写真は祇園囃子のVHSビデオの宣伝
あらすじ紹介も記載されている。
ある夜、祇園では名の売れた芸妓美代春(木暮)は、彼女に入れ上げて勘当になった若旦那
の小川(田中)を、強い言葉で追い返した。丁度その頃、舞妓志願に来たみすぼらしい
少女の栄子(若尾)がいた。彼女は、美代春の上客だったメリヤス問屋沢本(進藤)
の二号の娘である。16歳の彼女は母の亡くなった後、叔父に冷遇されて家を飛び出して
来たのだった。沢本は事業に失敗した上に身体を壊し、今は西陣に移り住んでいる。
零落した沢本は、娘の栄子の面倒は一切見ないと言う。だが、父を嫌う栄子は行く当て
も無く、母と同じ舞妓になりたいと願い、美代春を頼って来たのだった。沢本の冷たい
言葉にも拘わらず、栄子の健気な様子を見て、最初は反対だった美代春は彼女を舞妓に
仕込む決心をした。
そして一年が経過した。栄子は下働きをしながらお花やお茶などの習い事に努め、
いよいよ美代春の妹・美代栄として舞妓の初店出しをする事となった。美代春はその費用
の30万円を、祇園一流のお茶屋「よし君」の女将(浪花)から借りることにした。
彼女が習い事の帰り道で、同じ年頃の舞妓から「62歳の旦那をとらないていけないの」
と打ち明けられる。
やがて美代栄の美貌に加え戦後派のアプレ的な奇抜な行動が、たちまち遊客間の人気を
呼ぶことになった。中でも、車輛会社の専務楠田(河津)は美代栄に執心して食指を
動かし始め、旦那になりたいと申し出てきた。実は、栄子の披露目の費用は楠田から
出ていたのである。
少しして、楠田は得意先の某官庁課長神崎(小柴)と上京する事となり、美代春と
美代栄も同行した。神崎は美代春に執心している。その夜、楠田は美代春に大事な
得意先神崎を客にとるようにと、その部屋へ連れて行く。だが、彼女は好きでもない
神崎を相手にすることが嫌だった。そして、無垢な美代栄が汚されることを心配していた。
楠田は別室に美代栄を呼び接吻しようとするが、栄子は悲鳴を上げて楠田の唇を
噛み切った。この騒ぎで美代春も事なきを得たが、これを聞いた「よし君」の女将は、
自分の面目の潰れた事を怒る。そして、2人は出先の茶屋から出入り差留めを喰い、
祇園祭が近付いても美代春の所だけは淋れ切ったのだった。
しょげている美代栄。通りかかった「62歳の旦那をとった」舞妓が彼女を見付けて、
他の舞妓仲間達と共に「頑張ってネ」と励ます。
美代春も、「よし君」の女将から「好きな男にしか身体を許さないなんて、
お金持ちが言うことでっせ」と言われる。彼女は仕方なく好きでもない客と寝て
妹分を守り、2人は再びお座敷に呼ばれるようになる。
祇園の街を行く2人の後姿・・・。
サイゴンの新生活感動報告も
ちょっと早い4ヶ月間の夏休み帰国
今しばらくは京都からブログします。
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ある夜、祇園では名の売れた芸妓美代春(木暮)は、彼女に入れ上げて勘当になった若旦那
の小川(田中)を、強い言葉で追い返した。丁度その頃、舞妓志願に来たみすぼらしい
少女の栄子(若尾)がいた。彼女は、美代春の上客だったメリヤス問屋沢本(進藤)
の二号の娘である。16歳の彼女は母の亡くなった後、叔父に冷遇されて家を飛び出して
来たのだった。沢本は事業に失敗した上に身体を壊し、今は西陣に移り住んでいる。
零落した沢本は、娘の栄子の面倒は一切見ないと言う。だが、父を嫌う栄子は行く当て
も無く、母と同じ舞妓になりたいと願い、美代春を頼って来たのだった。沢本の冷たい
言葉にも拘わらず、栄子の健気な様子を見て、最初は反対だった美代春は彼女を舞妓に
仕込む決心をした。
そして一年が経過した。栄子は下働きをしながらお花やお茶などの習い事に努め、
いよいよ美代春の妹・美代栄として舞妓の初店出しをする事となった。美代春はその費用
の30万円を、祇園一流のお茶屋「よし君」の女将(浪花)から借りることにした。
彼女が習い事の帰り道で、同じ年頃の舞妓から「62歳の旦那をとらないていけないの」
と打ち明けられる。
やがて美代栄の美貌に加え戦後派のアプレ的な奇抜な行動が、たちまち遊客間の人気を
呼ぶことになった。中でも、車輛会社の専務楠田(河津)は美代栄に執心して食指を
動かし始め、旦那になりたいと申し出てきた。実は、栄子の披露目の費用は楠田から
出ていたのである。
少しして、楠田は得意先の某官庁課長神崎(小柴)と上京する事となり、美代春と
美代栄も同行した。神崎は美代春に執心している。その夜、楠田は美代春に大事な
得意先神崎を客にとるようにと、その部屋へ連れて行く。だが、彼女は好きでもない
神崎を相手にすることが嫌だった。そして、無垢な美代栄が汚されることを心配していた。
楠田は別室に美代栄を呼び接吻しようとするが、栄子は悲鳴を上げて楠田の唇を
噛み切った。この騒ぎで美代春も事なきを得たが、これを聞いた「よし君」の女将は、
自分の面目の潰れた事を怒る。そして、2人は出先の茶屋から出入り差留めを喰い、
祇園祭が近付いても美代春の所だけは淋れ切ったのだった。
しょげている美代栄。通りかかった「62歳の旦那をとった」舞妓が彼女を見付けて、
他の舞妓仲間達と共に「頑張ってネ」と励ます。
美代春も、「よし君」の女将から「好きな男にしか身体を許さないなんて、
お金持ちが言うことでっせ」と言われる。彼女は仕方なく好きでもない客と寝て
妹分を守り、2人は再びお座敷に呼ばれるようになる。
祇園の街を行く2人の後姿・・・。
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