10月20日(火曜日)の産経・読売新聞特選記事を紹介する(写真クリックで拡大、さらにクリックで拡大)
いずれも19日中国統計局が発表した今年7~9月の国内総生産(GDP)を扱っているが、その見出しが面白い。
特に産経は6.9%増のこの経済水準はまだ好景気そのものだが、経済実態を示す各種のデータはマイナス成長を差し示し、世界の専門家の大半が中国のGDPを信用しない米国に次ぐ世界第2位を裏付けるはずの数値が偽装同然と言うのだと実に手厳しい。
一方の読売は「作りすぎて鉄がだぶつき、今では白菜より安い」そうだ。こんな実態からも中国が発表する数字が如何にでたらめでいんちきかが分かろう地うものだ。
10月16日(金曜日)~18日(日曜日の産経新聞コラム「産経抄」を紹介する(写真クリックで拡大、さらにクリックで拡大)
、昨今の「産経抄」は時宜を得た正論が多く、実に勉強になる。朝日の「天声人語」は論外としても読売の「編集手帳」も何ら差し障りの無い文章に読後感は何も無い。新聞のコラムはこうあって欲しい
特に16日は東洋ゴムの3度目の不正、旭化成建材の大型マンションくい工事の不正で日本の物作りは本当に大丈夫なのかtp警鐘を鳴らしているが、いよいよ韓国中国の仲間入りか心配である。
また17日の国会の若者デモも20代よりも60代が2倍程多いらしい。18日の維新の内紛が良く分かる。我が長州としては気楽に維新を使って欲しくは無いのだが。
朝鮮半島が専門の筑波大学教授の古田博司氏の解く東アジア論が面白い。最近読んだWAC社の「醜いが、目をそらすな、隣国・韓国!」はじめ歴史通、月刊正論など連載が相次いでいる。
歴史通2015年9月増刊号では「朝鮮半島[廊下]立国説」を唱えている。ここまで気が付くのに40年もかかってしまった、という。
月刊正論では[近代以後」を2014年5月号から連載しており、現在bookoff等で探し回っているが、韓国は日本が折角近代に引き上げたにもかかわらず、再び近代を捨て古代に回帰していると言う。北朝鮮、中国はもともと古代だ。
この中でwILL8月号で櫻井よし子、中西輝政、西尾幹二.渡辺昇一氏の論壇4巨頭初の大座談会[安倍外交が世界を動かす」を紹介しているが、確かに世界が見えて面白い。16ページの長編だが、いつか掲載したい。
10月7日(水曜日)の産経新聞中国特選記事2題を紹介する(写真クリックで拡大、さらにクリックで拡大)
中西寛氏正論「力の誇示に頼る中国外交の限界」と湯浅博氏の世界読解「中国の腕力経済抑制」と言う中国共通の話題が取り上げられている。いずれにせよ中国の力まかせの外交、経済は完全に行き詰ったことを力説している。
正論は9月3日の抗日戦勝記念式典から下旬の米中首脳会談、国連サミットの外交シナリオはことごとく裏目に出て打ちのめされたという。
世界読解はTPPの大筋合意で中国・韓国の立場が窮地に陥り、世界で孤立する方向に向かうという。自業自得であり、当然の帰結である。