鉢植えを次々と並べて何とか展示会の様相を呈してきた。
冬には花が少ないからと、幾つもの種類が並ぶ。
節分が冬と春を境目、明日はだから立春、春だ…などと
ひとつき後のことを心待ちする人も多いだろう、さもありなん、今年の寒さは厳しい。
シクラメンの鉢植えが戸外に並び、
とっくに喧騒は終わったはずなのにクリスマスローズが咲いてる…と、携帯のカメラ。
よくわからないのだけれど、季節感などどこにもなくなる。
寄せ集めの極みが蘭の特別展示、珍しい貴重な蘭もあります…と言われる。
鉢植えで温度管理して幾つもの希少品を育てるのです、それも趣味の世界。
苦手な人もいる。
冬は冬枯れで良いのだと思う。
春咲きクリスマスローズ (Lenten rose) キンポウゲ科クリスマスローズ属 Helleborus orientalis
ヘレボルス・ニゲル Helleborus niger. ssp. macranthus
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(2023.02.03 明石公園)
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(2023.02.06 明石公園)
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(2023.02.14 明石公園)
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スノードロップ(矮性種・ニヴァリス) ヒガンバナ科ガランツス(マツユキソウ)属 Galanthus nivalis
スノードロップ(待雪草) Galanthus elwesii
スノーフレーク ヒガンバナ科(←ユリ科) Leucojum aestivum
(2023.02.28 明石公園)
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(2023.02.03 明石公園)
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本来のクリスマスローズはヘレボルス・ニゲル、白しかない。
原種系には、そのニゲル種を含んで7種が知られている。vesicarius、thibetanus、torquatus、niger、foetidus、odorus、argutiforius
それ以外は交雑種或いはハイブリッド、ヘレボルス・オリエンタリス(Helleborus orientalis)をレンテンローズ(Lenten rose)と呼ぶ。
キリスト教の四旬節Lentの頃に咲くので「春咲きクリスマスローズ」と名付けられたそうな。
その「春咲き」が省略されるのが普通?になってしまって、キリスト教信者でもない日本人の命名は相変わらずいい加減だと後ろ指をさされる。
それでもホームセンターなどで売られているものにさえ「クリスマスローズ」の名前が付けられている。
とりわけ高価?なものを手に入れた御仁は『お高いのですよ…』などと吹聴してせっせと種子を確保しては近隣に頒布なさるようだから庭一面に色とりどりが広がる。
それぞれの趣味の世界、とかくの話は別問題なのだろう。
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ヘレボルス・オリエンタリス 春咲きクリスマスローズ (Lenten rose)
スノードロップ スノードロップ スノーフレーク
セイヨウマツムシソウ セイヨウマツムシソウ → クナウティア・アルベンシス
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