15日の産経新聞に奈良県桜井市の纏向遺跡で見つかった桃の種を放射性炭素年代測定したところ、卑弥呼(248年ごろ没)の年代と重なり邪馬台国畿内説を補強する成果となりそうだ、との記事が出ていた。、
しかし、これは素人が考えても無理があることは自明の理で、この時代に大和朝廷が既にあったことを証明しているに過ぎない。
邪馬台国は畿内説と北九州説があり、長く論争されてきたが、最近は北九州説が有力視されている。
新聞には纏向遺跡には卑弥呼の墓説がある箸墓古墳(3世紀半ば)があり、邪馬台国の有力候補地と言われている。
まあ基本どちらにあろうがかまわないが、半島からの使者、物資は地政学的に北九州にあった方が自然で利便性に優れているだろうと言う考えが一般的だ。