HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

ヤブジラミ(藪虱)

2018-08-28 | 草 果実・種子

白い花からこの果実は想像しにくい。
その果実が落ちた後の姿はもっと想像しにくい。


▲ 二つに割れた果実(種子)が落ちると、この姿になる。▼







▲ 不思議な形の果実は移動体(人間も含めて)に運んで貰う為に、刺を纏っている。
それでも運んで貰えないものも多い筈で、周囲に落果している。▼

▲ いつも種子は??と感じるのだけれど、これが種子。
二分果するのだけれど、二つが同時に発芽しないのかも知れない。
そう感じる根拠はオナモミの種子の発芽タイミングが、二つの果実(種子)で、ズレている…と
以前種子散布関連の記事を読んだことがあるからだ。▲







▲ 少しでも果実が残っていれば分かるのだけれど、この状態になると???となる。▼

ヤブジラミ(藪虱)
セリ科ヤブジラミ属 Torilis japonica
(2018.08.28 林)


▲ ヤブジラミの花
ヤブジラミの葯は最初は薄桃色を帯びているが、花粉は白。
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ヤブジラミ 去年の果実 オヤブジラミ ヤブニンジン セントウソウ(仙洞草)



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