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【経営コンサルタントの独り言】 不動明王は5色の仏様をしています カラフルな意味・由来

2022-07-31 05:46:00 | 【経営・専門業】 経営コンサルタントのひとり言

 

  【経営コンサルタントの独り言】 不動明王は5色の仏様をしています カラフルな意味・由来

 

 

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経営コンサルタントのプロや準備中の人だけではなく、経営者・管理職などにも読んでいただける二兎を追うブログで、毎日複数回つぶやいています。

 

なぜ、寺院や仏様のブログが、ここで発信されているのか、お問い合せがときどきあります。

「単なる独断と偏見で・・・」とお答えすることが多いです。

でも、私自身のコンサルティングや講演・研修等の経験では、難しい話の間に、話のツマとして挿入する雑談が意外と好評です。

リピート依頼が続くのも、本題よりも、話のツマのおかげかも知れません。<苦笑い>

「歴史は繰り返す」といいます。経営においても、日常生活においても、意識さえあれば歴史から学ぶところがたくさんあります。

 

 

■ 不動明王 5色のカラフルな仏様の意味・由来

 不動明王像は全国にありますが、青不動(青蓮院:国宝)、黄不動(三井 園城寺:国宝)、赤不動(高野山明王院:国重文)が三大不動画像として有名です。

 東京の五色不動は、目黒不動、目白不動、目赤不動、目青不動、目黄不動で、「五眼不動」とか、単に「五不動」とも呼ばれています。

 五色不動(ごしきふどう)は、五行思想の五色(白・黒・赤・青・黄)の色にまつわる名称や伝説を持つ不動尊を指します。

 上述の東京(江戸)のもののほかにも、厳密には四神や五色に関連する同様の伝説は各所に存在し、それが不動尊と関連付けられたものも五色不動と呼ばれるそうです。

 五色不動にもランクがあって、青不動が最上位なのだそうです。吉野の金峯山寺蔵王堂の青不動は、上述の青蓮院のものと同様に大変有名です。

 ちなみに、高松塚古墳では、壁に天の四神である、「蒼龍(青)」、西に「白虎(白)」、南に「朱雀(赤)」、そして北に「玄武(黒)」が配置されています。これは、季節や方角を表し、天井には星宿(星座)が描かれていました。

 平安京では、この四神と併せて五色の不動明王が配置されていたようですが、京都で現存しているのは赤、黄、青不動の3つだけのようです。

    【カシャリ! ひとり旅】
  http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/nara/nara-yoshino-kimpsenji.htm

 では、なぜ青、黄、赤などの色が関係してくるのでしょうか?

 この点に関しては諸説あるようですが、中国の陰陽五行説が関係しているということが一般的に知られています。

 陰陽五行説の思想では、この世のすべては陰と陽の「気」によって生じるとしています。この気を帯びた基本構成要素として、火(陽)、木(陽)、水(陰)、金(陰)と土(陰と陽の中間)の五つの元素があります。この五元素間の相互作用ですべてが説明できるという思想です。

 同じ五行説ですが、これとは別に、方角との関連説もあります。都の守り神として、天の四神が東に「蒼龍(青)」、西に「白虎(白)」、南に「朱雀(赤)」、そして北に「玄武(黒)」、それに加え中央には「黄龍(黄)」が配置されるという、五行説です。

 後者の五行説の根底には、中国における、「黄色は中心にある色」という考えです。そのために、黄色は「皇帝の色」とされています。

 また季節と色の関係から来ているという説もあります。春は青、夏は赤、秋は白、冬は黒色と関連付けられています。ちなみに、春は旧暦の1~3月を、夏は4~6月を指し、秋は7~9月、冬は10~12月です。

 土用は黄色に対応されています。今でも青春、白秋、など季節と色を表す言葉が残っています。これらも陰陽五行説の思想のなごりといえます。

  関連情報 不動明王はなぜ憤怒をしているのでしょうか?
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/4035aeb653b4efbb39f34f5cc1f2a38d


 

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【経営コンサルタントの独り言】 不動明王は、なぜ怖いお顔をしているのでしょうか

2022-07-30 05:46:00 | コンサルタントバンク

  【経営コンサルタントの独り言】 不動明王は、なぜ怖いお顔をしているのでしょうか

 

 

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 「単なる独断と偏見で・・・」とお答えすることが多いです。

 しかし、私自身のコンサルティングや講演・研修等の経験では、難しい話の間に、話のツマとして挿入する雑談が意外と好評です。

 リピート依頼が続くのも、本題よりも、話のツマのおかげかも知れません。<苦笑い>

 「歴史は繰り返す」といいます。経営においても、日常生活においても、意識さえあれば歴史から学ぶところがたくさんあります。

 

■ 不動明王は、なぜ怖いお顔をしているのでしょうか

 自社・庭園を巡って、【カシャリ! ひとり旅】をしています。その時に、しばしばお会いするのが「お不動様」です。

 お不動様、すなわち「不動明王(ふどうみょうおう)」は、お地蔵様と共に身近な信仰対象です。密教特有の尊格である「明王」の一尊で、五大明王の中心となる明王です。大日如来の化身ともいわれています。

 不動明王を身近に感じるのは、真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等、日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されているからです。大日如来、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王、金剛愛染明王らと共に祀られることがおおいです。

 不動明王の像容における特徴の一つは、右手には「倶利伽羅剣」という剣を握っていることです。この剣は、「利剣(りけん)」と呼ばれ、心のあらゆる迷いを断ち切れ「悟りの智慧の象徴」だとされています。人々の持つ邪悪な心や迷う心を断ちきってくれるのです。

 左手に持っている網は「羂索(けんさく、仏教用語では「けんじゃく」)と呼ばれます。物事を正しい方へ導くために煩悩を縛り上げ封じる「羂索の縄(けんさくのなわ)」で善き心を呼び起こさせるためのものです。

 ご存知のように顔は、「忿怒(ふんぬ)の相」と呼ばれる非常に厳しく、威圧的な表情をしています。右目は天に向けられ、左目は地面に向けられています。「天地眼」と呼ばれていて、天地を隅々まで見守っているということを表しているのです。怒りの表情ではないのです。

 口元からは右牙が上を向き、左牙は外側を向いているのが特徴です。

 仏様の多くは、柔らかな、やさしい表情をなさっています。子供の頃、夏祭りの御神酒所がお不動様で、なぜ、こんなに怖いかおをしているのだろうと思いました。

 しかし、そのお顔とは逆に、不動明王はとても慈悲深い仏なのだそうです。その慈悲深さゆえに、救済が難しいとされる煩悩を抱えた人々も力ずくで救おうとしているのです。その恐ろしい形相が人間に向けられているのは、「常に見ている」ということを意味するのです。

 青黒い色の体で表現されることが多いのは、煩悩という名の泥にまみれ、もがく人々を救おうとしている姿を表しているからなのです。

 不動明王らしさの一つに髪型があります。左肩に垂れているものが多く見られます。

 不動明王には「十九の特徴」があります。その一つが「七莎髻(しちしゃっけい)」という髪のかたちです。

 頭の上は、仏の世界を表し、その垂れた髪の左側は人々が暮らす世界を表しています。不動明王が常に人々のことを気にかけ見守っているということを莎髻で表しているのです。

 腕は太く、2本ですが、4本のこともあります。

 背中には、炎(ほむら)の光背が着いていることが多いです。「迦桜羅焔(かるらえん)」と呼ばれます。「迦桜羅(かるら)」は、伝説上の鳥で、毒を持っている動物(毒蛇、悪龍)を食べるとされています。背に背負っている炎で、毒を焼きつくします。迦桜羅焔は、人々にとっての毒である煩悩や欲望を燃やし尽くしてくれるのです。

 更に足の下には盤石(ばんじゃく)が置かれ、迷いがない安定した心を表現しています。また、救済を求めるすべての人を救うまではその場を動かないという決意を表しているとも言われています。

 「盤石」とは、重く大きな石のことで、それが堅固でしっかりしていて、びくともしないことから「盤石な備え」などという表現にも用いられるようになりました。
 

  関連情報 不動明王は5色の仏様をしています カラフルな意味・由来

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/57724b91115256f509fad6c2f1a29a8a

 

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【経営コンサルタントの独り言】 不動明王は、なぜ怖いお顔をしているのでしょうか

2022-07-30 05:46:00 | 【経営・専門業】 経営コンサルタントのひとり言

 

  【経営コンサルタントの独り言】 不動明王は、なぜ怖いお顔をしているのでしょうか

 

 

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■ 不動明王は、なぜ怖いお顔をしているのでしょうか

 自社・庭園を巡って、【カシャリ! ひとり旅】をしています。その時に、しばしばお会いするのが「お不動様」です。

 お不動様、すなわち「不動明王(ふどうみょうおう)」は、お地蔵様と共に身近な信仰対象です。密教特有の尊格である「明王」の一尊で、五大明王の中心となる明王です。大日如来の化身ともいわれています。

 不動明王を身近に感じるのは、真言宗をはじめ、天台宗、禅宗、日蓮宗等、日本仏教の諸派および修験道で幅広く信仰されているからです。大日如来、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王、金剛愛染明王らと共に祀られることがおおいです。

 不動明王の像容における特徴の一つは、右手には「倶利伽羅剣」という剣を握っていることです。この剣は、「利剣(りけん)」と呼ばれ、心のあらゆる迷いを断ち切れ「悟りの智慧の象徴」だとされています。人々の持つ邪悪な心や迷う心を断ちきってくれるのです。

 左手に持っている網は「羂索(けんさく、仏教用語では「けんじゃく」)と呼ばれます。物事を正しい方へ導くために煩悩を縛り上げ封じる「羂索の縄(けんさくのなわ)」で善き心を呼び起こさせるためのものです。

 ご存知のように顔は、「忿怒(ふんぬ)の相」と呼ばれる非常に厳しく、威圧的な表情をしています。右目は天に向けられ、左目は地面に向けられています。「天地眼」と呼ばれていて、天地を隅々まで見守っているということを表しているのです。怒りの表情ではないのです。

 口元からは右牙が上を向き、左牙は外側を向いているのが特徴です。

 仏様の多くは、柔らかな、やさしい表情をなさっています。子供の頃、夏祭りの御神酒所がお不動様で、なぜ、こんなに怖いかおをしているのだろうと思いました。

 しかし、そのお顔とは逆に、不動明王はとても慈悲深い仏なのだそうです。その慈悲深さゆえに、救済が難しいとされる煩悩を抱えた人々も力ずくで救おうとしているのです。その恐ろしい形相が人間に向けられているのは、「常に見ている」ということを意味するのです。

 青黒い色の体で表現されることが多いのは、煩悩という名の泥にまみれ、もがく人々を救おうとしている姿を表しているからなのです。

 不動明王らしさの一つに髪型があります。左肩に垂れているものが多く見られます。

 不動明王には「十九の特徴」があります。その一つが「七莎髻(しちしゃっけい)」という髪のかたちです。

 頭の上は、仏の世界を表し、その垂れた髪の左側は人々が暮らす世界を表しています。不動明王が常に人々のことを気にかけ見守っているということを莎髻で表しているのです。

 腕は太く、2本ですが、4本のこともあります。

 背中には、炎(ほむら)の光背が着いていることが多いです。「迦桜羅焔(かるらえん)」と呼ばれます。「迦桜羅(かるら)」は、伝説上の鳥で、毒を持っている動物(毒蛇、悪龍)を食べるとされています。背に背負っている炎で、毒を焼きつくします。迦桜羅焔は、人々にとっての毒である煩悩や欲望を燃やし尽くしてくれるのです。

 更に足の下には盤石(ばんじゃく)が置かれ、迷いがない安定した心を表現しています。また、救済を求めるすべての人を救うまではその場を動かないという決意を表しているとも言われています。

 「盤石」とは、重く大きな石のことで、それが堅固でしっかりしていて、びくともしないことから「盤石な備え」などという表現にも用いられるようになりました。
 

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【あたりまえ経営のすすめ】1-37 【心 de 経営】 【組織で動く】 「組織で動く」ということの本質と実践自社の現状を自己認識していただく C722

2022-07-23 07:01:00 | 【経営・専門業】 あたりまえ経営のすすめ<経営編>

■【あたりまえ経営のすすめ】1-37 【心 de 経営】 【組織で動く】 「組織で動く」ということの本質と実践自社の現状を自己認識していただく C722

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 それが露呈したのが、東日本大震災の福島原発事故ではないでしょうか。

 その対応においても、事後対応においても、専門家と言われる人達な何もできず、口を閉ざしてしまっだではないですか。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 40年余の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 1-37 「組織で動く」ということの本質と実践自社の現状を自己認識していただく C722

 「組織で動く」ことの基本は、社員一人一人が、経営計画や年度方針など、目標とすべき事項が明確で、その目標に向かって、全社員が一丸となって行動していくことです。これは、経営管理の基本ですので、いまさら私がお話しするほどの内容ではないと、大半の読者がお考えでしょう。

 いかに立派な企業で、組織的に業務遂行をしていても、その実態を精査してみますと、「基本重視」「あたり前のことをあたり前にする」という、ビジネスパーソンなら誰もがご存知のことが根底にあるのです。

 では、なぜ、業績の良い企業もあれば、そうでない企業もあるのでしょうか。それは、これらの基本的なことがキチンと、組織としてなされているかどうかの違いです。けっして、経営技術に大きな差があるわけではないのです。

 このことを、多くの人が忘れてしまい、それを軽視し、その様なことを見聞きしますと、「そんな、誰でもが知っていることを、なんで、いまさら言うのか」とおっしゃいます。

 しかし、それが、企業間格差を生む原因なのです。優良企業ほど、基本を重視し、あたり前のことをあたり前にやる、地道な努力をしているのです。

 では、その実践法は、何でしょうか?

 これも、ビジネスパーソンだけではなく、学生さんや子供さんでもご存知の「PDCA」なのです。PDCAが組織で動く基本であることを再認識するか否か、その認識度合いがどの程度強いかが、「運命の分かれ道」なのです。

 PDCAをキチンと回していく基本が「共通目標・共通認識・共通行動(3CAs)」であり、それを持続的に行う方法なのです。これが効果的にできるようになったら、その応用篇にステップアップしたり、その企業独自の経営管理法を採ったりすることにより、ならなる成長に繋げて行くことができるのです。

 ご参考のために、企業等に社員が、「組織で動く」という概念を躰で覚えるように定着させるときに用いる、私が所属している日本で最古の団体、日本経営士協会流の図を挿入しておきます。

 この両者の考えをもとに、トップは、役員会等の会議体の決定や社員の声に耳を貸し、基本方針や計画を策定し、トップから命を受けた役員等はそれに基づく実行計画を、「共通目標・共通認識・共通行動」に基づき策定し、トップの承認を受けて実行に移します。実行においては、PDCAを基本にし、報連相等コミュニケーションがスムーズに運ぶようにします。

 ちなみに、日本経営士協会における「組織で動く」ということは、下記のように表現されています。

 全体最適を目したトップの基本方針を 温かい管理による、正しいリーダーシップの下で 最適手段で3CAs+PDCAのスパイラルアップにより 蓄積した知恵を共業・共用・共育に活かして成長する

 また、日本経営士協会における「組織で動く」ということは、下記のようにも具体策が記述されています。

 トップの基本方針に基づき、理事・役員・管理職等は、その方針の実現のための具体策を策定し、当事者意識を強く持って、基本方針を実現する 基本方針・計画を共通認識し、共通理解の下、ベクトルを揃えて一丸となって活動(共通行動) ものさし思考・複々線思考を持ち、複合型PDCAを正しく理解し、それを実践しながらスパイラルアップしてゆく 互いに相手を尊重し、一人一人の個人の立場や考え方、経験に固執せず、柔軟性ある発想ができる品格ある人で構成 事実・見聞情報・個別意見等を区別し、複数の情報源でウラを取り、論理思考を用いて、部分最適ではなく、全体最適を目指す正確性の高い判断ができる 共業・共用・共育を通し、多くの知識・情報に基づく経験から生じる知恵を蓄積し、個の財産を組織の財産として活用 目的に応じた最適手段(設備・ツール)で定着させ、成長させる

 ご参考にして下さると幸いです。

 

 

【あたりまえ経営のすすめ】 自社の現状を自己認識していただく GLCN13-36-A524

「あたり前のことがあたり前にできる」ことの重要性を理解できていても、どのように進めたら良いのかわからないことが多いです。

40年余の経営コンサルティング経験をもとに、やさしくご紹介します。

コンサルタントなど経営の専門家として、経営者・管理職の皆様に、自社の実状をキチンと理解していただくにはどうしたらよいのかをテーマにしています。

https://youtu.be/YQ2t3oYptE8 8分 ← 映像視聴

 

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■【あたりまえ経営のすすめ】1-3-47 【心 de 経営】 【組織で動く】 「組織で動く」ということの本質と実践自社の現状を自己認識していただく C722

2022-07-22 12:01:00 | コンサルタントバンク

■【あたりまえ経営のすすめ】1-47 【心 de 経営】 【組織で動く】 「組織で動く」ということの本質と実践自社の現状を自己認識していただく C722

 多様化の時代になり、ホンモノ智恵が求められる昨今です。

 世の中には、「専門家」とか「プロ」と呼ばれる人が多数いらっしゃいます。

 ところが、残念なことに、その大半というのが、「エセ専門家」「エセプロ」なのです。

 それが露呈したのが、東日本大震災の福島原発事故ではないでしょうか。

 その対応においても、事後対応においても、専門家と言われる人達な何もできず、口を閉ざしてしまっだではないですか。

 ホンモノのプロ、要は「“真”のプロ」とは、どの様な人を指すのでしょうか。

 40年余の経営コンサルタント経験から、最善の策ではないにしても、ベターな策を講じるための智恵をご紹介してまいります。

メモ

■ 1-47 「組織で動く」ということの本質と実践自社の現状を自己認識していただく C722

 「組織で動く」ことの基本は、社員一人一人が、経営計画や年度方針など、目標とすべき事項が明確で、その目標に向かって、全社員が一丸となって行動していくことです。これは、経営管理の基本ですので、いまさら私がお話しするほどの内容ではないと、大半の読者がお考えでしょう。

 いかに立派な企業で、組織的に業務遂行をしていても、その実態を精査してみますと、「基本重視」「あたり前のことをあたり前にする」という、ビジネスパーソンなら誰もがご存知のことが根底にあるのです。

 では、なぜ、業績の良い企業もあれば、そうでない企業もあるのでしょうか。それは、これらの基本的なことがキチンと、組織としてなされているかどうかの違いです。けっして、経営技術に大きな差があるわけではないのです。

 このことを、多くの人が忘れてしまい、それを軽視し、その様なことを見聞きしますと、「そんな、誰でもが知っていることを、なんで、いまさら言うのか」とおっしゃいます。

 しかし、それが、企業間格差を生む原因なのです。優良企業ほど、基本を重視し、あたり前のことをあたり前にやる、地道な努力をしているのです。

 では、その実践法は、何でしょうか?

 これも、ビジネスパーソンだけではなく、学生さんや子供さんでもご存知の「PDCA」なのです。PDCAが組織で動く基本であることを再認識するか否か、その認識度合いがどの程度強いかが、「運命の分かれ道」なのです。

 PDCAをキチンと回していく基本が「共通目標・共通認識・共通行動(3CAs)」であり、それを持続的に行う方法なのです。これが効果的にできるようになったら、その応用篇にステップアップしたり、その企業独自の経営管理法を採ったりすることにより、ならなる成長に繋げて行くことができるのです。

 ご参考のために、企業等に社員が、「組織で動く」という概念を躰で覚えるように定着させるときに用いる、私が所属している日本で最古の団体、日本経営士協会流の図を挿入しておきます。

 この両者の考えをもとに、トップは、役員会等の会議体の決定や社員の声に耳を貸し、基本方針や計画を策定し、トップから命を受けた役員等はそれに基づく実行計画を、「共通目標・共通認識・共通行動」に基づき策定し、トップの承認を受けて実行に移します。実行においては、PDCAを基本にし、報連相等コミュニケーションがスムーズに運ぶようにします。

 ちなみに、日本経営士協会における「組織で動く」ということは、下記のように表現されています。

 全体最適を目したトップの基本方針を 温かい管理による、正しいリーダーシップの下で 最適手段で3CAs+PDCAのスパイラルアップにより 蓄積した知恵を共業・共用・共育に活かして成長する

 また、日本経営士協会における「組織で動く」ということは、下記のようにも具体策が記述されています。

 トップの基本方針に基づき、理事・役員・管理職等は、その方針の実現のための具体策を策定し、当事者意識を強く持って、基本方針を実現する 基本方針・計画を共通認識し、共通理解の下、ベクトルを揃えて一丸となって活動(共通行動) ものさし思考・複々線思考を持ち、複合型PDCAを正しく理解し、それを実践しながらスパイラルアップしてゆく 互いに相手を尊重し、一人一人の個人の立場や考え方、経験に固執せず、柔軟性ある発想ができる品格ある人で構成 事実・見聞情報・個別意見等を区別し、複数の情報源でウラを取り、論理思考を用いて、部分最適ではなく、全体最適を目指す正確性の高い判断ができる 共業・共用・共育を通し、多くの知識・情報に基づく経験から生じる知恵を蓄積し、個の財産を組織の財産として活用 目的に応じた最適手段(設備・ツール)で定着させ、成長させる

 ご参考にして下さると幸いです。

 

 

【あたりまえ経営のすすめ】 自社の現状を自己認識していただく GLCN13-36-A524

「あたり前のことがあたり前にできる」ことの重要性を理解できていても、どのように進めたら良いのかわからないことが多いです。

40年余の経営コンサルティング経験をもとに、やさしくご紹介します。

コンサルタントなど経営の専門家として、経営者・管理職の皆様に、自社の実状をキチンと理解していただくにはどうしたらよいのかをテーマにしています。

https://youtu.be/YQ2t3oYptE8 8分 ← 映像視聴

 

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【映像で学ぶ あたりまえ経営のすすめ】 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる B515

2022-07-22 12:01:00 | 【専門業】 ユーチューブで学ぶコンサルタント成功法

 

  【映像で学ぶ あたりまえ経営のすすめ】 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる B515

 

【あたりまえ経営のすすめ】 経営資源の良質化が企業を拡大スパイラルに繋げる B515 「経営資源」という言葉をしばしば見聞しますが、なぜそうなのかを再考すると経営が見えてきます
「あたり前のことがあたり前にできる」ことの重要性を理解できていても、どのように進めたら良いのかわからないことが多いです。
40年余の経営コンサルティング経験をもとに、やさしくご紹介します。
「経営資源」という言葉をしばしば見聞しますが、なぜそうなのかを再考すると経営が見えてきます
https://youtu.be/dXf35qyYARI

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【経営コンサルタントの独り言】 ドライバーの認知能力低下を車が検知してくれる

2022-07-18 12:01:00 | 【話材】 ブログでつぶやき

  【経営コンサルタントの独り言】 ドライバーの認知能力低下を車が検知してくれる

 

 

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■ ドライバーの認知能力低下を車が検知してくれる
   
 少々以前の読売新聞に、車の走行状態や運転者のわずかなクセなどを分析して、運転者の体調の異変をAIが見つけてくれるようになるという内容の記事を読んだことを記憶しています。

 その背景には、社会問題となっている高齢ドライバーの事故を減らそうということがあるようです。これが実用化しますと、認知症の早期発見につながるそうです。それだけではなく、視野が欠ける緑内障という目の病気を早期発見するというような健康状態にもつながるような懸念材料を提供してくれるようになりそうです。

 磁気共鳴画像(MRI)技術をもとに、各種センサーを使って、運転者の脳や目の動きを分析します。

 たとえば、運転者の視線をカメラで検知し、横断する歩行者の見落としを警告してくれます。車が左右にふらついたり、車間距離が短くなったりする傾向を捉え、認知機能や空間把握能力の低下を見出してくれます。

 運転者の視線や顔の向きや表情、まぶたの開き具合などをカメラでとらえ、異常を検知すると警告音を発したり、シートベルトを振動させたりして注意喚起をしてくれます。

 運転者の行動から、事故につながるミスの原因が何であるかをAIで分析することにより、このようなことが可能になるようです。それどころか、体調や病気の疑いの分析までもしてくれるようになるそうです。

 このようなシステムを使うことにより、自分ではあまり気がつかない高齢者による運転能力の低下に気づきを与えることになるようです。

 一方で、自動運転技術の開発も進んでいます。

 前者の技術はすぐにでも必要であり、自動運転の技術が実用化されますと、その技術はあまりメリットが大きくないように思えます。この技術の実用化は2030年が目標だと言います。

 開発は、その内容は当然のことながら、実用化スピードがものをいいます。この技術が実用化されたときには、陳腐化された技術と言われないようであって欲しいです。

 

(ドアノブ)

 

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【プロのひとり言】「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう

2022-07-16 12:01:00 | 【経営・専門業】 経営コンサルタントのひとり言

  【プロのひとり言】「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう  

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ 「ひらめき」と「思いつき」の違いは何でしょう

 

 経営コンサルタントという仕事柄、論理思考のお話をする機会が多いです。社員研修では、自分の業務の進め方やビジネスに直結することが多いためか、皆様が熱心に聴講してくださることが多いです。

 その時に、「論理思考とひらめきは、矛盾も含み、少々異なるような気がしますが・・・」という質問をしばしば受けます。

 私は、この両者を同じ次元で比べるべきではないように考えています。

 ロジカル・シンキングなどを用いて、平素、トレーニングを行ったり、ビジネスを行ったりしていますと論理思考力は高まってきます。論理思考力が高まりますと、いろいろな発想が出て来るようになってきます。

 一方、「ひらめき」というのは、いろいろな経験を積んだ中で生じるものであって、「無」から生じるものではないでしょう。論理思考のできる人は「ひらめき」も多いのではないでしょうか。


 人間にとって、睡眠は不可欠です。脳を休めて、翌日活溌に脳を使えるようにするために睡眠が必要です。

 睡眠というのは、人間が生きていくための肉体としての疲労回復だけではないそうです。脳生理学者の間では、「眠っている間に、記憶が整理される」ということは、ずいぶん以前からわかっているようです。

 日本で最初にノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士は、寝ているときに中間子理論を思いついたという話は有名です。同様に、多くの人が寝ているときに、いろいろな発想が生まれたという話は良く聞きます。

 眠っている間に、記憶が整理され、その過程で、別の経験から蓄積された記憶と合体しますと、そこに新たな発見があるのかもしれません。これが「ひらめき」です。


 「ひらめき」と似たようなものに「思いつき」という言葉があります。一般的には、「ひらめき」は良い評価をされ、「思いつき」は、刹那的で、あまり良い印象と受けとめられないことが多いように思えます。

 強いて言えば、「ひらめき」は「思いつき」の一種と考えて、ここでは考察してゆきます。

 「ひらめき」は、ある目的なりテーマ・課題に対してピンポイントな発想で、その目的なりテーマ・課題に取り組む際に、多くの人が賛同してくれるようなアイディアであるように思えます。多くの人が採用したくなるようなアイディアと言って良いでしょう。

 一方、「思いつき」は、何の根拠もなく、ポッと出てきたような印象が強いです。賛成者もいるかも知れませんが、賛同してくれる人の割合が低いことが多いように思えます。

 他方、「奇抜なひらめき」は、多くの人に理解されず、反論も強いことがあります。有名のことの一つが「それでも地球は回っている」という言葉に象徴される地動説を唱えたコペルニクスが連想されます。


 思いつきもひらめきも、有益な場合がありますので、けっして莫迦にせず、まずは「ウラを取る」ことではないでしょうか。両者とも、そのアイディアが有益であるという証明が必要です。

 多くの「思いつき」を発散思考で行い、その成果物をもとに収束思考をしてゆくと「ひらめき」に繋がりやすいように思えます。

 思いつきの豊かな人は、ひらめきの基となるものを多く持っていると言えます。すなわち、その様な人は、「ひらめき」を産み出しやすい人と言えるのではないでしょうか。


 論理的に追求し、重考した結果、効果的な方策が編みだされるように思えますので、私は、伝統的な論理思考法といえます、発散思考と収束思考、帰納法と演繹法を繰り返すようにしています。

 その進め方として、以下のような手順を原則としています。

   ・ 課題をリストアップする
   ・ リストがMECEである(それに近い)ことを確認する
   ・ 優先順位を付ける
   ・ 順位の高い事項から着手してゆくアクションプランを立てる
   ・ 成果判定基準を決める

 

 ご意見もおありと思いますが、参考にしてくだされば幸いです。

 

 

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【プロのひとり言】カエサルが食べたホンモノのシーザーサラダ?

2022-07-14 12:01:00 | 【話材】 お節介焼き情報

  【プロのひとり言】カエサルが食べたホンモノのシーザーサラダ?   

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ カエサルが食べたホンモノのシーザーサラダ?

 

 レストランで食事をするときに、サイドオーダーとしてシーザーサラダを注文する人が多いと思います。レタスを主体にして、ルッコラが入っているいる、気軽に食べられるサラダですね。

 私は、シーザーサラダとは、カエサル(シーザー)が好んで食べていたサラダでしたので、シーザーサラダと呼ばれているものと思い込んでしまっていました。

 シーザーサラダの「シーザー」は、メキシコのレストラン「シーザーズ・プレイス」という名前が語源となっていることを最近になって知りました。「思い込み」というのは怖いですね。

 このお店のオーナーであったイタリア系移民の料理人であるシーザー・カルディーニさんの考案で誕生したサラダなのだそうですね。

 サラダにかけられるシーザードレッシングも、ボリュームあるサラダにピッタリ。ホンモノのドレッシングは、半熟の卵黄を使って、オリーブオイルを利かせものです。

 しかし、私のような庶民が普段口にするドレッシングは、生卵を使っているのでしょうか、オリーブオイルもあまり良くないものなのでしょうか、ニンニクが主張しすぎたりして、私が感動したシーザードレッシングとは少し異なるような気がします。

 かくいう私は、グルメとか美食家とはほど遠い、味音痴ですけれど・・・

 

 

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【プロのひとり言】「思考する」ということを誤解している人が多い 

2022-07-13 08:15:00 | 【経営・専門業】 経営コンサルタントのひとり言

  【プロのひとり言】「思考する」ということを誤解している人が多い  

 

 

 「そんなこと、常識だろう」と言ったり、言われたりしたことはありませんか?

 コンサルタントなど士業・経営の専門家だけではなく、ビジネスパーソンの皆さんの「あたり前」とはなんでしょうか?

 「常識」とか「あたり前」と思っていることが、じつは、必ずしも適切な判断に繋がるとは限りません。

 こんな、日常茶飯事のことに疑問を持つことの積み重ねが、思考力を高めたり、相手のことを思いやったりと、人間性を高めることに繋がるような気がします。

 経営士・コンサルタント45年余の経験から、思ったこと、考えたことを独断と偏見でもって述べてみたいと思います。

 

■ 「思考する」ということを誤解している人が多い

 

 「人間は考える葦である」と言ったのは、 フランスの思想家、数学者、物理学者であるパスカルの名言です。

 ところが、私達は自分の行動を振り返りますと、熟考もせずに走り出していることに、過ちや失敗をしてから気がつくことが多いです。

 日経新聞社から刊行されている「ビジネスシンク」に、『思考はビジネスの要で、他の全てを始動させるビッグバンである』と記述されています。S.R.コヴィーのビジネスシンクは、私にとっては座右の書のひとつです。

 私達の多くは、過去の延長線上の発想で、「先輩から引き継いだので踏襲しています」と惰性で行動している面が大きいです。

 今、行動を起こそうとしていることの目的は何か、背景に何があるのかを思考し、常に意識し、繰り返し思考すべきです。その実現・達成にはどの様な問題が待ち受けるかというリスクマネジメント的な思考をし、そのためにはどのような予防策があるでしょうか、予防策の重点順位は何が高いか、それに対処するための5W1Hは何か、等々を思考しなければなりません。

 どの段階でも、クリティカル・シンキング的視点を忘れずに、「これで良いのか」「なぜこうなのか」と思考を繰り返すことです。

 しかし、私達が、何か行動をしようというときに、期限が迫り、時間がないことがあります。拙速で「走りながら考える」ということを余儀なくされることが多いです。

 けっして、このような行為は薦めることはできませんが、やむを得ないときには、たとえ走りながらであっても上述のようなことを意識しながら、行動に反映させていくべきです。

 手前味噌の話で恐縮ですが、従業員13名であった某メーカーのお話です。赤字が続き、いつ倒産するかも知れないという状況の時に、社長さんにお会いしました。

 すぐに顧問契約をし、3年ほど経過したときのことです。久しぶりに役員会に出席したところ、30代の常務さんが会議の進行をしていて、その雰囲気がかわったことに驚きました。

 かつては社長さんが一方的にしゃべる、暗い雰囲気の形式的な役員会でした。ところが、全員参加で、戦略的なテーマに、戦術論を交えて、それがロジックツリーを用いて、キチンと体系立てて整理し、率直な意見を述べあっているのです。

 社長さんの独壇場であった役員会が、社長さんは一歩下がってオブザーバー的な参加の仕方で、他の役員全員参加の会議に変貌していたのです。

 終わってから、若い常務さんが私のところに来て、「先生がおっしゃっていた『論理的に思考する』ということが少しずつですがわかってきました」と満面笑みを浮かべて、活き活きと話してくれました。

 このクライアントは、厳しいご時世にもかかわらず、3年で従業員30名にまで成長してきました。「ああ、この会社にもビッグバンが訪れたのだ」とコヴィーの書を思い浮かべたことがあります。

 

 

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