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少し気がかりだったことがある。
キンモクセイは雌雄異株、日本に栽培されている樹は殆どが雄株。
だから果実は出来ない…と言うのが定説。
果実が出来ないのに花柄が残る??と言う点が腑に落ちなかった。
花柄が残っていたからだけれど、どうもおかしい。
そう思って花弁が落ちているのを探した。
やはり花弁と一緒に花柄は落ちている。
花柄が残る…と感じたのは、確かに残っている木を見たからだけれど
強い風雨で花弁だけが抜け落ちることもあるのだろう…それを見ただけのことで
普通には果実の出来ないものには不要な代物。
花が落ちるときに一緒に木から離れていることを確認出来た。
キンモクセイ(金木犀) モクセイ科モクセイ属 Osmanthus fragrans var. aurantiacus
分類学上の母種はギンモクセイ(Osmanthus fragrans var. fragrans)
銀木犀の中国名は銀桂だが、金木犀、中国名は丹桂。
淡黄色の花をつけるウスギモクセイが金桂。
「桂」一文字で、モクセイ。
(2019.10.23 林・玉津町・明石公園)
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今年のキンモクセイ 去年のキンモクセイ 摩耶山の金木犀 ギンモクセイの冬芽
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