HAYASHI-NO-KO

北岳と甲斐駒ヶ岳

トチノキ(栃、橡、栃の木)

2018-12-09 | 木本 冬芽・葉痕

何本か植えられている上が池のトチノキ。
葉痕までは無理だと思うけれど何とか撮ったのが秋の中頃。

二ヶ月近く経っているけれどその頃よりも暖かい。


▲ 新しい芽は新しい枝先、対生する葉は節間に何枚かつく。
だから葉痕も幾つか見える。▼



▲ 幾つか見える葉痕、枝をぐるりと一周しているのは芽鱗痕。
今年の冬芽(頂芽)と芽鱗痕の間が今年伸びた分になる。▼



▲ 寒さ対策、べったりとした粘液に包まれた芽鱗の中で冬を越す。▼











▲ 粘性を持たない芽鱗は少しずつだが剥がれ始めている。▼









トチノキ(栃、橡、栃の木)
 
ムクロジ科(←トチノキ科)トチノキ属 Aesculus turbinata
モミジ、カエデ類と同じくムクロジ科に編入されている。

(2018.12.05 明石西公園)

いつもこのトチノキの冬芽画像を何枚も載せると「卑猥ですね…」の感想を頂く。
確かに姿形から連想されるのだろうけれど
植物にしても動物にしても、人間とは違って「卑猥なもの」と感じることはないのだろう。
頭で物事を考える人間だけがそれを言葉にするだけのことだ。
言葉にしなければそれで済むことを、殊更言葉で表現するからだ。
このトチノキの冬芽を卑猥だと感じることの方が余程卑猥だ。
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今年の冬芽・葉痕  トチノキの果実 トチノキの冬芽・葉痕 トチノキの葉 



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