風の声

想いつくまま

早くも腰砕けの岸田総理

2021年10月11日 | 日記

早くも腰砕け。

総裁選では「1億円の壁」を見直すことを訴えていた岸田総理。だが、今日の代表質問の答弁で「やる気はない」ことを明らかにし、早くも腰砕けとなった。

「1億円の壁」は、岸田総理が掲げる「令和版所得倍増」の目玉政策だ。アベノミクスは公金で株価を吊り上げ、金持ちを大金持ちしただけで、格差を拡大し失敗した。

1億円の壁とは、所得1億円までは税率は段々と上がり、1億円以上からはどんどん下がっていく税率となっていること。その矛盾した税制度から「1億円の壁」と呼ばれていた。

その矛盾を改善するために、岸田総理は「富の分配」を改革する具体策として「1億円の壁を見直す」としていた。

今日の答弁を聞いていて、選挙前にしてこの腰砕けぶりでは、黒幕からちょっかいが入れば、すぐさま吐いた唾を飲んで、言ったことをくつがえす人物なのだと思えた。

「線の薄さが弱点」だとずっと心配されていたが、案の定、信念の弱さと実行力のなさがバレてしまった。

選挙ウケのいいことは並べても実行力はない。政治家として一番ダメなタイプになってしまいそうだ。

「有言実行」今の時代に国民が求めるリーダー像はそれなのだが・・・。

 

 

 


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日大の闇に捜査のメス

2021年10月11日 | 日記

理事の逮捕で揺れる日本大学。

これだけの事態になりながら今回も理事長の会見はない。ラグビーの危険タックル事件のときも会見から逃げていた。

そんな対応ぶりを見て、やがて大きな不正が暴かれるだろうと予感していたが、現実のものとなった。

変わらない隠ぺい体質がさらに蔓延し、田中理事長の側近の逮捕となったようだ。

もっとも、今回の背任事件は田中理事長自身も家宅捜査を既に受け、事件の当事者となっているので必死で逃げているのだろう。

だが、大学も公益性は高い。税金からの補助金は200億円を超え、他の医療などの公金も含めれば400億円を超える。

それだけに、公正で透明性のある経営は当然のことなのに、田中理事長の強圧的な支配の闇は深い。

報道によれば、この種の人物のやり口を真似て、田中理事長は入院してシャットアウトしているようだ。

捜査当局はどこまで不正にメスを入れられるのだろうか。

税金を食い物にする巨悪は許されない。

 

 


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