【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月20日 経営コンサルタントへの道 1 経営コンサルタントになる前に考えよう 大企業それとも中小企業
平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。
この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。
日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。
紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。
【 注 】
日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。
■【小説風 傘寿の日記】
私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
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8月20日(火)
先月、日本経営士協会主催で、クライアント開拓法の講師を務めました。
そのうちの一人から、「顧問契約ではないですが、契約を取ることができました」と一報が入りました。
「先生に言われましたように、このお客様と顧問契約できるように頑張ります」と威勢の良い声が返ってきました。
「いきなり顧問契約とリキむと力が入りすぎてうまく行かないのでは・・・」とアドバイスをしました。
「そうでした、研修の時に、そのことを先生から言われました。思い出しましたので、心します」と嬉しい答が返ってきました。
彼の成功を心より祈っています。
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私の会社を引き継いでくれた竹根ですが、コンサルタントを目指している人を組織して、勉強会を開催しています。
時々、そこに講師として招聘されます。本日は、次のようなお話をしました。
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◆ 【経営コンサルタントへの道】 1 経営コンサルタントになる前に考えよう
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私は1970年代から半世紀にわたり、「経営コンサルタントとはお節介焼き」「当たり前のことが当たり前にできる企業創り」「現場を重視」「管理とは温かいもの」などをモットーとして経営コンサルタントという職業に就いてきました。
経営コンサルタントになってから、いろいろな人から「なぜ経営コンサルタントになったの?」「経営コンサルタントになるにはどうするの」あるいはすでに経営コンサルタントになっている人からは「経営コンサルタントとして成功するこつは」などと聞かれてきました。
経営コンサルタントを目指す人の大半が、世の中に漂う“常識”的な方向定めと方法で準備を開始しています。しかし、経営コンサルタントへの道は厳しいですが、成功法による近道もあります。
経営コンサルタントを目指す人が一度は辿るこの道に、正しい回答になるかどうか、お役に立つかどうかはわかりませんが、独断と偏見をお許しいただき、以下のようにまとめてみました。ご参考にされ、皆様の自己責任でもって判断し、行動して下さい。
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■1 経営コンサルタントになる前に考えよう
経営コンサルタントになる方法は、経営コンサルタントとして何をやりたいかによって選択が異なると思います。
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中小の経営コンサルタント会社では、大企業に入り込むのはかなり難しいのが現状です。大企業を相手に仕事をしたければ、大手のコンサルティング・ファームに若いうちから入社するのがよいでしょう。ただし、コンサルティングという仕事は、ビジネス実務経験が必要で、とりわけ組織的な活動の効率的な進め方は経営コンサルタントになってからも大いに役に立つでしょう。
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私もはじめは日本の代表的な経営コンサルタント会社に入社しました。でも、そこでできることは、大きな歯車のひとつとなって、大きな歯車を部分的に修復したり、置き換えること程度しかできませんでした。
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日本にある企業の99%は中堅・中小企業です。私はそこで困っている経営者の手助けに生きがいを見出しました。ちょっとしたアイディアや改善提案でも業績が急激に改善されることが多々あるからです。私もご多分に漏れず、「先生のおかげで業績が回復してきました。」と言われると無上の喜びを感じました。経営コンサルタントこそわが天分と思いつつ、今日に至っています。
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中堅・中小企業におけるコンサルティングのポイントは、企業は人によって運営されていることを忘れてはいけないことです。大企業は組織で運営されているので「管理」の視点に重点をおいて経営支援をします。
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それに対して、中堅・中小企業は理屈だけでは変化が起こらず、企業の運営は「人」が行っているということを忘れてはなりません。ひとり一人の社員が動けるように心が通いかつ具体的なアドバイスをしていくことを心がけています。それには自分がサラリーマンであった頃の経験が活きてくるのです。
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経営コンサルタントとしてのドメインの決め方
【参考】 自分は起業すべきかどうか、再考しよう
経営コンサルタントへの道(日本経営士協会サイト<当ブログ執筆>)
■【今日は何の日】
当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。
https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
■【今日は何の日】 8月21日 ■ 噴水の日 ■ 金水引の花 水引の花は可憐ですが・・・
■【経営コンサルタントの独り言】
その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。
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◆ 蚊の研究でノーベル賞を取った男 820
蚊の最も古い化石は、1億7,000万年前の中生代ジュラ紀の地層から発見されました。
恐竜映画「ジュラシック・パーク」の冒頭部分で、そのことが紹介されています。
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蚊は、ハエと同じ「ハエ目」に属していますので、羽は2枚です。
正確には、「羽」ではなく「翅(はね)」という漢字を使います。
体長は大半が15mm以下ですので、飛行能力は低いそうです。
ですからエアコンや扇風機といったわずかな風によって飛行障害を起こしてしまうのです。
「扇風機をかけていると蚊に刺されない」という都市伝説は、まんざらウソではないようです。
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世の中には、蚊に刺されやすい人とそうでない人がいるといわれています。
これも都市伝説かと思いましたが、そうではないのだそうです。
蚊は、炭酸ガス(二酸化炭素)のあるところに集まるというのは、科学的に証明されています。
二酸化炭素を多く出す人のところに、蚊が集まるので、蚊に刺されやすいかどうかは体質なので、蚊取り線香や虫除け薬を使う以外、方法はないのかと思っていました。
それは誤りではないのですが、それだけではないのです。
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人間の足には、およそ500種の常在菌がいます。
蚊に刺されやすい人は、ある種の常在菌が、他の人よりも多いことがわかりました。
蚊は、その常在菌が発する臭気を感知して寄ってくるのです。
蚊に刺されやすい人が、丁寧に足を洗い続け、こまめに靴下を替え、靴を洗浄すると蚊に刺されなくなるそうです。
「足湯に浸かると、蚊に刺されない」という都市伝説が誕生しそうですね。
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イギリス人ロナルド・ロスは、インドで蚊に興味を示し、研究を続けた結果、1902年にノーベル生理学・医学賞を受賞しました。
■【老いぼれコンサルタントのブログ】
ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。
明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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