緑から薄い褐色になっていたヤブジラミの果実。
そろそろ乾燥して種子が零れ始めている。
▲ ヤブジラミの果実は乾燥すると二つに分かれる。
種子は分かれた果実の両側に細かな粉状に詰まっている黒褐色??
こぼれ落ちてしまうものも多いだろうけれど、多くは果実片と一緒に動物散布。▼
(2017.08.20 林崎町)
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▲ アカスジカメムシ、セリ科植物の常連さん。▼
▲ ヤブジラミの果実は乾燥すると二つに分かれる。種子は??といつも思うのだけれど… ▼
▲ 刺のある二つの分果にそれぞれ種子が入っている。細かな粒状になって詰まっているのだろう。
果実が割れてこぼれ落ちるものもあるだろうけれど多くは果実と一緒に何かに引っ付いて運ばれる。
分果が落ちた後には花柱の名残が一本、冬枯れの頃まで残っている。▼
▲ 髭のように見えるのは二つの分果の区切りになっていた花柱の名残。▼
▲ 分果が落ちた痕、花柱が残されている。▼
▲ 刈り取られ無ければ、この姿が冬まで残っている。
ヤブジラミ(藪虱) セリ科ヤブジラミ属 Torilis japonica
(2017.08.19 林崎町)
ヤブジラミ 果実の数は多く、果柄は短い
オヤブジラミ 果実は大きいが数は疎ら、果柄は長い
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ヤブジラミの花と果実の出来はじめ。
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ヤブジラミ オヤブジラミ ヤブニンジン
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