが、花粉を押し出すことで受粉。▼
▲ 合着した筒状のおしべの中にあるめしべが、花粉を押し出し他花の花粉で受粉、おしべ、花弁共に萎れる。▲
▲ 葉の幅は、見慣れたヒャクニチソウより細いのだけれど、ホソバヒャクニチヒウよりは広い。▼
▲ ヒャクニチソウより花は小さいけれど花数多い。▼
▲ 舌状花にはめしべが目立ち、筒状花にはめしべに押し上げられた花粉が盛り上がるように見えている。▼
(2021.09.01 林崎町)
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(2021.09.11 硯町)
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(2021.10.04 林)
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▲ 何処かセンダングサ、キバナコスモスの雰囲気…。▼
ジニア プロフュージョン・シリーズ Zinnia elegans x Zinnia linearis
サカタノタネ PVP登録番号/第26518号 品種名/SAKZIN016
ヒャクニチソウ(百日草)キク科ジニア属 Zinnia elegans
ジニア・リネアリス Zinnia angustifolia (= Z. linearis)
和名ではホソバヒャクニチソウ(細葉百日草)
(2021.11.07 北王子町)
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筒状花、舌状花の形態は上図通りだが、ヒャクニチソウには冠毛は無い。
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▲ ヒャクニチソウ ホソバヒャクニチソウ ▲
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ジニア・プロフュージョン ホソバヒャクニチソウ ヒャクニチソウ
「ジニア・プロヒュージョン」「ホソバヒャクニチソウ」・・・シンプルな感じですね。
筒状花や舌状花が良く見えてきました。
葉の細いホソバヒャクニチソウもあるのですね。
今度ヒャクニチソウに出逢った時には、よ~く見てみたいと思います。
ありがとうございました。
だから時々はこのような形で見ることがベターかも知れません。
園芸用に小型になっているからでしょうか、最近よく見かけますね。