新型感染コロナ対策のstayhomeとやらで自宅でテレビを見ることが多くなり、ケーブルテレビの時代劇専門チャンネルの新撰組血風録を見たことがきっかけで改めて2004年のNHK大河ドラマ「新撰組」DVD13巻を借りて見た。
血風録は司馬遼太郎氏の短編ドラマ化でなかなかに面白かった。これまで幕末は薩長側でしか見たことが無く、なるほど幕府側から見ることが大変新鮮であった。
近藤勇などやくざの親分くらいしか理解していなかったが、大河ドラマを通してみると、美化しているとはいえ自分の考え方を持つ立派な百姓上がりの武士であった。
新撰組は子供の頃から何度も見てあらすじは知ったつもりでいたが、この年で知ることも多かった。
なかでも戸川幕府は260年の太平をむさぼり、全く機能していないことだ。安倍政権も長いだけで何事にも対応できない腐敗した政権だ。何事も長期政権とはこんなにも世間が見えなくなるもんかと新撰組の徳川幕府を見て痛感した。改めて水戸の天狗党からざっと幕末を勉強したくなった。