遠い遠い夏の記憶にあるカワラナデシコはこんなに大きくはなかった。
こんなに豪勢には咲いていなかった。
ひょろりと伸びた細い茎の先に、萎れそうにやっと咲いていた。
そう記憶しているのはボタニカルアート界で活躍している小西が登場するからだ。
今こうして花の画像をせっせと撮り続けていることも
他界してしまったけれど田住や、カワラナデシコに繋がる小西のお陰だと
大事に思い続けているからに他ならない。
カワラナデシコ(河原撫子) ナデシコ科ナデシコ属 Dianthus superbus var. longicalycinus
(2018.06.03 田町)
☆
たぶん、白は咲いていなかった筈だけれど、今は普通に見ることが出来る。
マーガレットも今では白く細い花弁は余り見られなくなって、彩りも様々だ。
その花に繋がるマドンナには『偏見は捨てんとあかんよ…』と一蹴されたけど
遠い日々の記憶には、萎れそうな華奢な茎の先に咲いていた薄桃色のカワラナデシコだし
白く細い花弁のマーガレットでなければいけない。
▲ 幾つもの「カワラナデシコ」
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カワラナデシコ(河原撫子) 遠い夏の記憶 ダイアンサス(四季咲きナデシコ)
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