渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

雨の日

2020年02月29日 | open
 

0650。雨である。
閏のきょうの週末、走りに行け
ない。
 
海も見えない。


昨日の夜のうちにオイル交換して
いて
よかった。






航続距離把握のためにマシンを
入手して
からずっと燃費を計測
している。
通常のロングレンジの走行では
16km/ℓ
をやや切るほどで、峠
を走ると13km/ℓ
になる。この
個体はそれくらいのようだ。
満タンで200kmの時と170kmし
か走れない
時があるので、長距
離外出の時には注意が
必要だと
自分に言い聞かせる。
先日、メインタンクが空になり
リザーブに
切り替えたが、給油
したらタンク計算残量
はあと
200㎖だった。
タンク容積は空間容積をも含
んでの数値
発表なので、実質
的には満杯にはできな
い。
つまり、リザーブまで使い切っ
てほぼ燃料
空っけつになって
いた
ことになる。あぶねー(笑
完全空っけつでバイクを押し
たことはここ
何十年もないが、
メインタンクのエンプ
ティは
ここ数年で何度もある。
昔のバイクってのはいいね。
予備タンクが
あって(笑)。
別タンクではなくタンク
内の
仕切りなんだけどね。コック
が負圧式
に変更になっても、
その方式は継続された。
四輪車なんて、すっからかんに
なるもの
なあ。
 
オートバイはエンジンを切って
押すと、
「歩行者」と法規上は
分類されるので、
車道ではなく
歩道を押してもいいんだけど
さ。
押すのは重たい。
よく学生の時、環七アンダーパ
スを根性で
押してる奴いたけど
さ。ありゃ中免バイク
だからど
うにかできたのだろうけど、デ
バイだと無理だろうね。
てか、転んだら自分一人で起こ
せないバイ
クに乗るのが、おい
らからしたらよく意味
がわかん
ないんだけどさ。万一の時、ど
するのだろう、と。
最近では聞くところによると、
中型免許で
も車体起こしが無い
教習所もあるらしく、
うそぉ〜
ん、とか思う。
おいら中免は一発でなく教習所
だったけ
ど、昔のことなんで波
状路もあったよ。
卒研には組み
込まれてないけど、教習課程
で。
でもって、昔の人たちは今の人
たちよりも
ずっと上手かった。
全体的に1970年代の
先輩たちは。
 
オートバイも四輪車もどんどん
便利に乗り
易くなっている。生
活全般が機器類が便利
になってる。
これは、便利になったから人間
力が
下がったのか、人の能力
が著しく低下した
から便利な
物を発明したのか、どちらが
先かは鶏と卵みたいなもんで
よく分から
い。
でも、今でも、世界トップの選手
が使う
陸上競技の砲丸投げの球は
日本の東京
下町の達人旋盤工が削
り出す球なんだよ
な。オートマ機
械では作れないの。
つまり、人間力というのは、一つ
の全自動
化の流れを凌駕する真実
もあるってこと
なんだよな。
本来、二輪車の乗り方なんてのも、
そう
いう類型のもののように思え
る。
人間力が向上しないと、どんな
にマシンを
便利な物にさせても、
無理が生じると思う
訳なのよ。
あてくしはそう思う。
磨きましょう。ライテクを。
意識すれば、年齢に関係なく、
どんどん
上手くなるよ。これマ
ジで。ずっと進化
し続ける。
これは弁証法無視なんじゃね?
とか思える
程に。
オートバイは、乗り続けること
に意味が
ある。
不言実行。君も走り出してくれ。
危ないけどね、二輪車は。
 

オイル交換

2020年02月28日 | open
 







前回交換から3,000km以内でオイル
交換
をした。半合成10W-40、レ
ベル適正。
これでロング・クルージング・レン
ジも
不安ない。マニューバラブルも
問題ない。
行ける。

矢沢永吉の意外な面

2020年02月22日 | open



永ちゃん、実は字がかなり上手い。
上手いだけでなく、文字のセオリーと
してとても良い字を書く。
こりゃ筆を十分遣う人。
毛筆も相当にできる。
祐筆の筆、青蓮院流のような文字だ。




キャスケット帽

2020年02月01日 | open



ピンクドラゴンの高橋誠一郎さん
から
『ピーキー・ブラインダーズ』
がいいよ
と電話貰った。
物語は1890年代末期から1900年代
初頭
に英国に存在したギャング団
「ピーキー・
ブラインダーズ」の
実話に基づく映画だ。

日本では明治末期から大正時代に
あたる。

誠一郎さんは、この作品は物語も
いい
が、出てくる俳優たちの時代
の着こなし
が素晴らしい、と言っ
ていた。

そして、キャスケット帽がとても
決まって
る、と。

キャスケット帽で日本でお馴染
みなのは
『あしたのジョー』の
矢吹丈だ。

アメリカでは新聞配達少年が
よく被って
いたので、ニュース
ボーイキャップ
などとも呼ばれ
ていたようだ。

元々は英国のハンチング帽から
の流れ
で登場したキャップであ
るが、それが
流行した英国では
特に労働者や貧困層
によって被
られていた。

調べたら、上流階級はハンチング
は被ってもキャス
ケットは殆ど
被らなかったようだ。


イワンのバカである同志レーニン
もキャスケットを被っていた(笑)。

俺は絶対にローザ・ルクセンブル
クのほうが好きだけど(笑)。



現代では「労働者階級の帽子」
という
イメージは薄れ、ファッ
ションアイテム
として多く被ら
れるようになった。

漫画家の弓月光先生もこの帽子
愛用していてイメージが定着
している。
映画監督にも多いよね。大林監督
もキャスケットのイメージがある。
しかし、日本で流行らせたのは
女の子
ではなかろうか。昔の六本
木野獣会の
女の子のいわゆるチー
マー(という呼び名はなかったが)
あたりが被りそう
な感じがする。
飯倉のキャンティあたりでたむろ
してそうな。キャンティに行く時
はセミフォーマル縛りだから被ら
ないだろうけどさ。

映画『ピーキー・ブラインダーズ』の
トミー・シェルビー役のキリアン・
マーフィー。
トミーが持っているのはトミーガン
ではなく、
ベルグマンだ。帽子が
決まってる。



キリアン・マーフィーと脚本家の
スティー
ヴン・ナイトはデヴィッド・
ボウイが本
作品のファンだった事
を知り、ボウイ
の生前に主人公の
象徴でもある帽子を
彼に贈ったと
いう。



クリーム・ソーダの高橋誠一郎店長
私に言う。
ベレーもいいけど、キャスケットも
いいぞー、と。
う~む。いいかも。優等生ぽくなく
て(笑)。
でも、決まる被り方研究しないと
素人のベレー被りのように無様な
事になりかねない。

一つだけポイントを見つけた。
後頭部には被らないことだ。目深
という
か、前をしっかり下げて被
るのがキモ
の一つのようだ。
これはベレーや日本の侍烏帽子に
通じる
ものがある。
女の子のドカヘル被りのように前
上げて後ろに被るのはアウトっ
すね、
どうやら。(女の子がドカ
ヘル被るのかって?うようよと
あちこちで被っていた時代があっ
たのよ。18才から23才位までの
女の子が)

今後もさらに見て観て視て被り
方を見極める
つもり。
まず、誠一郎さんおすすめの映画

『ピーキー・ブラインダーズ』を
観まくらないとなあ。
1920年に学べ、か。