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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月8日 真の原因を探り出す「コミュニケーション力」 3201-4807

2024-08-09 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 8月8日 真の原因を探り出す「コミュニケーション力」 3201-4807 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載いたしていますが、お陰様で大変好評です。。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信掻くべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】
 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。
8月8日(木)
 8日夕方、日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。
 気象庁は、初となる「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
 津波も観測され、いよいよ、南海トラフ地震の現実味がましてきた思いです。
 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。
 竹根の部下が紹介してくれた企業は、遠方にあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。
◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 真の原因を探り出す「コミュニケーション力」 3201-4807

 家族4人で経営する釣具店での出来事だった。かつて息子がルアーや工具でオリジナルブランドを開発し、売り上げ拡大を果たしたものの、その後は新しい商品開発がままならず、息子は連日、深夜までパソコンの前でキーボードをカタカタ。その様子をうかがう父親は「夜遅くまでパソコンをのぞき込んで何をやっているんだ」と思いつつも、声をかけることはなかった。親子間の意思疎通がないまま、時間だけが過ぎていき、オリジナルブランドの開発・販売というビジネスモデルは崩壊しつつあった…。

 そこに登場したのが商工会議所の経営指導員として長年の経験を有するK氏。K氏は、父親と息子、別々にヒアリングを行った。その結果、過去に経営手法を巡って親子間に溝が生じ、それ以来、意思疎通が図れていないことがわかった。その一方で、両者とも心の中ではお互いを理解していることも把握できた。同店の本質的な経営課題が親子間のコミュニケーション不足だと認識したK氏は、意思疎通の機会として食事会の提案を行った。

 また、息子の深夜の行動はネット注文について入金確認や発送開始メールなどを行っていたもので、そうした対応に忙殺されたために新商品の開発に手が回らなくなっていたのが実情だった。そこで商品の開発強化に専念できる時間を確保できるよう、デジタル対応力のあるアルバイトを採用し、ネット注文の対応を任せた。こうした課題解決策により同店の年商は1.8倍になったという。

 K氏の提案は、周囲がアッと驚くような離れ業ではなく、食事会とアルバイトの採用という、ごく普通のものだった。そうしたありふれた、かつ効果的な解決策を導き出したのはK氏の「コミュニケーション力」だった。コミュニケーション力とは「事業者のことを理解し、どんな情報が必要なのか、本質的な課題を引き出すために経営者とどう関わればいいのかを見極めるスキル」とK氏は言う。表面的な問題だけ見て補助金など一時しのぎの支援を提案するのではなく、コミュケーション力により問題の真の原因を探り出し、その課題を解決していくことが重要だというのだ。

 こうした手法は課題設定型の伴走支援と呼ばれ、中小企業庁が幅広い実施を呼び掛けている。K氏も2021年に埼玉県商工会議所連合会の初代広域指導員に就任し、商工会議所・商工会の経営指導員のスキル向上に取り組んでいる。K氏や先進事例となる商工会議所・商工会の取り組みは関東経産局と中小機構運営サイト「J-Net21」とが連携して同サイトで順次紹介している。

【 コメント 】

 経営者・管理職の多くは、コンサルタント・士業の利用ということに意外と関心が薄いようです。と、いうよりも、コンサルタント・士業が、どのような問題・課題に、どの様に支援してくれるのかをご存知ないことから、積極的に、コンサルタント・士業活用に取り組んでいないのが現状ではないでしょうか。

 ここでご紹介した企業では、業績が伸びない原因がコミュニケーション不足という、単純な問題でした。しかし、それに気がつかないでいるのです。複雑な問題であっても、その渦中にいますと、寺社の問題点に気がつかないことが多いのですし。

 第三者の眼というのは、「岡目八目」と言われるように、意外と核心を突いていることが多いのです。

 この事例をもとに、経営者・管理職だけではなく、コンサルタント・士業の先生方も自分達のあり方を考えてみては如何でしょうか。

  出典: e-中小企業ネットマガジン

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■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

■ 末広がりは、縁起が良い 808
 近年、人気のあるテレビ番組の一つが、クイズ番組です。
 昔のクイズ番組と違い、問題が非常に難しいだけではなく、範囲が広いですね。
 それにもかかわらず、回答者は、ズバズバと応えて行きます。
 しかし、あまりにもすごいので、妬み半分、彼らには、事前に何らかのヒントが与えられているのではないのかと疑りたくなりさえします。

 では、私から問題を一つ出します。
   整数で、
   制の約数の合計が
   15になる整数は
   なんでしょうか?
 正解は「8」です。


 この「8」という数字は、日本では「末広がり」として縁起の良い数字とされています。
 そのために自動車のナンバープレートでも人気があり、希望番号制の一つです。
   ・・・8 ・・88 ・888 888
 とりわけ8のぞろ目の番号は人気が高いそうです。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

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