髭のプーサン日記

日本ハムファイターズを中心にスポーツ全般の観戦日記です。
ときおり姓名判断でのお名前に関することを書いています。

最近の右へ倣えの風潮は

2014-02-08 00:05:25 | 趣味

文藝春秋が刊行した村上春樹氏の小説「ドライブ・マイ・カー」で北海道の
中頓別町の議員が、車中からのタバコのポイ捨ての描写を
「普通にやっていることなのだろう」と書いた部分を、街のイメージが悪く
なるとクレームを付け、結果は「町名を削除」することで決着?

しかし、果たして「目くじらを立てる」ほどのことだったのか?
これで中頓別に観光客が増えるとは思えないし、タバコのポイ捨てがない町
とのキャッチコピーで売れるはずもなく、単なる売名行為なら恥ずかしい限りだ。

タバコといえば富良野在住の脚本家倉本聰氏が「嫌煙の風潮に憤慨」との
記事が出ていたが、そもそも事の始まりは宮崎駿監督のアニメ映画「風立ちぬ」に
対しNPO法人「日本禁煙学会」が「タバコ規制枠組み条約」の条約違反だと抗議を
行い騒動になった件。
喫煙のシーンが問題としたらしいが、「日本禁煙学会」なる集団の言わんとしている
ことは文化、文学強いては表現の自由に異を唱えるようなもの。
倉本氏はハンフリー・ボガードの映画に例えたが、喫煙シーンがカットともなれば
海外映画の名作(迷作もあるが)や戦前、戦後の日本の作品は上映禁止ともなりかね
ない。

禁煙問題が騒がれることで、無煙タバコが出現し、アメリカでは未成年の無煙タバコ
による中毒が問題視をされているが、タバコは害悪と騒ぐなら地球上からタバコは
すべて消し去る法律を作るべきでしょうね。

それが可能かどうかはわかりませんが。


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