賢太/山口がぼやく"そもそも"論(トップへ)

■2018年3月10日から賢太のぼやきを最開しました。

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Vol.18064桃の種で邪馬台国畿内説に追風は無理

2018年05月17日 | 古代

15日の産経新聞に奈良県桜井市の纏向遺跡で見つかった桃の種を放射性炭素年代測定したところ卑弥呼(248年ごろ没)の年代と重なり邪馬台国畿内説を補強する成果となりそうだ、との記事が出ていた。、

しかし、これは素人が考えても無理があることは自明の理でこの時代に大和朝廷が既にあったことを証明しているに過ぎない。

邪馬台国は畿内説と北九州説があり、長く論争されてきたが、最近は北九州説が有力視されている。

新聞には纏向遺跡には卑弥呼の墓説がある箸墓古墳(3世紀半ば)があり、邪馬台国の有力候補地と言われている。

まあ基本どちらにあろうがかまわないが、半島からの使者、物資は地政学的に北九州にあった方が自然で利便性に優れているだろうと言う考えが一般的だ。

 

 

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Vol.18011 桃太郎伝説と吉備の国

2018年03月24日 | 古代

ご存知桃太郎は日本の伝統的な御伽噺だが、吉備の国とは今の岡山(備前、備中、美作)と広島(備後)一帯を占める古代の大王国だ。

桃太郎は大和朝廷で吉備は鬼、要するに大和王国の吉備退治の話である。何故だろう?難しい話は読者の学習に委ねるとして、

常識的話として瀬戸内にこれだけ強大な国家が存在すると、瀬戸内海の通行を牛耳ってしまう。瀬戸内は大陸と大和を結ぶ高速道路だ平清盛はじめ瀬戸内を収めるものが天下を治める。

しかし地図を見て判るとおり島が非常に多い。どの時間にどこをどう通るかは専門知識を要する言うことを素直に聞かない吉備を大和が放っておく訳が無い。村上水軍もその名残だ。

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