髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

ハンニバル・ライジング

2007-06-30 03:45:19 | 映画(DVD)

 

期待をして若きレクター博士の過去に迫るシリーズ最新作「ハンニバル・ライジング(Hannibal Rising)」を見ました。
このシリーズは実際に本で読んだほうが、イマジネーションが刺激されて映像で見るよりも良いのではというのが前から思っていたことですが、前作の「ハンニバル」で失望(映像でも表現には無理な作品?)しただけに、今回も・・と思っていましたが、まぁこんなものなのでしょうね。
映画での前作は「レッド・ドラゴン」ではと言う人もいるでしょうが、実はこの作品は「羊たちの沈黙」以前に製作された「刑事グラハム/凍りついた欲望」のリメイク版ですから、あえて「ハンニバル」は前作としました。
まぁこんなことはどうでもいいことですが、私はこのシリーズでは「刑事グラハム・・・」は、構成がしっかりとしていてスリラー・サスペンス物としては好きです。

さて「ハンニバル・ライジング」の評価は、出版本よりも映画の評価が低いようですが、とても重要な役柄を果たすコーン・リーが日本人役(SAYURIの流れ?)でレクターの叔母として出ているのが、ストーリーにちょっと無理な面があらわれたからかもしれません。
とはいっても「マイアミバイス」でコーン・リーファンとなった私は、鎧兜が出てこようと、剣道が出てこようと、良いのですが。

映画では吐き気をもよおすまでの「刺激」もないので、レクター博士が何故殺人の後に肉体の部位を食べることになったか、人を殺すことに非情になれるのかが分かります。
「魚も他の肉も頬が最も美味しい」というくだりが有りますが、成るほどそうでしょう。
今回の私の評価は5点満点で3.8ですが、見て損をしたとはならない映画です。
でも叔母役でのコーン・リーは、相変わらず綺麗でした。



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