ガーデニング・ショウが終わると、菊花展。
剛の池北の千畳敷と称される芝生広場では何とか祭。
戸外でのイベントばやりでも、検温・消毒・マスク・出来るだけ離れて下さい…。
非日常が日常になったのだろう。
ところが露天の前には人だかり、車座になっての飲食は以前の状態と変わりない。
これではいずれまた…の懸念をあちこちで耳にする。
その都度会場の一画だけは整備されるからその後が何とも違和感がある。
やるなら周辺を含めてやれば良いものを、一部分だけを整理するから変な格好になる。
ミゾソバもそろそろ終盤、花色は少しずつ消え、茶色が増え始める。
▲ タデ科の花には花弁は無い。だから花弁のように見えるのは萼片、花被片と呼ぶ方が良いのかも知れない。
先端が薄桃色を帯びているのが蕾、そう思うのだけれど開き終わって果実が出来たものなのかの区別がつけにくい。▼
▲ ここではまだ蕾が多い。めしべの柱頭が花被片から覗いている。▼
▲ 先端部分が薄桃色で無いものは果実、花被片に包まれている。▼
▲ そろそろ果実を見ることが出来るのだけれど、触れるとすぐにポロポロと落ちてしまう。▼
▲ 色を失って茶色くなった花被片が残っている。その下に最後まで残る苞片。▼
▲ 苞片の間に点々と果実の落ちた痕(果軸の先端部分)が残っている。▼
ミゾソバ(溝蕎麦) タデ科イヌタデ属 Persicaria thunbergii(=Persicaria thunbergii var. stolonifera 、
=Polygonum thunbergii 、=Polygonum thunbergii var. hastatotrilobum)
(2021.10.12 明石公園)
☆
▲ 終章 ▲
-------------------------------------------------------------
今年のミゾソバ 白に近いミゾソバ オオミゾソバ? イシミカワ サデクサ
ママコノシリヌグイ アキノウナギツカミ 高山植物園 9年振り
まぁ、一度くらいは失敗覚悟でと言うのも良いかも知れませんが。
花が残っていなくて、果実が出来ている…と思っても、
手で触れたり風に吹かれるとすぐにパラパラ零れ落ちてしまいます。
後には茶色くなってしまった苞片だけ。
何となく、キツネノマゴの苞片を思い浮かばせてくれます。
ミゾソバの茶色の姿・・・見て来ようと思います。
まだ見たことがないのは、水辺の方まで行って見なかったからでしょうか。
今年は気をつけて、そこのところを楽しみたいと思います。