中国を公式訪問中の安倍晋三首相が習近平国家主席と会談し、新たな日中関係の構築に向けて①競争から強調へ②驚異でなくパートナーへ③自由で公正な貿易体制の発展という3つの原則を確認したと言うが、どれも「やめてぇ!」と叫びたくなる内容だ。
産経新聞の「主張」はこの日中首脳会談で安倍首相の外交姿勢を「覇権」阻む意思が見えぬ、謝ったメッセージを与えたと批判、いつまで騙されれば良いのか、中国の国民性を知ればまともに相手できる国ではないはずだ。
主張は言う。米国と中国が覇権を争う「新冷戦」局面を迎え、国際社会は大きな地殻変動を起こしている。これに日本がどう向き合うかが問われているのにこの3原則は国際社会に謝ったメッセージを与えている。友好ばかり画演出されたメッセージに強い懸念を感じるとは産経よ良くぞ言ってくれた。
日本は天安門事件で国際的に孤立した中国にいち早く手を差し伸べたが、その後裏切られた、その二の舞を再び演じるのか中国は、国際情勢次第で簡単に対日姿勢を平気で代える国だ。日中戦争しかり、北朝鮮問題しかり、東シナ海しかりだ。
平然と嘘を言って悪びれない人間や国は残念ながら最後には外交に勝利する。