〈昨日の結果〉
2018/08/17(金)第15回戦(メットライフ)8勝7敗0分|観客数:27,049人埼玉西武 3-5 北海道日本ハム
【勝利投手】西村 (2勝2敗1S)【セーブ】浦野(2勝1敗6S)
【敗戦投手】菊池 (9勝3敗0S)
【本】(日) 渡邉 4号ソロ(2回・菊池)、中田 21号ソロ(9回・マーティン)
(西) 山川 35号ソロ(2回・堀)、中村 20号ソロ(5回・堀)
ホント野球というものは判らないものです。
ここまで9勝と二桁勝利に手が届こうとする菊池投手は、2回表にまさかの渡邉諒の
4号本塁打と、中島のボテボテのゴロを自らの悪送球で2死2塁のピンチを招くと、
西川遥輝にはレフトフェンス直撃のタイムリーを打たれて、あっという間に2失点を
してしまいます
渡邉諒の先制パンチで焦ってしまったのが、まさかの追加点になったのでしょうか?
2点を先取した日ハムですが、その裏に堀投手は4番山川の豪快な一発を浴びてしま
います
フォームを崩しながらでも思いっきり振り抜く山川選手は、この本塁打で35号のダン
トツのホームラン数ですから、怪我でもしない限りは手に負えないですね
このあとも5回裏にはおかわり君に、レフトスタンドにライナーで飛び込む本塁打で
2-2の同点とされてしまい、続く6回裏にはヒット1本で盗塁、犠飛そして犠打で
の失点は勿体ない点の失い方でした。
しかし、先発の堀瑞樹投手は5回 2/3を投げて、被安打3(HR2)と3失点はしまし
たが、西武の山賊打線を相手にして、立派な投げっぷりで試合を作りました
◆立派に試合を作った先発の堀瑞樹投手は後半戦のキーマンになるでしょう◆
6回に逆転を許した日ハムですが、7回表には勝利が見えた菊地投手を攻め立てます。
首位攻防の第一ラウンドのこの試合を、決して落とせない日ハムの意地が確実に表に
でていました
先頭打者の中島卓がヒットで出ると2盗に成功し、このところバントで送ることの少な
い栗山監督でしたが、西川にはバントを命じて遥輝もそれに応えます。
1死3塁で2番松本は浅いライトフライで同点にはならなかったものの、3番近藤は
ど真ん中のスライダーをセンターへ同点タイムリーヒット!
このところ元気がなかったコンスケも、この日2安打と元気が戻って来たようです
続く4番中田翔は2死1塁で技ありのライト前。
そして全く当たりのなかったレアードが、三遊間をゴロで抜く勝ち越しタイムリーを放ち
ようやく逆転に成功し4-3とします。
レアードの性格はつかみ切れないですね。
◆レアードのタイムリーで勝ち越しのホームインをするコンスケ◆
チャンスで簡単に三振をするかと思えば、大事な場面では思わぬ本塁打を打ったり、
タイムリーを放つのですから きっと頭の中は「スシ=ホームラン」しかないので
しょう
◆良く分らない性格のスシボーイ レアード...でも頼りになる助っ人です◆
9回 中田翔が来日したてで防御率は.000のマーティン投手から、打った途端にスタンドイン
とわかる21号を放ちます。
レッドソックスから移籍をしてきた抑えの投手ですが、この一発は今後の対戦でもキツーイ
一発となるのではないでしょうか。
2戦連発の21号は、チームにとっても中田にとっても自信がつく本塁打だったとおもいます。
◆9回ダメ押しの21号ソロを放った中田翔◆
西武との16回戦は上沢VS十亀の予告先発ですが、7月3日の同じ先発同士の対戦では、早い
回に上沢が打ち込まれて2-5で敗れています。
この時は大田が2番に入っていましたが、今度は淺間を入れて左打線で十亀投手を早い回に
つかまえてくれたなら、勝機は十分にあるでしょう。
キーとなるのはやはり近藤健介と中田翔、そして淺間大基ではないかと思いますが....。