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■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】6 専門分野で判断する

2020-07-31 07:15:23 | 【経営】 コンサルタントの選び方

■【信頼できる経営コンサルタントの選び方 10のポイント】6 専門分野で判断する

 経営コンサルタントに依頼してみたいけど、「いくらくらいかかるのか?」「本当に効果があるのだろうか?」など、ご心配な経営者・管理職の皆様は多いかと思います。

 何万人という中から、自社に最適な経営コンサルタントを見つけ出すことは至難の業です。経営コンサルタントを選定せざるを得ないときにどのようなポイントに重点をおいたらよいのでしょうか?独断と偏見でまとめてみました。

 経営者・管理職向けですが、裏を返しますと、経営コンサルタントや士業の先生にも参考となると信じます。

本

■6 専門分野で判断する

 

 オールランドなコンサルタントもいれば、専門分野を明確にしているコンサルタントもいます。どちらの経営コンサルタントを選ぶべきでしょうか?


 コンサルタントと自称している人の多くが、コンサルティング現場数を踏む機会の少ない、頭でっかちの研修講師であることに注意をしましょう。

 社員研修を専門にしているコンサルタントがいます。社員研修は、不可欠ですが、社員研修だけでは企業は良くなりません。

 自社が変革をしたい顕在的な課題解決が明確な場合には、それを専門とし、実績のある経営コンサルタントに依頼するのが得策です。

 「私は、経営に関するすべてのことに通じており、貴社が抱える問題には、何に対しても精一杯対応することができます」というようなことを言う経営コンサルタントには要注意です。

 旧タイプの経営コンサルタントは、自分が万能であることが必須と信じています。

 ところが、経営環境が複雑化してきている今日、一人の経営コンサルタントのコンサルティングが、企業経営のすべてに通じていることはありえず、神業としか言いようがありません。

 そのようなコンサルタントがいたら、「自分は何もできません」と自分の無能を説いていると考えた方がよいでしょう。

 異なった専門分野を持つ複数のコンサルタントが対応することにより、最善のコンサルティング・サービスを受けることができます。そのときにポイントとなるのが、チーフコンサルタントのコーディネート力とリーダーシップです。

 

■ バックナンバー

 このシリーズのバックナンバー(←クリック)をご覧いただけます。

 また、ウェブサイトでもご覧いただけます。

 

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■【心 de 経営】 経営四字熟語011 ■ 瓜田李下 (かでんりか) ネオンのホテル街を相合い傘で 

2020-07-30 10:36:30 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

■【心 de 経営】 経営四字熟語011 ■ 瓜田李下 (かでんりか) ネオンのホテル街を相合い傘で 

本

■ 示唆の多い経営四字熟語

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

■ 瓜田李下 (かでんりか) ネオンのホテル街を相合い傘で 

 

 「瓜田(かでん)」の「瓜」は、畑になる瓜(うり)のことで、瓜畑で靴をはき直したり、靴紐を締め直したりしますと、あたかも瓜盗みをしているように見えるから止めた方が良いですよという戒めです。このことから「瓜田之靴(かでんのくつ)」という四字熟語もあります。

 「李下(りか)」の「李」は、スモモのことです。すなわち、スモモの木の下で冠を直すことは、スモモを盗んでいるようにも見えてしまいかねませんので止めた方が良いと教えてくれています。このことから「李下之冠(りかのかんむり)」という四字熟語があります。

 これらのことから「瓜田李下(かでんりか)」は、「人に疑われるような、紛らわしい行為はしないほうがよい」という戒めです。「瓜田に履(くつ)を納(い)れず、李下に冠を正さず」とも言います。

 経営者・管理職も経営士・コンサルタントも、部下やクライアント・顧問先から信頼されないと業務をスムーズに行うことが難しい立場です。

 小学校時代の担任が入院をしましたので、親しくしていたクラスメート数人で最寄り駅に集合することになりました。ところが、ドタキャンで私と女性一人の二人だけで見舞いに行く羽目になりました。

 彼女が以前にその病院に行ったことがあるといいますので、彼女の案内で歩き始めました。人通りが少ない道となったところで雨が降り出してきました。ところが私は傘を持っていませんで、少々降りが強いこともあり、彼女が見かねて傘に入るように勧めてくれました。

 昨今であればコンビニもあり、少し戻って買いに行けますが、傘を売っていそうな場所でもなく、躊躇をし、私は雨宿りをするから先に行くように促しました。女性は強いいますか、度胸が据わっているというのでしょうか、強引に私の手を引いて傘の下に引っ張り込みました。

 ところが彼女が道を間違えて、歓楽街に隣接するホテルのある地域に迷い込んでしまっていたのです。彼女は顔色一つ変えず、「確かこちらだと思ったのだけれど」とひとりごとを言いながら歩くのです。第三者が見ればどう見てもホテルを物色しているようにしか見えなかったのではないでしょうか。

 ドキドキするほど、純情であった頃の話です。

 

■ バックナンバー

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 

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■【経営士ブログ】2-7 日本経営士協会 コンサルティング経験者の入会・資格取得法

2020-07-29 07:19:39 | 【専門業】 日本経営士協会をもっと知る

【経営士ブログ】2-7 日本経営士協会 コンサルティング経験者の入会・資格取得法

 


 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 プロのコンサルタント集団であるとともに、プロのコンサルタントを育成する団体でもあります。
 経営やコンサルティングに関する情報はもちろんのこと、その他のジャンルについてもお届けします。
 経営やコンサルティングの参考にされたり、話材の一つとしてお使いくださったりしてくださると幸いです。

 

 

コンサルティング経験者の入会・資格取得法

 

 すでにコンサルタントとして永年お仕事をされている方や経営に関する国家資格をお持ちの先生方が、経営士・士補資格を取るために受験勉強に多大な時間やエネルギーを投じることは社会的損失と考えます。

 日本経営士協会は、経験・実力・実績を重視した審査方法を採用しています。

 この方法は「特別推薦制度」と申し、審査や入会手順の方法が他の入会・昇格審査と異なります。

 原則として、当協会会員による推薦が必要ですが、必ずしも推薦者がいなくてもこの方法が適用されることもありますので、お問い合わせ下さい。

【 注 】
 特別推薦制度は、入会や資格取得をお約束するものではありません。


■ プロコンサルタントとして永年コンサルティング経験のある人


 特別にコンサルタント関連の資格を持たないがために、摂れるはずの仕事を摂れず、悔しい思いをされたご経験があるのではないでしょうか。

ずに永年コンサルタントとしてお仕事をしている方は、その経験・実力・実績により、経営士または経営士補の資格取得をすることができます。

概ね20年以上の企業経営に携わってこられた方は、経営士・士補への特別推薦制度を利用することができます。

 原則として、経営士補への特別推薦となりますが、経験の度合い等により経営士への道が拓かれていますので、判断にお困りの場合にはご相談下さい。

  >> 入会前相談窓口
  >> 特別推薦制度利用の入会・資格取得


■ 経営関連の国家資格をお持ちの先生


 例えば税理士の資格をお持ちで、顧問料を上げたいけどなかなか上げられない、クライアントさんは、経営に関する他の問題でも相談に来るのだけど、コンサルティング経験も少ないので対応できない、等々問題を抱えている先生は多いのではないでしょうか。

 下記のような国家資格またはそれに準ずるような資格をお持ちの方は、是非ご検討ください。

  経営コンサルタント、中小企業診断士、
  経営士、公認会計士、税理士、弁理士、
  弁護士、司法書士、行政書士、社会保険労務士、
  技術士、IT関連、ISO関連、リスクマネジメント関連、
  プロジェクトマネジメント関連

 これらの先生の中には、経営士の資格を必要としている場合と、日本経営士協会に入会して、専門分野の異なる経営士とコラボレーションを組んで仕事をしたり、人脈を拡充したりというように、経営士資格を必要としていない場合とがあると思います。

 前者のように経営士の資格を有している先生は、別項にあります特別推薦制度を利用して資格取得が可能です。その場合には、コンサルティング経験状況により、経営士か経営士補かの資格取得が可能と考えます。

 一方、後者の経営士資格取得よりは、日本経営士協会会員となるメリットを享受したいという先生には、一般会員として入会する方法をお薦めします。

  >> 入会前相談窓口


■ 経営企画室・経営戦略室・企業内コンサルタント等経験者


 企業内で経営戦略的な部署での経験が長い人は、経営士・士補への特別推薦制度を利用することができます。

 原則として、大企業の企業企画室等での経験が10年以上ですと経営士補への特別推薦が目安です。

 25年以上の経験がありますと、経営士への特別推薦となることもありますが、希なケースです。

 経験の度合い等により異なりますので、判断にお困りの場合にはご相談下さい。

  >> 入会前相談窓口
  >> 特別推薦制度利用の入会・資格取得

 

  

 経営コンサルタントの資格制度  .

 入会時の会員種の決め方  .

 入会・資格取得するには

 入会に必要な書類

 経営者・管理職等が入会・資格取得するには

 コンサルティング経験者の特例

 入会・資格取得の諸費用

 審査結果発表と承認後の手続

 入会手続き後の準備

 経営コンサルタントへの道

 



 経営者・管理職の皆様 コンサルタントの先生方
イメージ 16 日本最古の経営コンサルタント団体・日本経営士協会とは
 
イメージ 17 資格取得についてや入会の手続等
 
イメージ 18 コンサルタントへの依頼、講師捜しに関する情報
 
イメージ 19 コンサルタントとして成功するための各種情報
 
イメージ 20 経営や管理などに関する各種有益情報
 
イメージ 21 経営コンサルタントによるセミナー
 
イメージ 22 お問い合わせや入会・資格取得のお申し込み
 
イメージ 23 会員専用のID/パスワードが必要です
 
 
 

 

 

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■【経営知識】 管理会計03-01-5 03 管理会計活用の末広がり8項5 「5項 臨機応変思考」

2020-07-28 07:28:57 | 【経営】 管理会計を活用する

■【経営知識】 管理会計03-01-5 03 管理会計活用の末広がり8項5 「5項 臨機応変思考」

 管理会計を学んだことのある人は多いと思います。

 ところが、理屈ばかりで、今ひとつ面白みがない「学問」であると感じた人も多いでしょう。

 ビジネスパーソンは、管理会計を学問と捉えるよりも「経営実務のための経営思想」と捉えてみてはいかがでしょうか?

 ますます、わからなくなった!?

 と、お感じの方は、ぜひ、当ブログを参考にしてみて下さい。

■ 03 管理会計活用の末広がり8項

 

 前章で、管理会計を正しく理解するために経営と管理会計との関係を中心にお話してきました。

 ここでは、どのような視点で管理会計の導入に取り組んだらよいのか、その基本姿勢を8項目としてご紹介します。

■03-01 管理会計活用の末広がり8項

 管理会計を活用し切れていない企業が結構あります。

 その主たる原因は、管理会計の特質に沿った利用のポイントを押さえ切れていないことにあります。

 なぜ、その様な重要なことが理解されないかというのは、その「ポイント」が、誰でも知っている”やさしすぎる”知識だからです。

 誰でも知っているので、軽視してしまっているからです。

 そのポイントを、管理会計活用の視点から8項に絞ってご紹介します。

【 注 】 予告なく変更となることもあります

 

◆03-01-5 「5項 臨機応変思考」

 前項で、管理会計活用8項のひとつとして「目的意識」についてお話しましたが、目的意識を持たないと、成り行き任せになってしまいかねません。

 一方で、目的意識として持つべき、目的や、その実施のための計画は、PDCAの基本となりますので、その内容をしっかりと理解し、関係者間で共通認識されていなければなりません。

 管理会計を利用するときに、「こうあるべきだ」という「べき」に固執してしまうと、管理会計が堅苦しいものになってしまいます。

 理想の姿や計画と、現実や結果との差異を論理的に分析・検証し、具体的な対応策を練り、臨機応変に対応できるしくみと、それができる体質、さらに臨機応変な思考ができなければなりません。

 仕組みを通して、双方向コミュニケーションを実施し、臨機応変性を体得させてゆくのです。

 ただし、安易に目的や計画を変更しては、何のための戦略・戦術であるのか解らなくなってしまいます。

 目的や計画など、基本概念を変更する必要性を感じたときには、「重考高盛」、繰り返します。

 同じ課題を繰り返し思考し、全体最適に叶う、適した考えで決定します。

 そして「高盛」、すなわち高く盛り上げ、一層効果の上がる方向に進めることを確認したうえで、目的や計画の変更を決定します。

 安易な判断や、自分に都合の良い解釈で行いますと、結果としてマイナスの方向に動いてしまうことが多いので、注意が必要です。

 

【 注 】
 一般的な「管理」とは異なる、「正調派管理」について、詳しくは「あたたかい管理のための管理会計の教科書(秀和システム・今井信行著)」をご参照ください。

出典: あたたかい管理のための管理会計の教科書(秀和システム 今井信行著) 

【 書籍紹介 】

 

 “真”の管理会計とは何かを初心に戻って見直してみましょう

 

 管理会計は、私たちに「気付きの機会」を与えてくれる魔法の力を持っています。たとえば、需要予測をして、売上計画を立案したり、営業部門の課題抽出に使ったりなど、管理会計は現場の実務にとても役立ちます。

 一方で、「管理会計は理屈っぽい」「実務とかけ離れている」などと敬遠されがちです。その背景には、管理会計関連書の多くがアカデミックな著者による執筆だからです。経営というのは、泥臭い部分が多いので、現場で苦労している経営者・管理職や担当者の求めているものとは異なるところが多いのです。

 筆者は、40余年もの長きにわたって経営コンサルタントとして現場に密着してきました。従来の管理会計がバランススコアカードとか損益分岐点分析とかという経営手法の横割り的な目次構成でしたが、本書は、そのメリットを活かし、かつ利用者が求めている縦割り的な利用法をマトリックスに組み合わせたコンセプトで書かれています。

 また、経営コンサルタント団体として最も歴史と伝統のある「日本経営士協会」による、日本を代表する会計学の権威者が培ってきたノウハウを継承して、昨今の経営現場に即する形に管理会計を焼き直しました。その結果、従来の管理会計とは「別物」といえるほど、現場に則した管理会計書になりました。

 本書は、「営業・マーケティング編」として記述されていますが、営業職だけではなく、ICTや経営企画などの現場でも役立つ管理会計のノウハウと、自分の仕事に生かす方法を解説した「きょうか書(教科書+強化書)」です。管理会計で「なにができるのか」「どのように取り組むべきなのか」を興味のある項目から調べましょう!

 

目次

 第1章 管理会計を正しく理解する

 第2章 需要予測で売上計画を立案

 第3章 社内データを活用した顧客戦略に管理会計を活かす

 第4章 商品戦略、地域戦略に管理会計を活かす

 第5章 市場戦略に管理会計を活かす

 第6章 温かい管理に管理会計を活かす

 第7章 温かいプロセス管理ができる営業設備

 第8章 管理会計で営業力を向上させる

 定価:1,800円(+税) A5判/ページ数 359ページ

■ 著者プロフィール

 アメリカで経営学、マーケティングを学び、日本の商社で事務機器、印刷機器の輸出入業務や新製品開発と市場導入などを担当。ニューヨーク駐在所長、アメリカ法人役員などを歴任後、経営コンサルタントとして独立。パソコン揺籃期から中堅・中小企業のパソコン活用の啓蒙、ICT活用による経営戦略の指導など、国内のみならずグローバルなコンサルティング活動を展開。現在、日本のコンサルタントの地位向上、若手育成に力を注ぎ、日本経営士協会会長他、各種の要職に携わってきました。

 ソフトバンク「営業管理職のためのパソコンノウハウ」、秀和システム「ロジカル・シンキングがよ~くわかる本」「クリティカル・シンキングがよ~くわかる本(秀和システム 今井信行著)」、アメリカ・マグローヒル社「アメリカにとって今が対日進出のチャンス」など、著書や論文・寄稿・講演など多数。

 
 ←クリック

 

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 経営に関する相談・診断・指導・調査・企画・教育訓練および管理について、経営者をコンサルティングし支援する人やそれを目指す人を育成しています。

 日本経営士協会は、「プロ集団+コンサルタント育成」の集団で、1951年に産声をあげ、1953年に第一号「経営士・経営士補」を誕生させ、その活動を通して社会貢献をし続けています。(http://www.jmca.or.jp)

■ 本書のご購入

 本書は、紀伊國屋書店をはじめ、その他の書店等でご購入いただけます。

  ご購入

【 注 】

 1送付先5冊以上のまとめ買いされる場合には、特別なメリットで、前払いの上ご購入いただけます。誠に勝手ながら送付先が分散して、5冊未満の送付先がある場合には、お手数でもその分につきましては書店にてご購入されるか、上記料金適用で、送料を別途追加してお申し込み下さい。(特別なメリットまとめ買い締切:2018/12/20)

 なお、お申し込みは、メールにてコンタクトをお願いします。

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◆【経営コンサルタントのお勧めブログ】 【おすすめ情報】 経営コンサルタントとは 二兎を追うブログ

2020-07-26 14:48:09 | 【話材】 話したくなる情報源

◆【経営コンサルタントのお勧めブログ】 【おすすめ情報】 経営コンサルタントとは

 

 

 

二兎を追うブログ 

経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

いろいろなカテゴリーに及んでいますので、その中でも、とりわけお薦めのブログをご紹介します。

 

■ 【おすすめ情報】 経営コンサルタントとは


 ちょっとした情報が、私達の智慧となることは多々あります。その情報が知恵の源泉であることに気づかないで機会損失を起こしていることは、それ以上に多いのかもしれません。

 経営コンサルタントという言葉が日本で誕生した日はわかっていませんが、戦後の早期復興を目指して、当時の日本政府はアメリカに公認会計士の制度導入のためのミッションを送りました。

 その時の団長が黒沢清先生でした。先生は、日本に公認会計士制度を確立するだけでは、荒廃した日本が早期に立ち上がるには不充分であることを感じていました。

 アメリカで見たのは、経営の現場で活躍する「経営コンサルタント」という人達です。彼らが企業を活性化するのに重要な役割を演じていることをつぶさに見て、日本企業の復興を促進する方法を見いだしたのです。

 帰国後、黒沢先生の先輩格に当たる太田哲三先生とともに経営コンサルタント業誕生にも努力をなされ、黒沢先生が日本公認会計士協会の設立に、太田先生が日本経営士協会の発足に尽力をされました。

 これが日本における経営コンサルタント業の契機となり、昭和26年9月10日に日本経営士協会設立準備が開始され、2年後に正式発足し、日本で最初の経営コンサルタントの資格である「経営士」が誕生しました。

 昭和38年になると中小企業診断士制度ができ、日本経営士協会会員の先輩らがその育成に尽力されました。

 私たちは「経営コンサルタント」と何気なく言いますが、経営コンサルタントとは何かということをじっくりと考えたことがおありでしょうか。


 その答えは、「経営コンサルタントとは」というウェブサイトをご覧下さい。

   http://www.glomaconj.com/consultant/3consultantgyo/watanabe_con.htm

 

 

(ドアノブ)

 

◆ ツイッターでのつぶやき 

konsarutanto

 

 

 

 

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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 027 ■ 石川県を『世界一モノづくり地域』にと意気込むベンチャー 8214-A725-027

2020-07-25 07:21:52 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】 027 ■ 石川県を『世界一モノづくり地域』にと意気込むベンチャー 8214-A725-027

 経営コンサルタントを40年余やってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 石川県を『世界一モノづくり地域』にと意気込むベンチャー 8214-A725-027

 

 「石川県には優れた工芸やデザインがある。

 しかし職人気質が強かったりして、交流や情報発信の足りなさは明らか」-こんな問題意識から立ち上がったのがデザイン・ゲーム開発やファブラボの運営、教育事業に取り組むC8LINK(クリパリンク、金沢市、竹田太志社長)だ。

 一連の事業を通してモノづくり支援と人材育成に貢献するという同社は「石川こそ世界一のモノづくり地域になれると信じている。

 その実現に向け活動を続けていく」(竹田社長)と熱い思いを抱いて突き進む。


 同社は地元・石川のデザイン会社やゲーム制作会社でグラフィック、プランニング、データマイニングなどに関わった竹田社長が2014年に独立・起業した。

 当時、ファブラボが日本でも広まりだしており、「石川にこそ、ファブラボのような施設が必要」と、北陸では先駆的な施設の開設・運営を目指す。ユニークな社名のC8(クリパ)は「クリエイト」の「エイト」を「8」に置き換え、クリ8=C8=クリパと、言葉遊びたっぷりのネーミングを採用した。


 同社では、竹田社長が腕に覚えのあるデザイン・ゲーム開発とファブラボ運営、それにファブラボから派生するSTEAM教育(サイエンス、テクノロジーなどの頭文字を並べた、科学・技術・工学・芸術・数学の統合教育)事業を実践中。

 竹田社長は教育機関の非常勤講師を務めたり、セミナー、イベントでモノづくりや起業、新規事業化について講演したり、各種のベンチャー・ビジネスプランコンテストに参加したりと、軽いフットワークで石川県内外を駆け回っているところだ。


 「ブロックチェーン技術に基づく仕事のマッチングシステムを開発し、マッチングサービスを立ち上げる」。

 最新の技術動向にも目配りをする竹田社長が今、力を入れるのがブロックチェーン×マッチングという意外な組み合わせ。

 竹田社長は教育事業を通して、学生たちが入社後まもなく退社してしまうケースが少なくないことを知る。

 その大きな原因は、就職先の事前の情報収集が不十分だからと捉え、改ざんが不可能なブロックチェーンの活用で、うそ偽りのない企業情報を収集・蓄積。

 人と企業のミスマッチを未然に防ぐ。


 石川は地理的に日本の中心で、二つの空港と金沢港、北陸新幹線と、他の地域にないインフラを備えている。

 伝統工芸の匠の技と、充実したインフラのシナジー(相乗効果)により、「世界一のモノづくり地域も夢ではない」と竹田社長は意気込む。

 C8に、Craft(技巧)、Coworking(共働)、Children(子供たち=次世代)など八つの意味を持たせたという同社は、地方創生の旗手として活躍の舞台を更に広げそうだ。

 

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

 
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■【心 de 経営】 経営四字熟語010 ■ 合従連衡(がっしょうれんこう) 経営の高度化に立ち向かう

2020-07-24 07:40:07 | 【心 de 経営】 経営四字熟語

■【心 de 経営】 経営四字熟語010 ■ 合従連衡(がっしょうれんこう) 経営の高度化に立ち向かう

 

本

 

■ 示唆の多い経営四字熟語

 

 四字熟語には、いろいろな示唆がありますので、経営やコンサルティングを学ぶという視点で連載をします。

 

 四字熟語というのは、漢字4文字で構成された熟語で、中国の故事などに基づくだけではなく、幅広い内容を持っています。
 読み方を変えますと、別なものが見えてきます。それを経営コンサルタント歴40年余の目で見ますと、経営やコンサルティングに直結する示唆の多いことに気がつきました。 単に、四字熟語の意味を知るだけではなく、経営士・コンサルタントの視点から感じ取ったことをご紹介します。

 

 

■ 合従連衡(がっしょうれんこう) 経営の高度化に立ち向かう

 

 「従」という字は「縦」、「衡」は「横」という意味で、各々が「南北」と「東西」を表します。合従連衡というのは、南北に合流し、東西に連携を図ることの意です。このことから強敵に立ち向かうための戦略を指します。

 

 類語に「合従連横」という言葉がありますが、ほぼ同意と考えて良いようです。

 

 今日「野党が合従連衡」などと表現しますが、「巧みな謀を巡らした外交政策」という意味でしばしば使われています。もともとは、史記に掲載されている中国の戦国時代の戦略から来ています。

 

 南北に6カ国が連合したのですが、それを「合従」と呼びました。ところがその合従が破綻すると東西に6カ国が連合し、それを「連衡の策」と呼んだことからあわせて「合従連衡」となりました。

 

 今日、経営環境は非常に厳しさを増しています。そのために経営も高度化を余儀なくされてきたことから、一人の経営コンサルタントでは全ての問題に立ち向かうことが難しくなってきました。

 

 かつては、一人の経営コンサルタントで全てのコンサルティングをできるようになってはじめて一人前と言われました。ところがこのような間口の広いコンサルティングでは、企業が抱える問題を本格的な解決することが困難なのです。

 

 日本経営士協会では「共業・共用・共育」という言葉を掲げています。経営コンサルタント同士が切磋琢磨し(共育)、ノウハウを蓄積してそれを相互で利用し合い(共用)、さらにそれを利用してともにコンサルティング業務に取り組む(共業)というユニークな発想でいます。

 

 そのために同協会は「士業の異業種交流会」とも呼ばれます。同協会に相談をかけると最適なコンサルタント(チーム)を紹介してもらえます。一つの声かけで、複数の専門コンサルタントが難問解決に取り組んでくれます。「ワンストップ・コンサルティング」を提供をする日本最初の経営コンサルタント団体なのです。

 

 特定非営利活動法人・日本経営士協会 ←クリック

 

 

 

プロコンサルタントとして、活躍している人は、自分の専門性が高く、他の人が追いつけない何かを持っています。その様な人は、関連分野の裾野も広いのが一般的です。

 

 そして、次第に、専門分野が複数になり、クライアントにとってメリットあるコンサルティングができるようになってきます。クライアントがメリットを感じるようになりますと、別の警官を紹介してくれたりして、経営士・コンサルタントとしての地盤が強固になってくるのです。

 

 

 

 

 

 

■ バックナンバー

 

 これまでの経営四字熟語のバックナンバーをブログで見られるようにしました。

 

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi-kyokai/c/519a7840abf5dcf643227ecff6b01cef

 

 

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■【経営士ブログ】2-8 日本経営士協会 入会・資格取得の諸費用等

2020-07-22 07:40:41 | 【専門業】 日本経営士協会をもっと知る

【経営士ブログ】2-8 日本経営士協会 入会・資格取得の諸費用等

 


 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。
 プロのコンサルタント集団であるとともに、プロのコンサルタントを育成する団体でもあります。
 経営やコンサルティングに関する情報はもちろんのこと、その他のジャンルについてもお届けします。
 経営やコンサルティングの参考にされたり、話材の一つとしてお使いくださったりしてくださると幸いです。

 

 

入会・資格取得の諸費用等

 

 資格取得を希望しても、入会や資格取得、さらにその後、どのくらい費用がかかるのかということは、大いなる関心事だと思います。

 日本経営士協会は、歴史と伝統を重んじてはいますが、伝統的に会員に多くの負荷がかからないように努力をしてきています。年会費や入会金も、過去の実積に基づいて設定されています。


■ 入会・資格取得に関わる諸費用


 入会に関わる諸費用は、会員種により異なります。入会時には、入会金や年会費を前納することになります。会員種によっては登録料や審査料がそれ以外に必要となります。

 また、会員種により入会金が異なりますが、昇格時には、その差額の支払いが必要になります。

 研究会員は、個人会員と法人会員とがあります。個人研究会員は学生が対象となるために、社会人には適用されません。

 法人研究会員は、一般的に用いられる賛助会員に相当し、従業員数により入会金や年会費、審査方法が異なります。



(平成29年1月1日現在)
会員種別 区分 入会金 登録料 年会費 審査料
資格会員  経営士 120,000 10,000 48,000 10,000
 経営士補 40,000 10,000 36,000 0
一般会員   20,000 0 24,000 0
研究会員  個人研究会員 20,000 0 12,000 0
 法人研究会員 0 0

法人研究会員(賛助会員)

従業員数 入会金 年会費
  100
50,000 20,000
101 200
80,000 30,000
201 400
120,000 50,000
401  
180,000 80,000


 

 

  

 経営コンサルタントの資格制度  .

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■【経営知識】 管理会計03-01-6 03 管理会計活用の末広がり8項6 「6項 共有財産の蓄積」

2020-07-21 07:40:50 | 【経営】 管理会計を活用する

■【経営知識】 管理会計03-01-6 03 管理会計活用の末広がり8項6 「6項 共有財産の蓄積」

 管理会計を学んだことのある人は多いと思います。

 ところが、理屈ばかりで、今ひとつ面白みがない「学問」であると感じた人も多いでしょう。

 ビジネスパーソンは、管理会計を学問と捉えるよりも「経営実務のための経営思想」と捉えてみてはいかがでしょうか?

 ますます、わからなくなった!?

 と、お感じの方は、ぜひ、当ブログを参考にしてみて下さい。

■ 03 管理会計活用の末広がり8項

 

 前章で、管理会計を正しく理解するために経営と管理会計との関係を中心にお話してきました。

 ここでは、どのような視点で管理会計の導入に取り組んだらよいのか、その基本姿勢を8項目としてご紹介します。

■03-01 管理会計活用の末広がり8項

 管理会計を活用し切れていない企業が結構あります。

 その主たる原因は、管理会計の特質に沿った利用のポイントを押さえ切れていないことにあります。

 なぜ、その様な重要なことが理解されないかというのは、その「ポイント」が、誰でも知っている”やさしすぎる”知識だからです。

 誰でも知っているので、軽視してしまっているからです。

 そのポイントを、管理会計活用の視点から8項に絞ってご紹介します。

【 注 】 予告なく変更となることもあります

 

◆03-01-6 「6項 共有財産の蓄積」

 企業のノウハウは、一朝一夕にして構築できるわけではありません。

 もととなるデータを、標準化された形式で蓄積して行くことが基本です。

 たとえば、年月日の形式を定めておきませんと、年月日でソートを掛けたり、検索をしたりしても、正しい結果が出てきません。

 この様な決めごとを元に作成されたデータを「標準化されたデータ」ということはいうまでもありません。

 温かい管理の基本は、フェース・ツー・フェースによる、双方向コミュニケーションです。

 これを重視し、管理会計の仕組みを利用することで、日常業務から産まれる知識や情報、ノウハウを蓄積できます。

 個人の経験を、そのまま放置するのではなく、それを会社の財産として蓄積します。

 「個人の財産」を個人の財産として留めるだけではのでは、せっかくの財産が埋もれてしまいます。

 個人の財産を全社の財産とし、全社の財産を、一人一人が利用することで、さらに成長し、レベルが高くなった社員が、次の行動を起こすことにより、全社の財産の質が高まります。

 個の財産を全社の財産として、積み上げることにより、その会社の企業力が高まります。

「コンピテンシー」ということが、謳われます。コンピテンシーとは、業績の良い社員の成功体験を、他の人が利用できるようにするという考え方です。

 成功事例だけではなく、失敗事例をも通して、ノウハウや知恵を蓄積し、全社の共有財産を豊かに志ていくことが肝要です。

 

【 注 】
 一般的な「管理」とは異なる、「正調派管理」について、詳しくは「あたたかい管理のための管理会計の教科書(秀和システム・今井信行著)」をご参照ください。

出典: あたたかい管理のための管理会計の教科書(秀和システム 今井信行著) 

【 書籍紹介 】

 

 “真”の管理会計とは何かを初心に戻って見直してみましょう

 

 管理会計は、私たちに「気付きの機会」を与えてくれる魔法の力を持っています。たとえば、需要予測をして、売上計画を立案したり、営業部門の課題抽出に使ったりなど、管理会計は現場の実務にとても役立ちます。

 一方で、「管理会計は理屈っぽい」「実務とかけ離れている」などと敬遠されがちです。その背景には、管理会計関連書の多くがアカデミックな著者による執筆だからです。経営というのは、泥臭い部分が多いので、現場で苦労している経営者・管理職や担当者の求めているものとは異なるところが多いのです。

 筆者は、40余年もの長きにわたって経営コンサルタントとして現場に密着してきました。従来の管理会計がバランススコアカードとか損益分岐点分析とかという経営手法の横割り的な目次構成でしたが、本書は、そのメリットを活かし、かつ利用者が求めている縦割り的な利用法をマトリックスに組み合わせたコンセプトで書かれています。

 また、経営コンサルタント団体として最も歴史と伝統のある「日本経営士協会」による、日本を代表する会計学の権威者が培ってきたノウハウを継承して、昨今の経営現場に即する形に管理会計を焼き直しました。その結果、従来の管理会計とは「別物」といえるほど、現場に則した管理会計書になりました。

 本書は、「営業・マーケティング編」として記述されていますが、営業職だけではなく、ICTや経営企画などの現場でも役立つ管理会計のノウハウと、自分の仕事に生かす方法を解説した「きょうか書(教科書+強化書)」です。管理会計で「なにができるのか」「どのように取り組むべきなのか」を興味のある項目から調べましょう!

 

目次

 第1章 管理会計を正しく理解する

 第2章 需要予測で売上計画を立案

 第3章 社内データを活用した顧客戦略に管理会計を活かす

 第4章 商品戦略、地域戦略に管理会計を活かす

 第5章 市場戦略に管理会計を活かす

 第6章 温かい管理に管理会計を活かす

 第7章 温かいプロセス管理ができる営業設備

 第8章 管理会計で営業力を向上させる

 定価:1,800円(+税) A5判/ページ数 359ページ

■ 著者プロフィール

 アメリカで経営学、マーケティングを学び、日本の商社で事務機器、印刷機器の輸出入業務や新製品開発と市場導入などを担当。ニューヨーク駐在所長、アメリカ法人役員などを歴任後、経営コンサルタントとして独立。パソコン揺籃期から中堅・中小企業のパソコン活用の啓蒙、ICT活用による経営戦略の指導など、国内のみならずグローバルなコンサルティング活動を展開。現在、日本のコンサルタントの地位向上、若手育成に力を注ぎ、日本経営士協会会長他、各種の要職に携わってきました。

 ソフトバンク「営業管理職のためのパソコンノウハウ」、秀和システム「ロジカル・シンキングがよ~くわかる本」「クリティカル・シンキングがよ~くわかる本(秀和システム 今井信行著)」、アメリカ・マグローヒル社「アメリカにとって今が対日進出のチャンス」など、著書や論文・寄稿・講演など多数。

 
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 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 経営に関する相談・診断・指導・調査・企画・教育訓練および管理について、経営者をコンサルティングし支援する人やそれを目指す人を育成しています。

 日本経営士協会は、「プロ集団+コンサルタント育成」の集団で、1951年に産声をあげ、1953年に第一号「経営士・経営士補」を誕生させ、その活動を通して社会貢献をし続けています。(http://www.jmca.or.jp)

■ 本書のご購入

 本書は、紀伊國屋書店をはじめ、その他の書店等でご購入いただけます。

  ご購入

【 注 】

 1送付先5冊以上のまとめ買いされる場合には、特別なメリットで、前払いの上ご購入いただけます。誠に勝手ながら送付先が分散して、5冊未満の送付先がある場合には、お手数でもその分につきましては書店にてご購入されるか、上記料金適用で、送料を別途追加してお申し込み下さい。(特別なメリットまとめ買い締切:2018/12/20)

 なお、お申し込みは、メールにてコンタクトをお願いします。

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■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】026 機械×化学の技術・ノウハウで、有用な新規複合材料を開発 8207

2020-07-18 05:46:00 | 【経営】 成功企業・元気な会社・頑張る社長

■【成功企業・元気な会社・頑張っている社長】026 機械×化学の技術・ノウハウで、有用な新規複合材料を開発 8207

 経営コンサルタントを40年余やってきた経験から、すこしでも皆様のご参考になればとお届けしています。

 成功企業・元気な会社・頑張っている社長】は、皆様から寄せられたり、私が支援したり、見聞したりした企業の事例を紹介していますが、お陰様で、毎回拍手をいただいています。

 また、あなたのクライアント・顧問先やお知り合いの会社で、ここで紹介したい企業・団体等がありましたら、是非ご連絡ください。

■ 機械×化学の技術・ノウハウで、有用な新規複合材料を開発 8207


 新素材開発など材料科学の分野は日本の『十八番(おはこ)』といわれてきた。

 昨今は中国、韓国をはじめ諸外国の追い上げが激しく、横一線で開発競争をしている感もある。

 HSPテクノロジーズ(茨城県つくば市、清水博社長)は、機械×化学の、二つの分野をまたぐ技術とノウハウにより、さまざまな産業に有用な新たな材料を生み出すベンチャー企業。

「伸縮自在な電極材料を最優先に、製品化を進めている」(清水社長)という同社が首尾よく成果を収めれば、材料科学の研究開発で、日本が再び頭一つ抜きん出ることにもなる。

 同社は2011年に清水社長が起業した。

 清水社長は産業技術総合研究所の研究者として精密高分子技術に関する国家プロジェクトに参画した際、分子レベルで異なる素材を均等に混ぜ合わせる技術を編み出す。

 その混合技術を事業化するため、産総研技術移転ベンチャーとして同社が立ち上がった。
 混合技術のキーワードとなるのが高せん断成形加工で、高せん断成形加工の英語の頭文字を並べたHSPを社名に採用した。


 二つ以上の材料を化学的に混ぜ合わせれば、新たな特性の材料が創れることは昔から知られている。

 例えば、ゴムのような電気を通さない素材Aと電気を通す素材Bとの混合で、電気を通しゴムのように伸縮可能な素材Cを創り出せる。

 しかし、細かく均等に混ぜるのが至難の業で実用化を阻んでいた。

 そのブレークスルーを成し遂げるのがHSP=機械的なせん断力。

 HSPによりナノレベルの分散、混合を実現する。

 化学の領域に機械が踏み込む格好で、有用な新コンポジット(複合材料)を次々、開発していく。


 エラストマー(ゴム弾性のある工業用材料)にCNT(カーボンナノチューブ)をナノ分散させて創製する伸縮自在な電極材料、軽量・透明で自動車の窓やスマホなどのパネルに使えるポリマーアロイ(多成分系高分子)、自動車部品やロボット、パソコン筐体、スポーツ用品に適する新規CFRP(炭素繊維強化プラスチック)系材料…。

 同社では多種多様な材料開発をリストアップしており、「付加価値の高いものから手掛ける。一番手は伸縮自在電極のようにCNTを高分散しなければ材料化できないもの」(清水社長)と優先順位を示す。


 清水社長は「もともとの専門は化学系で、より厳密には物理化学」の研究者。

 そのため「機械は専門外なので、装置開発は常に装置メーカーとの共同研究を通じて進めてきた」という。

 同社では今後、自社生産やOEM(相手先ブランドの生産)による新規材料の量産に乗り出す計画で、装置販売に伴うロイヤリティー収入にも期待を寄せる。

 清水社長は自社技術について「産業界にイノベーションを起こせるだけの力を持っている」と語る。

 材料の混合に威力を発揮する高せん断力が、産業界もかき混ぜて、活性化させそうだ。

  出典: e-中小企業ネットマガジン掲載承認規定に基づき作成

 

 
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