昨日に続きプリンタ業界の話だが、勤めていた旧会社のシステムは、私が赴任した当時ハードもソフトも通信も全て富士通だった。
良いにつけ悪いにつけ、「これはまずい」と脱富士通を考えた。子機をパソコンに変えたのをきっかけに、プリンタも一般機に、通信もNTTに変え、残る親機と基本ソフトを探していた。
これでプリンタ業界との縁ができ、キャノンが米国ソフトを紹介して来た。当時キャノンは御手洗経団連会長など飛ぶ鳥を落とす勢いで、ブランドに惑わされ乗ってしまった。
ところが窓口になったキャノンはソフトに関しては大々々後発で、実績も経験も少なく、何ら成果を出せないまま途中で降板してもらった。その後の立上げの苦労と米国ソフトの裁判沙汰騒ぎで体を壊してしまった。
キャノンはレンズメーカーであり、業務ソフトは無理、個人的にキャノンの不買運動を行っていた。昨日のキャノンプリンターは定年記念で貰ったもので、嫌なことを思い出しつつこうして書いている。
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【11月6日木曜日】
『産経』
『読売』