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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月30日 元気な会社 全員営業で黒字転換、増収増益へ 2b02-4530

2024-05-31 06:42:01 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月30日 元気な会社 全員営業で黒字転換、増収増益へ 2b02-4530 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月30日(木)

 私のモバイルPCは、「軽量」を重視して選定したこともあり、タッチ画面でなく、購入してから悔やみました。

 講師業を依頼されることが多く、講演中に文字や図を書いたりすることがあるのです。

 オンサイトであれば、黒板・白板を利用できますが、オンラインの場合にはそうは行きません。

 線を引くくらいはマウスを使ってできます。

 それにヒントを得て、ペン型のマウスを購入しました。

 残念ながら、普通のマウスに毛が生えた程度の使い勝手で、文字を書くには不充分であることが判明しました。

 タブレットを持ち歩くのは大変ですので、PCを買い換えるのが近道ということなのでしょう。

 まだ、いまのモバイルPCは買ってから半年強、しばらくはzoomでの講習でホワイトボードをつかうのはお預けのようです。

 

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、えんぽうにあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

 

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 全員営業で黒字転換、増収増益へ 2b02-4530
 新型コロナウイルス感染症の影響により業績が悪化した企業が少なくない中、コロナ禍前は業績が赤字だったにもかかわらず、コロナ禍に入って黒字転換した企業がある。人口4万1000人超と日本で最も人口の多い村として知られる沖縄県読谷村(よみたんそん)で、2008年8月に県内10番目のコミュニティFM放送局として開局したM社である。
 主力のラジオ事業は、朝7時から夜10時までほぼ生放送で運営し、番組のDJ(パーソナリティ)は120人余りの地元のボランティアが担う。ボランティアによる番組枠は完全に埋まっており、番組待ちのエントリー者も数多い。3カ月に1度の番組改変時には新規番組担当者に4時間の研修を行い、番組パーソナリティとしてデビューする形だ。社員15人も番組を担当しつつ、営業や企画・総務・経理など会社の運営を担っている。
 ただコロナ禍の影響は大きかった。コロナ禍前の2019年6月期に5929万円だった広告収入は、翌20年6月期は5152万円に減少し、さらに21年6月期は4454万円と激減した。多くの人が利用するスタジオを消毒するため、生放送の時間を短縮ざるを得なくなった。「番組担当者やスタッフの休みも頻繁になり、放送運営に支障をきたすようになった」と社長のNさんは振り返る。
 これに対し、「コロナ対策営業強化プロジェクト」と称した活動をスタート。読谷村行政の全課をターゲットに、社員全員を営業担当者に振り分けて「うかがい営業」を行った。コロナ禍という「災害時」に必要不可欠な情報発信とは何なのか、同社が出来得る事業・取り組みを考えて提案した。並行して読谷村から受託している「ふるさと納税返礼品」事業を強化。返礼品の種類やポータルサイトを増やし、全国100局余のコミュニティ放送局に1時間の「ふるさと納税番組」を配信して、納税額を増やした。
 広告収入は減収となったものの、行政からのコロナ関連広報収入は増加。ふるさと納税返礼品事業もコロナ禍に伴う「巣ごもり需要」が高まり、事業手数料としての収入が大きく増えた。この結果、2019年6月期決算は売上高が6520万円、経常損益が127万円の赤字だったものが、コロナ禍後の2020年6月期は売上高が8642万円、経常利益は256万円と黒字に転換。さらに2021年6月期は売上高が約9200万円で、経常利益は915万円と増収増益を果たした。
 一方でNPO法人を設立した。非営利組織の方が持続可能な事業運営が可能だと判断したためで、今後、事業を株式会社からNPO法人にシフトしていく方針だ。「全国の方々から頂いたふるさと納税の事業手数料で、ラジオの運営を賄うようにする。これにより、社会の変化に対応出来る組織となり、スタッフの業務に対する多様化も進む」とNさんは考えている。

【コメント】

 営業努力や営業部門強化によって何とか乗り越えている企業もあります。

 新たなアイディアとその実行力で苦境を乗り越える攻めの経営成功例と言えます。

   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄では、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
      https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
 

  ■【今日は何の日】 5月31日 ■ 世界禁煙デー ■ 東京スカイツリーから電波発信  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 最近ラブレターを書いていないな~~ 523川に浮かぶ桜の花びらはどこへ・・・  530
 5月30日は「ゴミゼロの日」でした。
 コンビニの大半が大手チェーンに属していますが、地域に根付いた独立コンビニも頑張っています。
 コンビニで話題になるのが、賞味期限が近いお弁当などの廃棄問題です。
 予測と実売の差が、この問題を引き起こしているのです。
「コンビニエンス=利便性」が売り物ですので、品切れによる不便を掛けることを避けたいという温かい気持ちから、多めの仕入をしているために起こっている現象です。
 しかし、売上予測の判断力が低くてこの問題を引き起こしていることが多いのです。
 予測力を養成するのは大変ですが、大きな課題です。
 一方で、大手コンビニでは、賞味期限が近くなりますと廃棄する基準が厳しいのですが、独立系のコンビニや小売店では、タイムセールにより値下げして販売をすることにより、ごみの減量に繋げているところもあります。
 大手コンビニも、ルールを見直し見てはどうでしょうか。

 話は変わりますが、桜の季節、桜の花は、ハラハラと散るのが風流です。
 川や池に浮いた花びらもまた優雅です。
 でも、水面から沈んだ花びらはどうなるのでしょうか?
 美しい風景を思い描いて、このブログを読んでくださっている方には申し訳ないのですが、川や池に沈んだ花びらは、実は、ヘドロの材料となってしまいます。
 東京都では、神田川や目黒川など、桜の名所の下流では、花びら回収専用の船が活躍して、ヘドロにならないようにしています。
 陰の努力があってこそ、川や海がヘドロ化しないで済んでいるのですね。
 ありがとうございます。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月29日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 40-4 コンサルタントに業務委託をするときのポイント  

2024-05-30 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月29日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 40-4 コンサルタントに業務委託をするときのポイント 

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【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月29日(水)

 役職定年が話題になっています。

 大手企業が少しずつですが、役職定年をやめたり、延長したりしているそうです。

 人手不足が騒がれている中、とりわけホワイトカラー族の生産性向上という観点でも、経験豊富な、多くの管理職に役職定年を適用することは好ましくありません。

 一方で、女性管理職の役職定年問題は、あまり改善していないようにも聞いています。

 女性の管理職比率を高めるという政府の政策にもかかわらず、企業現場ではその気運が強くなく、実力ある女性が管理職登用されるのに、男性と差別が大きいともいわれています。

 「女性管理職役職定年=退社」という構図さえあるそうです。

 労働力不足の中、なぜ、そのような男女差別をしなければならないのでしょうか。

 

 「人材を育てる時代は終わった」という人がいます。

 人材は、出来上がった人を採用すれば、教育費用を削減できるというのです。

 世の中の風潮に乗っていてよろしいのでしょうか。

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 40-4 コンサルタントに業務委託をするときのポイント

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、「コンサルタントとは何をしてくれる職業なのか」という視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」、第3章は「社員研修で人財を効果的に育てる」というテーマでお話してきました。

 第4章では「コンサルタントに業務委託をするときのポイント」という企業向けの情報です。しかし、これを裏返しますと、コンサルタント・士業として、どうあるべきかがわかってくると思います。

 

■ 第4部4章 40 【経営支援】 コンサルタントとの業務委託の契約 1-1
 「この先生にお願いしよう」という経営コンサルタントが見つかったら、契約書を取り交わしましょう。経営コンサルタントの中には契約書を取り交わさず、提案書という形で提示される場合もあります。
 どのような方法でコンサルティングに取り組んでくれるのか、契約期間や金額、支払い方法などの取り決めですので、きちんと内容を確認しましょう。

 コンサルタントとの契約のしかたには、いくつかの異なった方法があります。期間の長短により大別するとわかりやすいと考えますので、この視点からまずは見てみましょう。
 目的に応じて契約の期間を決めることがよいですし、目的によって契約形態が異なります。
 企業が抱える問題・課題を見つけるには経営診断を受けるのがよいでしょう。本格的な診断は本診断と言い数ヶ月かかるのが一般的で、費用もその分高くなります。長期的な顧問契約をする前に簡易診断を受けますと、自社の問題点を経営コンサルタントと双方が共通認識できて、その後のコンサルティングをスムーズに運ぶことができます。
 すでに自社の問題点を把握できている顕在的な課題の場合には、課題に応じた、短期的に解決できるスポット契約という方法があります。簡単なものであれば半日から支援を受けることも可能ですが、通常は1~2ヶ月といった期間となります。
 長期にわたるような課題はプロジェクト契約となります。また、総合的に、じっくり腰を据えて助言を得るには顧問契約が適しているでしょう。

 

 


■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
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■【経営コンサルタントの独り言】

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■ エベレストの標高はひとつではない?! 529
 エベレストを最初に登頂したのはニュージーランドのヒラリーで、70年近く前のことです。
「たった70年前?」という感覚の人もいらっしゃると思います。
 それほど厳しい山なのかもしれませんが、昨今は、登頂者が多くて、ごみだらけになってしまっていると冒険家の野口氏だったと思いますがおっしゃっていました。(もし、違っていましたらごめんなさい)
 エベレストはインド測量局 で長官を務めたジョージ・エベレストにちなんで命名された。
 科学技術の発展している昨今ですが、エベレストの標高に対する数値でも米中対立があるようです。
 エベレストがあるネパール政府も独自の標高を示しています。
 私が子供の頃は、エベレストは8,776mと教えられました。
 エベレストの標高については諸説あり、1954年にインド測量局が周辺12か所で測定し、その結果を平均して得られた8848 mという数値が長年一般に認められてきました。
 1999年、全米地理学協会はGPSによる測定値が8850 mだったと発表し、2020年、中国・ネパールは合同で北斗とGPSによる測定値が従来の測定値より僅かに高い8848.86 mであったと発表しています。
 厳密にいいますと、地殻変動などの影響によって標高は年々変動しているようです。
 ちなみに、エベレストの南麓に位置するネパールのサガルマータ国立公園はユネスコの世界遺産に登録されています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月28日 福岡県太宰府 天満宮4 御本殿

2024-05-29 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月28日 福岡県太宰府 天満宮4 御本殿 

  平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 私の後進として会社を託した竹根好助の経営コンサルタント起業経験や、その会社の日常業務、自分の思いなどを「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」として連載しています。

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■【小説風 傘寿の日記】

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5月28日(火)

 某人材派遣会社の登録社員向けの社内報向けにビジネスパーソンのあり方について寄稿してほしいという依頼が来ました。

 年度切り替えでもないのに、この時期に依頼とは、といぶかしく思い、思い切って理由を聞いてみました。

 4月より執筆していた先生が急病で、執筆できなくなり、そのピンチヒッターとのことでした。

 業界では、「今井は筆が速い」という評判らしく、このようなピンチヒッターを依頼されることはこれまでも結構ありました。

 同社とは、以前、同社の正社員向けの社内報の原稿を書いたこともあり、年度末まで、毎月寄稿することになりました。

 早速、全体構想を練ることにしました。

 

 【カシャリ!ひとり旅】で旅をしてきていますが、写真の整理はなかなか追いつきません。一方で、時間がある時に、一息入れるために、かつてアップロードした写真を見直すこともあります。

 

 

 

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 福岡県太宰府 天満宮4 御本殿 
 

  

【カシャリ!一人旅】 福岡県太宰府 天満宮4 御本殿 


    
思い立ったらカシャリ! 皆様にご披露するというより、自分の記録

 

 太宰府市(だざいふし)は、福岡県の中部に位置し、歴史は長く、671年日本書紀に「大宰府」という名前が記され、九州地区を統治した地です。
 太宰府天満宮は「学問の神」と崇められる菅原道真公を祀っているために毎年受験生をはじめとした参拝客が年間700万人とも言われています。

 919年(延喜19年)、左大臣藤原仲平が勅によって社殿造営を行いました。数度の炎上を経た1591年(天正19年)に小早川隆景が再建します。五間社流造り、檜皮葺で、正面には唐破風状の向拝が付く、桃山時代の豪壮華麗な様式で、右には飛梅、左には皇后梅が配されています。現在国の重要文化財として指定されています。(太宰府観光協会のウェブサイトより)

 アクセスは、福岡からですと意外と近いので驚きました。博多から 地下鉄空港線で天神 西鉄福岡に向かい、大牟田線急行で20分ほどで二日市に着き、太宰府線に乗り換えると10分もかからずに終点の太宰府駅に着きます。博多から1時間もかからず、電車も朝だと15分おきに出ていますし、運賃も地下鉄と西鉄を合計しても600円程度でした。(2014年6月現在)


福岡 太宰府

 

 

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  ■【今日は何の日】 5月29日 ■ エベレスト登頂記念日 ■ 肉の日  一年365日、毎日が何かの日

 

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  花火に仕組まれたパラシュート 528
 5月28日は「花火の日」です。
 隅田川の花火は有名ですが、「江戸の華」といわれるように江戸時代から花火大会があったのですね。
 当時の花火は、丸く美しく散るのではなく、今日では「柳」と呼ばれる花火分類に属する、流れ落ちるような花火だったようです。
 鍵屋と玉屋(鍵屋から独立)やが競い合って、その美しさを競ったそうです。
 その技術が今日に繋がっていて、日本の花火は世界的にもトップクラスといわれています。

 私が子供の頃、打ち上げられた花火から落ちてくる「落下傘(パラシュート)」が楽しみでした。
 ある日、私の家のすぐ前に落下傘が落ちてきました。
 私は、玄関から下駄を履いて出ようとするのですが、なかなか下駄を履けません。
 ようやく下駄を履いて飛び出して、落下傘を拾いに行こうとしたのですが、通りがかりのおばさんに先を越されてしまいました。
 後になって、裸足で良いから直ぐに飛び出せば良かったと悔やみました。
 今でも、その時の無念の気持ちは忘れられません。<笑い>

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【経営コンサルタントのお勧め図書】 「理念」+「仕組み」で成長 『「とにかく仕組み化」-仕組をつくり、上を目指す-』  2405

2024-05-28 12:21:00 | 【経営】 経営コンサルタントの本棚

本  【経営コンサルタントのお勧め図書】 「理念」+「仕組み」で成長 「とにかく仕組み化」-仕組をつくり、上を目指す-』  2405  

経営コンサルタントがどのような本を、どのように読んでいるのかを教えてください」「経営コンサルタントのお勧めの本は?」という声をしばしばお聞きします。

 日本経営士協会の経営士・コンサルタントの先生方が読んでいる書籍を、毎月第4火曜日にご紹介します。

 【経営コンサルタントの本棚】は、2012年に、経営コンサルタントがどのような書籍を読んでいるのか知りたいという、ブログ読者の声を反映して企画いたしました。

 幸い、日本で最初に創設された経営コンサルタント団体である日本経営士協会には優秀な経営士・コンサルタントがいらっしゃるので、その中のお一人である酒井闊先生にお声をかけましたところ、ご協力いただけることになりました。

 それが、今日まで継続されていますので、10年余もの長きにわたって、皆様にお届けできていることに誇りを持っています。

本

■    今月のおすすめ

   『「とにかく仕組み化」-仕組をつくり、上を目指す-』
          (安藤広大著 発行:ダイヤモンド社)

本

■「仕組み」について思考を深めてから、お薦め本を紹介します(はじめに)
 
 本欄「経営コンサルタントのお勧め図書」では、2024年3月から5月にかけて、経営理念を新たに構築、或いは、再構築する企業に参考となる図書をご紹介しています。
 3月は理論的な『「経営理念2.0」会社の“理想と戦略”をつなぐ7つのステップ』をご紹介しました。4月は、実践的な『「経営」稲森和夫、原点を語る』をご紹介しました。5月は、経営理念を実現する『「とにかく仕組み化」仕組をつくり、上を目指す』です。
 「仕組み」についてよく引用される名言があります。それは「ビジョナリー・カンパニー~時代を超える生存の原則」に登場する『時を告げるのではなく、時計をつくる』です。
 この名言の意味するところは、永続企業の要件は、カリスマ的な経営者が、一時的に謳歌・繁栄する、『時を告げる』経営ではなく、素晴らしい製品やサービスを次々と生み出せる、永続的に時を刻む時計のような、「仕組み」を重視する経営であるとします。つまり、永続的に繁栄を刻む『「時計(仕組み)」をつくる』ことが重要なのです。さらに言えば、アウトプットである「商品・サービス」よりは、「商品・サービス」をアウトプットするプロセスである「仕組み」に目を向けることで、組織による再現性が高まり、繁栄が永続するのです。
 「仕組み」が時計になる要件を考えてみましょう。
 まず、「仕組み」を組立てる「仕組み化」のプロセスのスタートである、ビジョンと現状とのギャップの認識です。ここでは、“経営理念(M<p>・V・V;「ビジョナリー・カンパニー」レベル)”と“現状の見える化”がキーとなってきます。このギャップを埋めるのが「仕組み」です。この「仕組み」が備えるべき要件は、改善・改革と前進・成長を促す要素に加え、「仕組み」を支えるインフラとしてのプロセス・マネジメント(“振り返り”とプロセス・アプローチによる“価値創造”)です。更に加えるならば、具体性・手順性・一貫性(Specific・Methodical・Consistent)、全体最適、インサイド・アウト(共有性・納得性)が求められます。
 次は、「仕組み化」の領域です。領域は多様です。人事、働き方、お金、組織、売上・営業、CS、品質等々に加え、これらの上位領域としての理念体系です。ここで大切な要件は、仕組み・領域間相互の一貫性、整合性、全体最適です。
 
 以上で「仕組み」についての思考を終え、おすすめ本「とにかく仕組み化」の紹介に移りましょう。
 紹介本の著者は、日本社会に対する強烈な「違和感」から、この「違和感」を改善し、正しい方向に導く「仕組み」を提言する、コンサル会社、株式会社識学を2015年に起業します。社名の“識学”は、2013年に著者が違和感を解決する思考法の「意識構造学(識学)」に出会ったことに由来しています。
 意識構造学は、人が物事を認識し、行動に至るまでの思考の働きを、5つの領域(「位置」「結果」「変化」「恐怖」「目標」;次項で解説)で捉え、暗黙知の多い“人・組織”の領域に於いて「仕組み化」により形式知化し、思考の癖に紐づく誤解や錯覚の発生要因を特定し、この発生を防ぎ、意志の高い組織を作るマネジメント手法・学問です。〝識学コンサル“の導入企業は4000社以上で、導入企業の80%は1年以内に売り上げが向上しています。
 著者は「違和感」について次の様に言います。『日本社会の状況は、耳あたりの良い「一人一人に優しい」を履き違え、長期的には優しくする側も優しくされる側も「マイナスとなること」が殆どで、組織がどんどん弱体化している』です。
 私(筆者)は、何故このような履き違いが起こっているかを、私流に考えてみました。それは「エンゲージメント」「従業員満足度」「モチベーション」「ロイヤリティー」の解釈を履き違えている結果と理解します。組織のプラスになるのは、『従業員相互の対等の関係に基づき、主体的・意欲的に取り組んでいる状態の「エンゲージメント」』です。他の3つは、個人的・受動的な思いに留まる限り、組織にプラスの作用はないのです。つまり、他の3つも大切ですが、「エンゲージメント」に結びつかない限り意味がないのです。4つの概念の違いについては、[図1(下記URL)]を参照下さい。
 
 
 因みに、米ギャラップの2023年版リポートによると、2022年の『「社員エンゲージメント」国際比較』において、日本は145カ国中で最下位でした。仕事や会社への熱意、貢献意志などが高い「エンゲージしている社員」はわずか5%で、4年連続で過去最低となっています。著者の違和感が、この調査結果に如実に現れているのです。[図2(下記URL)]を参照下さい。
 
 この様な違和感的状況の解消を目指し、人・組織の領域において、世間一般常識を超えた「とにかく仕組化」により、「社員エンゲージメント」を高め、生産性の向上を提言しているのが紹介本です。
 次項で、「とにかく仕組化」の注目点を「意識構造学」の5つの領域に触れながら、見てみましょう。
 なお、紹介本をより深く体系的に見るために、『週刊ダイヤモンド2024.2.17、特集「識学大全」(「とにかく仕組み化」「数値化の鬼」「リーダーの仮面」の“識学”3部作を、書籍にない実例・図解で理解)』を参考にしています。
本
「とにかく仕組み化」と「意識構造学」の仕組みのポイント
 
【「とにかく仕組化」で目指すものと、実現のための前提条件】
[5つの領域の「位置」「結果」]
 目指すものとして、仕事で結果を出すこと、人をマネジメントすること、組織を大きくしていくこと、の3つの原則を挙げます。
 前提条件としては、フラット型組織ではないピラミッド組織のもと、リーダーとプレーヤーの立場(「位置」)を互いに正しく認識し、責任と権限を明確にした上で、リーダーは感情・本能を排除し(紹介本では「仮面をかぶり」と表現)、責任・理性・原則・ルール(マニュアルを含む)・事実・「結果」に基づき、プレーヤーの成長を目指し、マネジメントします。
 一方、プレーヤーも感情・本能を排除し、ルール(マニュアルを含む)・事実・「結果」に基づき、リーダーとコミュニュケートします。
 これにより、好き嫌いや友達感覚などの感情を抜きにして、「結果」を追求する組織となるのです。「ビジョナリー・カンパニー」と同様、不適切な人にはバスから降りてもらう仕組みとし、意志の高い人が残り続ける組織を目指します。
 
【「意識構造学」の求める「変化」とは】
[5つの領域の「変化」]
 求める変化は色々ありますが、前掲の週刊ダイヤモンド2024.2.17は次の様に解説します。『[「変化」以前の誤っている状態]①給料をもらう②サービス・商品の提供行動③対価・利益。⇒[「変化」後の正しい状態]①サービス・商品の提供行動②対価・利益③給料をもらう』に見る順序の「変化」が重要とします。この思考法が「意識構造学」のベースにあるのです。
 
【正しい「評価」で「恐怖」「成長」を促す、「数値化」と「数値化の効用」】
[5つの領域の「結果」「恐怖」「目標」]
 上記[変化後の正しい状態]を前提とすれば、①②の「結果」を評価し③を決めることになります。正しい評価をする為に、数値化され行動と直結するKPIを「目標」として設定し、KPIの達成状況を以って評価する仕組みです。新人や他部門からの転入者などについてはマネジメント側がKPIを設定します。「結果」だけで評価し、プロセスは評価しない事をルールとします。勿論、マネジャーはプレーヤーのKPI達成をサポートしますが、具体的な数値を以ってのみです。
 評価は1年に4回で、その評価はゼロ評価(達成+3、未達成0、あと一歩0、大きく達成+4)ではなく、マイナス評価(達成+3、未達成-2、あと一歩-1、大きく達成+4)です。-1と-2の評価の場合は降給・降格です。降給・降格しても再挑戦で昇給・昇格できる仕組みです。
 評価の「数値化」の効用は、「恐怖」と「成長」です。
 メンバー全員が同じ手法のKPIを使い、オープンにすることでお互いの「比較と平等」を可能にする仕組みです。「比較と平等」により他のメンバーとの相対的な位置が分かることで『危機感(いい意味の「恐怖」)』が生まれ、「成長」と「頑張り」を生みます。
 マイナス評価は、更に強い「危機感」「成長」「頑張り」を生むと同時に、降給・降格を伴うことで、年功序列賃金体系を無くし、「働かないおじさん」の解消に繋がります。
本
「仕組み化」で「時を刻み続ける時計」を創ろう(むすび)
 前項で見たように、「識学」の評価の「仕組み」は、生産性を向上させ、日本の、下がり続ける「世界競争力ランキング」、最低位の「社員エンゲージマント」を上昇させる転換点となり得ます。また、人手不足を補う効果も期待できます。更には、年功序列賃金慣行を成果主義の世界標準に切り替えていく契機にもなります。
 「仕組み化」により、驚くほどの、「経営理念((M<p>・V・V)」が目指す「変革」を果たせることが、本欄3月、4月、5月の紹介事例から理解できます。更なる、そして永続的に成長するために、新たな「仕組み化」或いは既にある「仕組み」の見直しに挑戦し、「時を刻み続ける『時計』」を創りませんか。
本

【酒井 闊プロフィール】

 10年以上に亘り企業経営者(メガバンク関係会社社長、一部上場企業CFO)としての経験を積む。その後経営コンサルタントとして独立。  企業経営者として培った叡智と豊富な人脈ならびに日本経営士協会の豊かな人脈を資産として、『私だけが出来るコンサルティング』をモットーに、企業経営の革新・強化を得意分野として活躍中。

  https://www.jmca.or.jp/member_meibo/2091/

  http://sakai-gm.jp/index.html

【 注 】  著者からの原稿をそのまま掲載しています。読者の皆様のご判断で、自己責任で行動してください。

本

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 経営コンサルタントを目指す人の多くが見るというサイトです。経営コンサルタント歴半世紀の経験から、経営コンサルタントのプロにも役に立つ情報を提供しています。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月27日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段10 ありたきことは、まことしき文の道

2024-05-28 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月27日 徒然なるままに日暮パソコンに向ひて 第一段10 ありたきことは、まことしき文の道 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月27日(月)

 ネット情報をサーフィンしていたところ、鈴木義幸氏が少年野球の名指導者のことについて記述していました。

 大半の少年野球指導者は、「どなる」のだそうです。

 ところが名指導者は、「アクノレッジメント」を重視するとおっしゃっていました。

 A少年が高めのボールを空振りしたときに、普通の指導者は、「なぜ、ボール球に手を出すのか」と怒鳴ることが多いそうです。

 ところが、名指導者は、「打てると思ったら、ドンドン振ってゆけ」とアドバイスをするそうです。

 少年は「打てる」と思ったから振ったので、それを否定しない、すなわち「アクノレッジメント」することで少年が萎縮しないようにするそうです。

 もちろん、すぐ後で、技術的なフォローをするのですが、それもアクノレッジメントでするのだそうです。

 管理職が部下指導をするときに応用できそうですので、メモとして残しておきました。

 このシリーズは、数年前に部分的に当ブログに投稿しました。

 その内容を追補したり、新規に加えたりして参ります。

 

 

 「徒然草(つれづれぐさ)」は、吉田兼好による随筆集の冒頭の文章です。作者は、兼好であるという明確な証拠はないようです。おそらく大半の方が、何らかの形で、この文章に接しているのではないでしょうか。
 徒然草といいますのは、清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』とならび日本三大随筆の一つといわれています。
 高校生時代に戻った気分で、また、社会人として人生を歩み、自分の高校時代には理解できなかったり、誤解していたりすることを発見しながら、独断と偏見に満ちた、老いぼれコンサルタントが、我流の解釈を僭越ながらお付けしました。
 徒然なるままに、日暮パソコンに向かいて、よしなしごとを、そこはかとなく書き付けてまいります。
 お届けも、徒然なるままにアップロードしますので、読者の皆様も、日暮パソコンに向かいて、末永く、徒然にご覧下さるよう、お願いします。

【 注 】 加筆等再編集して、再掲の原稿を含んでいます。

 

◆第一段その8 めでたしと見る人の

 

10  ありたきことは、まことしき文の道、作文・和歌・管弦の道、また有職に、公事の方、人の鏡ならんこそいみじかるべけれ。手などつたなからず走り書き、声をかしくて拍子とり、いたましうするものから、下戸ならぬこそをのこはよけれ。

 【語彙】

 あたりきこと: 望ましいこと
 まことし: 正式だ、ホンモノだ
 文: 学問、手紙、書物
 作文: 漢詩(を作ること)
 有職(ゆうそく): 朝廷における儀礼に通じている人
 公事(くじ): 朝廷の政務や儀式
 いみじ: 立派
 手: 字の美しさ
 つたなし: へたな、劣った
 走り書く: 文字をスラスラと書く
 をかし: 趣がある
 拍子をとる: 宴席などで音頭をとる
 いたましう: 困った様子
 下戸(げこ): お酒に弱い人

【現代語訳】

 これまで人間としてのありかたを身分や地位、容姿・容貌などの視点で見てきましたが、本当に人間として望ましいことは、正式な学問の道や、漢詩や和歌に通じていたり、管弦の道に長けていたり、朝廷の儀礼や政務などに詳しい、人の模範となるような人は、大変立派なことでしょう。

 筆を持たせれば素晴らしい字をスラスラと書き、宴会などが開かれますと、綺麗な声で、座の中でリーダーシップを発揮し、酒を勧められて下戸のように困り顔をしても、全く酒を飲めないわけではないのは、男としては好ましいことです。

【ひと言】

 人間としての価値は、身分・地位や容姿容貌などよりは、本当に望ましい姿は何かという視点で、兼好は意見を述べています。

 兼好の見方としては、正調派の学問に通じ、漢学・漢詩や和歌などの素養を持っていたり、音楽の道に長けていたりすることの方を高く評価しているようです。

 また、朝廷における儀礼や政務などに詳しく、人の範となるような人も高く買っています。昨今の政治家やお役人のあり方を、兼好は見通しているのでしょうか、政治家や役人のあり方を指摘しています。

 個人的な素養・人柄という面で、さらに字の綺麗な人を評価しています。たしかに達筆な人はうらやましいですね。

 面白いのは、宴の席で、朗々とした声で、全体を仕切る人のリーダーシップについても記述していることです。年末年始や、人の移動に伴う歓送迎会など、日本人は宴会が好きです。その様な場を取り仕切るのが上手な幹事さんは、兼好には好かれるのでしょう。

 酒宴で、お酒の飲み過ぎを暗に批判しているのでしょうか。一方で、酒を飲めない、私のような下戸には、厳しい目を向けています。

 私も、商社マンをしていましたので、先輩から商社マンは酒が飲めなければダメだと、ずいぶんと教育を受けました。兼好がいうように、少しでも良いから飲めるようになりたいという気持ちは強く持っていました。

 しかし、一向にお酒が飲めるようにはならず、どうやら飲めない体質なようです。結局、10年商社マンとしてサラリーマン生活を送りましたが、下戸で通しました。

■ 「日暮パソコンに向日て」 バックナンバー

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/eb88c477696adc4e2e78376c81b7274b

 

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。
    この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 5月28日 ■ 花火の日 ■ 国際アムネスティ記念日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 日本海海戦は国際舞台で日本を知らしめた 527
 1905年5月27日に東郷平八郎が率いる日本艦隊が、ロシアのバルチック艦隊に対して大勝利を収めました。
 極東のはずれの小国が、大国の大艦隊を破ったということで、一躍国際舞台に飛び上がりました。
 なぜ勝てたのか、それはまた経営にも活かすことができと考えています。
  コンサルティングも、常識的なやり方をしているだけでは、ライバルに対して差異化(差別化)をすることはできません。差異化ができなければ、ランチェスターの法則に基づき、弱者が負けてしまうことが多いのです。

  「経営の常識」と言われることを疑ってみて、現状や自社の状況に鑑みた戦略や戦術を検討することも重要です。

 ちなみに、日本がロシアに勝つことができた理由のひとつが、ロシア側にあったそうです。

 彼等の装備は古く、また兵員の疲弊もあったことがあげられるそうです。

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 本日は、明細リストからではなく、下記の総合URLよりご覧下さるようお願いします。
  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17

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■バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月26日 経営四字熟語1-8 糟糠之妻 男は外に出ると七人の敵がいる 貧しさに負けず支えてくれている妻

2024-05-27 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月26日 経営四字熟語1-8 糟糠之妻    男は外に出ると七人の敵がいる 貧しさに負けず支えてくれている妻 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月26日(日)

 2024年7月から首都圏などでは、「完全キャッシュレスバス」が解禁され、現金ではバスに乗車できなくなる可能性が出てきます。

 高齢者ほどバスなど公共機関の移動が必要です。

 高齢者はICカードを利用していなくて現金主義の人がいらっしゃいます。

 バスを必要とする人が、バスに乗れないのでは本末転倒です。

 一方、バスの運転手さんの立場に立ちますと、現金管理の手間が省け、業務負担の軽減をはかることに繋がります。

 それにより運転手不足解消に近づければよいですね。

 経営コンサルタントという仕事をしてきましたが、その立場や経営という視点で四字熟語を”診る”と、今までとは異なった点で示唆を得られることが多のです。

 経営コンサルタントの視点で見た四字熟語を「老いぼれコンサルタントの日記」で認めることにし、時間を取っては執筆してまいり、それをご紹介します。

【経営四字熟語】 第1章 心の経営と経営の心
 1970年代から半世紀もの永きにわたり経営コンサルタントとして、経営者・管理職の皆さんと接してきました。その間、経営コンサルタントの目から見ても素晴らしい経営者・管理職の方がたくさんいらっしゃることを発見しました。一方、そのような素晴らしい経営者・管理職でさえも類似している課題が存在することも感じてきました。
 他方、どちらかというと元気のない企業に、換言しますと「一般的な企業」といえますか、その経営者・管理職の方々に見られる問題点も目の当たりにしてきました。
 本章では、経営者として、あるいは管理者としてのあり方を中心に四字熟語から選択して、私見をまとめてみました。あなたに適した形で感じ取る契機となることを期待しています。

■1-8 糟糠之妻    男は外に出ると七人の敵がいる
         ~ 貧しさに負けず支えてくれている妻 ~


 子供の頃、親から「男児、外に出ると七人の敵がいる」と教えられてきました。敵と言いましても「不倶戴天(ふぐたいてん)」の敵もいれば、自分自身の心の中に潜む敵もいます。「倶(とも)には、天を戴(いただ)かず」と訓読します。「不倶」の「倶」は「供」、すなわち「一緒にいない」、「戴天」は「天を戴く」ですから「一緒に天を仰ぐことはない」ということで「父親の敵のように、同じ天の下には一緒にはいられないほど恨みや憎しみが深い人」という意味です。
 ビジネスパーソンだけではなく、とりわけ独立起業した経営コンサルタントというのは、外に出たら、家庭のことを心配しなくても仕事に没頭できる状態でないと成功は難しいと考えます。一人で仕事をしている場合には、奥さんの心からの応援だけではなく、実際に電話番などの裏方の仕事支援がないと仕事を続けていけないでしょう。
 逆に、家庭不和がありますと・・・

 <本文が長いですので、下記より全文をご覧いただけます>

  URL https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/61712c48d4d523d0935f3067fbc1e8fa

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/e/ad4ad5c127344e5072553ee1981df242

【経営四字熟語】 バックナンバー

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

   この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。
   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 5月27日 ■ 日本海海戦の日 ■ 道了尊大祭 大きなお椀で茶を飲む  一年365日、毎日が何かの日

 

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  自分自身に投資をして自分を磨き上げる

 MSNニュースで、ローレン・クラスノデンブスキの『Reclaim Your Power: A Guide to Allow Your Passions and Purpose Find You(力を取り戻す 情熱と目的に自分を見つけてもらうガイド)』の一節が紹介されていました。

 その中で、ウォーレン・バフェットの有名な言葉である「あなたができる最高の投資は、あなた自身に対するものだ」という言葉に打たれて人生が変わったという話が記述されています。

 私事になりますが、30歳代で、まだコンサルタントという職業について、詳しいことを知りもしないのに経営コンサルタントとして独立起業しました。経営コンサルタント業というのが、まだ世の中でそれほど認知されていない時代でしたので、業界や仕事に関する書籍もほとんどありませんでした。

 幸い、日本経済新聞社に親切な人がいて、当時、唯一と言っても良いようなコンサルタント業の入門書を紹介してくれました。その本の内容は、それほど実践的ではなかったのですが、自分の未熟さを気づかせてくれた本でした。

 上述のバフェット嬢の話を読んだときに、起業時の自分を重ねて思い出しました。

 まずは、「コンサルティング」とは何かを、知識としてだけではなく、実践面で、実務的にどのように進めるのかを体得したいと考えました。

 当時は、「経営コンサルタント」と電話帳で引きますと「経営士の項を参照」と表示されるほど、「経営コンサルタント=経営士」ということが一般的な見方でした。

 そこで、早速日本経営士協会の「経営士補」資格取得の試験勉強を始め、何とか合格し、協会に入会できました。

 先輩に会いたくても、新米会員などを相手にすることは足手まといなのか、会えませんでした。そこで、鞄持ちをしたりして接触する機会を作り、現場経験を通じて「コンサルティングとはなにか」を次第に身に付けるようになりました。

 今になって考えますと、ウォーレン・バフェットの名言を私自身も実践してきたことになり、経営士・コンサルタントという天職にありつけたことに感謝しています。

■ 東名高速道路はアジアハイウェイ1号線のスタート地点 526

  南関東に在住の方で、東名高速道路を利用したことがないという人は少数派かもしれないほど、日常生活には欠かせない高速道路です。

  この東名高速道路は、実は「アジアハイウェイ1号線(AH1)」の一部といいますか、1号線のスタート地点です。

  アジアハイウェイ(英語: Asian Highway Network 略称AH)は、1959年に国際連合アジア極東委員会(ECAFE)により提唱されたのがスタートです。

  アジア32か国を結ぶネットワークで「現代のシルクロード」を目指して計画されました。

  物流革命になるかもしれません。

  習主席の一帯一路構想とも重なり、中国では、社会インフラ整備で大きな役割を演じたいと野心を顕わにしています。

  AHの路線図案を見ますと、日本は極東の外れに位置しているのですね。

  一方で、それは極東の入口でもあり、ハブ空港としての機能を拡充していく必要があります。

  現在の羽田空港だけでは、地形上難しいかもしれません。

  日本が、アジアでどの様な位置づけであるべきか、立ち止まって再度検討してみる必要があると思います。

(ドアノブ)

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月25日 ビタミン摂取の方法に注意

2024-05-26 07:07:35 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記
 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月25日 ビタミン摂取の方法に注意 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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【 注 】

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■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月25日(土)

 日本経営士協会の社員(会員)総会が開催されました。

 私が理事長に就任したのがちょうど20年前の総会、会長就任が10年前ですので、私にとっては節目の総会でした。

 冒頭に挨拶をさせられましたが、会員である自負とメリットについて簡単にお話しました。

 多くの団体で会員数が減少する中、大幅ではないにしろ増加しているという報告がありました。

 それも現執行体制による努力と会員の理解・協力の賜といえます。

 日本経営士協会は、戦後復興期に当時の通産省や産業界の勧奨を受け、日本公認会計士協会と母体を同じくする、日本で最初にできた経営コンサルタント団体です。

 換言しますと、日本経営士協会の歩みが、日本のコンサルティング業界の歴史ともいえます。

 「共業・共用・共育」という行動指針の下、実践を通して、仲間作り、実力養成などをはかるユニークな団体といえます。

 今後も、ますますの発展を祈念しています。

 早朝ウォーキングの効果を持続または改善するために、今朝のウォーキングで、自分でどの様にやっているのか反復してみました。

 

 カシャリ! 一人旅 

 宮崎 高千穂 天岩戸神社 
 

 高千穂峡は、その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった渓谷。

 この高千穂峡は、1934 年(昭和9)11 月10 日名勝・天然記念物に指定されています。

 付近には日本の滝100 選にも選ばれた真名井の滝、槍飛橋などがあります。
さらに神話に由縁のある「おのころ島」や「月形・日形」「鬼八の力石」など、 高千穂峡の遊歩道のみで高千穂の魅力を十分に感じることができるスポットといえます。

  高千穂観光協会 ←クリック

 

 高千穂峡へは、今回(2014年6月)が初めてではなく、学生時代に九州一周旅行をした折にここを訪れていますので、半世紀ぶりと言うことになります。公共交通機関で行くには大変不便なところで、レンタカーをしないと行きにくい観光地と言えます。

 福岡から日帰りにバスツアーを利用することにより、時間的制約はありますが、高千穂峡を徒歩で楽しむことができました。

 

 天岩戸神社 西本宮 
 


岩戸川をはさんで、天照大御神様を御祭神とする西本宮と東本宮があります。私が訪れたのは、西本宮です。
 


西本宮正面門


正面門右手にある
造営募金の時に立てられた
石灯籠


西本宮右


天岩戸神社のご神体付近は
撮影禁止ですが、
この写真右奥に天岩戸がある


招霊の木(おがたまのき)

常陸宮義宮殿下が
ご成婚の折寄贈
殿下の紋章でもある

 

宮崎 高千穂
 
1 高千穂 高千穂トップページ
2 荒立神社  荒立神社および周辺
3 天岩戸神社  天岩戸神社 西本宮 
4 天安河原宮  天安河原宮、岩戸川
5 仰慕窟 仰慕窟大同窟、太鼓橋 
6 高千穂峡 高千穂三段橋、仙人の屏風岩、真名井の滝 
7 高千穂神社 高千穂神社本殿、夫婦杉、神木
 
 名所旧跡 インデックス

■【今日は何の日】

 当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

 この欄には、発信日の【今日は何の日】と【きょうの人】などをご紹介します。

  https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930
  ■【今日は何の日】 5月26日 ■ 東名高速道路全通記念日 ■ ラッキーゾーンの日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

  ビタミン摂取の方法に注意

  体がどことなくすっきりしないというときには、ビタミンの何かが不足していることが原因のようです。
 一方で、ビタミンは多くとれば良いというものでもなさそうです。
 摂り過ぎにより別の悪影響があったり、取り過ぎた分は体外に流出してしまい、無駄となってしまうビタミンもあるようです。
 摂取の仕方を考えなければなりませんね。

 ビタミンの過剰摂取について考えてみました。
 ビタミンには、水溶性ビタミンと脂溶性ビタミンがあります。水溶性ビタミンは過剰に摂取しても余分なものは尿として排出されるので、副作用について心配になることはあまりないようです。
 一方で脂溶性ビタミンは、水に溶けずに脂肪組織や肝臓に貯蔵されるため、過剰に摂取すると副作用を生じる場合があります。例えば、ビタミンAを摂りすぎると、脱毛・食欲不振・吐き気・頭痛などの過剰症状につながる恐れがあるそうです。
 サプリメントを利用するときには規定量を守り、過剰摂取がないように気をつけなければなりませんね。サプリメントには有効成分の含有量が書かれていますので、それを必ず確認する必要があります。

■ 主婦にもプレミアムフライデーがあるのでしょうか?
 第4金曜日はプレミアムフライデーです。
 当初は少しずつですが、浸透し始めましたが、昨今では、意識する人も多くはないようです。

 一過性の動きではなく、良い方向に向かってほしいと思います。
 一方で、主婦にはプレミアムフライデーがあるのでしょうか?
 それどころか、主婦の業務に対してどのくらい理解してあげられているの、多くの人が不充分なのではないでしょうか?
 残念ながら、かくいう私もどのくらい妻の仕事の価値を理解し、それに対して感謝の念を持っているかと問われますと、自信を持って「YES」と回答できません。
 ただ、何かをしてもらったときには「ありがとう」というように心がけています。
 それで充分に私の気持ちを表せているかどうかはわかりません。
 言葉を発する前に、妻に限らず相手に対する感謝の念を持ってから、「ありがとう」というようにしています。

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
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■【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記 バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月24日 江戸の旅人が持つ「振り分け荷物」には何が入っているのでしょうか?

2024-05-25 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月24日 江戸の旅人が持つ「振り分け荷物」には何が入っているのでしょうか? 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

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■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月24日(金)

 【カシャリ!ひとり旅】から戻って来ました。

 今回は、「京都 皇室を巡る」というテーマで、修学院離宮や桂離宮なども含めて回ってきました。

 何度訪れても素晴らしいところですね。

 暑い中を回るのが応えるようになってきましたが、当初予定をほぼ達成してきました。

 これから、写真整理が大変になります。

 来月は、「秋田の旅」を予定していますので、未整理の写真が溜まりすぎないように進めて行く所存です。

 

 「文章を書くことは、脳の活性化に繋がる」ということを聞いたことがあります。
 それを信じて、毎日複数回、つぶやきとしてSNSに書くことにしています。
 老いぼれコンサルタントが、心も頭も老いぼれないように願って・・・

コーヒー

■ 江戸の旅人の「振り分け荷物」には何が入っているのでしょうか?

 いつの時代でも、「旅行」は楽しみのひとつです。コロナ蔓延などの影響を一時的に受けることはありますが、京都を始め、観光地には、修学旅行生、海外からのお客様などを含め、人が多いですね。いかに旅行が庶民の楽しみとして定着しているかということでしょうか。

 江戸時代には、「入鉄砲に、出女」などと制限が多く、庶民が旅をすることは禁じられていました。ところが、「弥次さんと喜多さん」で知られる、十返舎一九の書いた「東海道中膝栗毛」にもみられますし、旅の浮世絵を見る限りでは、庶民が旅をしていることがわかります。

 各藩の法律には、抜け道があったようです。

 天皇家が祀つられる伊勢神宮には、皇族だけではなく多くのお偉方がお詣りをします。庶民だけを閉め出すのは、江戸時代でも憚られていたのでしょう。表向きは、「お伊勢参り」など、寺社参拝の名目で、本当のところは観光目的の旅だったようです。湯治は病や怪我を癒すための治療行為の移動も認められていました。

 ガイドブックすらもあったといいますから、庶民がいかに旅を楽しんでいたのかがわかります。

 江戸時代の旅といいますと「振り分け荷物(ふりわけにもつ)」姿を思い浮かべる人が多いでしょう。江戸時代の旅人は、荷物をあまり持ちませんでしたので、今日のようにガラガラと旅行ケースを引っ張ることはありませんでした。

 振り分け荷物というのは、いわば、江戸時代の旅行用の小型鞄といったところでしょうか。竹篭とか蔓や菅、柳で編んだ小さな行李(入れ物)を2つ、真田紐や手ぬぐいで結んだことから「振り分け」といったのでしょう。

 肩に前後に分けて用いましたので、バランスもとれて、歩きやすかったのかも知れません。しかし、中に何を入れたのか、気になりませんか?

 文政3年(1820)に刊行された「諸国行程大日本道中指南車」によりますと、旅先に所持品として持って行くべき者のリストをみられます。

 衣類、股引、脚絆(きゃはん、足の保護目的に、すねにまとった紺木綿の布)、足袋、手甲、下帯(ふんどし)、矢立、手拭、糸と針、扇子、常備薬、鼻紙、道中記、財布、巾着(小銭入れ)、指刀、提灯、蝋燭、合羽、火打石、笠、麻綱(洗濯物をかけるため)など(https://traveltabi.com/edo-travel/ )

■【今日は何の日】

  当ブログは、既述の通り首題月日の日記で、1日遅れで発信されています。

  この欄には、発信日の【今日は何の日】などをご紹介します。

   https://blog.goo.ne.jp/keieishi17/c/7c95cf6be2a48538c0855431edba1930

  ■【今日は何の日】 5月25日 ■ 広辞苑記念日 ■ 主婦休みの日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 日本で最初のゴルフ場は? 524
 5月24日は「ゴルフ場記念日」、5月28日は「ゴルフ記念日」とゴルフの記念日が続いています。
 アメリカにいたときには、毎週末ゴルフをしていました。
 週末だけではなく、夏時間の間は、8時過ぎまで明るいのですので、終業後、ゴルフをすることもありました。
 車で15分くらいのところに、ハーフラウンドができるミッドコースがありました。
「ミッドコース」という言葉があるのかどうか知りませんが、9ホールで、ロングホールがありません。
 結構難しいバンカーがあり、コースを廻ると言うよりも、バンカーの練習をしたり、アプローチの練習をしたりと、このコースを利用する人は様々です。
 キャディーさんも電動カートもありません。
 それにしても住宅街にゴルフコースがあるなんて、うらやましいですね。

 ところで、日本最初のゴルフコースは?
 世界で最も人気の高いコースはどこ?

 検索結果では、日本で最初にできたゴルフコースは、兵庫県の六甲山にある神戸ゴルフ倶楽部だそうです。

 このゴルフ場は、1903年(明治36年)に開場しています。

 世界的に有名なゴルフコースといいますと、例えば、オーガスタ・ナショナル、ペブルビーチ・ゴルフ・リンクス、シャンキン・ベイ・ゴルフクラブ、ザ・ヴィンテージ・クラブ、セント・アンドリュースのオールドコース、パインバレー・ゴルフクラブ、そして サイプレスポイントクラブ などが挙げられます。

 その中で、最も人気が高いところといっても、人により、調査時期により異なると思います。

 ペブルビーチは、ラウンドしたことはありませんが、ギャラリーとして廻ったことがあり、素敵なコースといえます。

 南関東在住の方の多くは一度は訪れたことのあると思われます神奈川県鎌倉市は、歴史の街です。
 鎌倉には、いくつものハイキングコースが在ります。
 半世紀以上前になりますが、高校の同窓会でハイキングに行ったことが最初です。
 ハイキングといいながら、団地が見えたり、人間くささが処々にあったりしたことを記憶しています。
 鎌倉五山の特別ランキングにあります建長寺大権現大祭をブログで紹介しました。
 建長寺の境内を通り抜け、山道を登ると半僧坊があります。
 この時期、新緑が綺麗ですし、半僧坊から駿河湾を望むこともできます。

 秋の紅葉、大銀杏の黄葉もまた格別です。
 一度は訪れてみる価値があると思います。

■【小説】 竹根好助の経営コンサルタント起業

 「【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記」から独立して、最初から発信していたします。

 

 私は、経営コンサルタント業で生涯現役を貫こうと思って、半世紀ほどになります。しかし、近年は心身ともに思う様にならなくなり、創業以来、右腕として私を支えてくれた竹根好助(たけねよしすけ)に、後継者として会社を任せて数年になります。
 竹根は、業務報告に毎日のように私を訪れてくれます。二人とも下戸ですので、酒を酌み交わしながらではありませんが、昔話に時間を忘れて陥ってしまいます。それを私の友人が、書き下ろしで小説風に文章にしてくれています。
 原稿ができた分を、原則として、毎週金曜日に皆様にお届けします。

 

【これまでのあらすじ】
 竹根好助は、私の会社の後継者で、ベテランの経営コンサルタントでもあります。
 その竹根が経営コンサルタントに転身する前、どのような状況で、どの様な心情で、なぜ経営コンサルタントとして再スタートを切ったのかというお話です。

 1ドルが360円の時代、すなわち1970年のことでした。入社して、まだ1年半にも満たないときに、福田商事が、アメリカ駐在事務所を開設するという重大発表がありました。
 角菊貿易事業部長の推薦する佐藤ではなく、初代駐在所長に竹根が選ばれました。それを面白く思わない人もいる中で、竹根はニューヨークに赴任します。慣れない市場、おぼつかないビジネス経験の竹根は、日常業務に加え、商社マンの業務の一つであるアテンドというなれない業務もあります。苦闘の連続の竹根には、次々と難問が押し寄せてくるのです。
 
【過去のタイトル】
 1.人選
 2. 思いは叶うか
 3.アメリカ初体験
 4.迷いの始まり
  <最新版> 13 ビジネスでの落ち込みに効く特効薬

  毎週金曜日正午頃発信

■【老いぼれコンサルタントのブログ】

 ブログで、このようなことをつぶやきました。タイトルだけのご案内です。詳細はリンク先にありますので、ご笑覧くださると嬉しいです。

 明細リストからだけではなく、下記の総合URLからもご覧いただけます。
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■バックナンバー
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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月23日 元気な会社 「木育発祥の地」で木に親しんでもらう活動を展開 2a26-4523

2024-05-24 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月23日 元気な会社 「木育発祥の地」で木に親しんでもらう活動を展開 2a26-4523  

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

5月23日(木)

 月に数回、企業訪問をしています。

 私の事業を引き継いでくれた竹根好助ですが、その部下が時々自分の顧問先や元気な会社に私を招待してくれます。私が企業で、何を観て、何を話すか、私の半世紀のコンサルタント経験を盗み取り、コンサルタントとして、それを顧問先に活かしたいという考えのようです。

 竹根の部下が紹介してくれた企業は、遠方にあるので、オンラインでインタビューと社内見学をさせていただきました。

◆【成功企業・元気な会社・頑張る社長】 「木育発祥の地」で木に親しんでもらう活動を展開 2a26-4523
 「木育(もくいく)」という言葉をご存知だろうか。似たような言葉で「食育」はすでに定着しているが、木育はまだ耳慣れない。それも道理で、食育が明治時代から存在する言葉であるのに対し、木育という言葉が誕生したのは2004(平成16)年。それも北海道のプロジェクト名に使われていたものだった。森林資源が豊富で林業が主要産業である北海道で、子どもの頃から森林や木材に親しみをもってもらうおうとスタートした「木育推進プロジェクト」という名称だった。

 地域限定で登場した木育はやがて全国区となる。2006年9月に閣議決定された林野庁の「森林・林業基本計画」では、「市民や児童の木材に対する親しみや木の文化への理解を深めるため、多様な関係者が連携・協力しながら、材料としての木材の良さやその利用の意義を学ぶ、木材利用に関する教育活動」として木育が明記されたのだ。それを機に、木育に関する取り組みは全国各地に広まった。学校の机に地元の木材を使用したり、子どもや親子を対象にした木工教室を開催したり、と内容はさまざま。2014年3月には第1回木育サミットが東京都内で開催され、継続開催されている。

 もちろん、木育発祥の地である北海道でも各種の取り組みが続いている。そのひとつが木育を普及させる専門家である「木育マイスター」制度。木育の理念を十分に理解し、民間における木育活動の企画立案や全体的なコーディネートができ、地域において指導的な役割を果たすことができる人材として北海道が認定するもので、2010年に育成研修がスタート。現在300人を超えるマイスターが活躍している。

 そのうちの2人のマイスターが在籍するH社(北海道森町)は、地元のイベントでワークショップを開くなど、マイスターを中心に木育活動を積極的に展開。また「木育マイスター道南支部」の窓口を引き受けており、マイスター1期生であるS取締役が担当している。同社のH代表取締役は「子どもたちに木育を通して木に親しみを持ってもらうと同時に、将来的に当社に興味を抱いてもらえれば」と話す。

 東京五輪・パラリンピックのメイン会場となった国立競技場(東京都新宿区)など道内外に地元・道南の木材を供給する同社も業界共通の課題である人材確保には頭を悩ませている。その課題解決のためにも木育は重要な取り組みとなっているようだ。

【コメント】

 「食育」ならぬ「木育」という、まだまだ馴染みのないことを推進することは容易ではないでしょう。

 H社ひとりでの取り組みでは、知名度も上がらないでしょう。

 昨今では、いろいろなメディアが、新たの情報発信をしています。

 その利用を今以上に活溌に行い、「木育」を知る人を増やすことが先決です。

 それがすすめば、人材確保という問題も、自ずと解消方向に向かうのではないでしょうか。


   出典: e-中小企業ネットマガジン

■【今日は何の日】

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  ■【今日は何の日】 5月24日 ■ 巣鴨とげぬき地蔵尊例大祭  ゴルフ場記念日  一年365日、毎日が何かの日

■【経営コンサルタントの独り言】

 その日の出来事や自分がしたことをもとに、随筆風に記述してゆきます。経営コンサルティング経験からの見解は、上から目線的に見えるかも知れませんが、反面教師として読んでくださると幸いです。

 

◆ 最近ラブレターを書いていないな~~ 523
 毎月23日は、「ふみの日」ですが、その中でも5月23日は「ラブレターの日」というのだそうです。
 近年、SNSが定着し、紙にラブレターを書くという人は少なくなってしまったようです。

 NHKの鎌倉を背景にしたドラマが放映されました。
 代書屋さんが主人公で、人間模様を描き出しています。
 非日常性がテレビドラマの成功のカギというようなことがいわれていますが、日常的な生活の中で、相手を思い、手紙の代書をするという非日常的なことが混在して面白いです。
 歳を重ねるにつれ、夫婦や家族間でのコミュニケーションは必要ですね。
 メールでも伝えられますが、時には手紙にしますと、さらに心が伝わりますね。

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【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月22日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-35 【経営支援】 社員研修の費用と効果の上げ方

2024-05-23 08:21:00 | 【小説風 傘寿】老いぼれコンサルタントの日記

 

  【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記 5月22日 「あたりまえ経営のきょうか書」シリーズ 4-35 【経営支援】 社員研修の費用と効果の上げ方 

 平素は、私どものブログをご愛読くださりありがとうございます。

 この度、下記のように新カテゴリー「【小説風 傘寿】 老いぼれコンサルタントの日記」を連載しています。

 日記ですので、原則的には毎日更新、毎日複数本発信すべきなのでしょうが、表題のように「老いぼれ」ですので、気が向いたときに書くことをご容赦ください。

 紀貫之の『土佐日記』の冒頭を模して、「をとこもすなる日記といふものを をきなもしてみんとてするなり」と、日々、日暮パソコンにむかひて、つれづれにおもふところを記るさん。

【 注 】

 日記の発信は、1日遅れ、すなわち内容は前日のことです。

■【小説風 傘寿の日記】

 私自身の前日の出来事を小説日記風に記述しています。

 

 「人材を育てる時代は終わった」という人がいます。

 人材は、出来上がった人を採用すれば、教育費用を削減できるというのです。

 世の中の風潮に乗っていてよろしいのでしょうか。

 

 コンサルタントを目指す人達の集まりがあり、【あたりまえ経営のすすめ】について、お話をする機会を得ることができました。

 下記のようなテーマでお話しました。

 

■第4部 【あたりまえ経営のすすめ 経営支援編】 3 社員研修で人財を効果的に育てる

 半世紀にわたる経営コンサルタント経験から、いろいろな事を体験し、コンサルティング現場で活かしてきました。
 士業・コンサルタントは、経営者・管理職に対して、いろいろな局面からの支援をしていくべきです。そのためには、経営者・管理職の立場も理解をしていなければなりません。
 経営者・管理職向けの情報に対して、「俺は、コンサルタントだ。経営者・管理職向けの情報など必要がない」という姿勢でよいのでしょうか。「裏を返せばコンサルティングに通じる」という発想を士業・コンサルタントがしますと、視野が広がると考えています。
 士業・コンサルタントも経営者・管理職も、フレキシビリティを持った発想が必要なのですね。
 このような視点で、第4部をお届けします。

 1章は、「コンサルタントとは何をしてくれる職業なのか」という視点で、士業・コンサルタントの本質を経営者・管理職に知っていただきたいと思うコンテンツでした。

 第2章は「信頼できる経営コンサルタントの見分け方」というテーマでお話してきました。

 残念ながら、世の中には、悪徳コンサルタントといわれる人もいます。

 また、この人を信頼してよいのだろうかどうかの判定も難しいことです。

 そのような経営者・管理職の皆様に、少しでも参考となればと考えてお届けします。

 コンサルタント・士業の先生方は、それを裏返して、自分は経営関連の専門家として如何にあるべきかを考えていただきたいと思います。

 すなわち、それを理解でき、行動に移せる士業・コンサルタントがホンモノのプロといえるのではないでしょうか。

 第3章では「社員研修で人財を効果的に育てる」というテーマでお話します。

 社員研修は、景気が悪くなると実施しなくなる企業がいます。一方で、社員研修には麻薬性があり、やり始めると、それを継続しないと心配で仕方がない企業もあります。

 社員研修は、適切な方法で実施すれば、少ない資金投入でも実施できます。

 「社内で意図を育てる時代は終わった」という人を時々見かけますが、それを鵜呑みにしていて良いのでしょうか。

 

■ 第4部3章 35 【経営支援】 社員研修の費用と効果の上げ方

  それでは、講師を依頼するとどのくらいの費用がかかるのでしょうかということについて、みてゆきましょう。
 経営コンサルタントの費用と同様で大変難しい問題です。講師料の相場も、あるようでいて、ないのが実状と言えます。
 ある企業の研修担当者が「企業のリスクマネジメント」について講師を捜していたら、最初に目についた人が「一日5万円です」という回答でした。とろこが、研修専門企業に見積もり依頼をしたら「2時間で10万円、あとは1時間ごとに3万円です」という見積書が届けられたそうです。
 そんなところに偶然にその研修担当者のところに売り込みに、あるコンサルタントが来たのでリスクマネジメントに関する研修をお願いできるかと話をしたところ、「5000円と交通費実費で結構です」という答えが返ってきたそうです。
 このようにばらつきが大きいことが現状です。単発的に講師依頼をするのではなく、研修コンセプトや体系を重視して講師選定をします。講師料金体系が、「基本料金+時間×時間単価」というように明確になっている人は、一般的には実績もあり、選定の目安にもなります。
 講師を依頼するには、どのような考え方の基に、どのような内容を、どのようなレベルの受講者に対して、どのくらいの時間、どこで実施するのかをきちんとしてから決めるべきです。もし、予算枠がある場合には、「予算は○○ですが、それに適した講師はいるでしょうか」とぶつけてみますと、受ける側がそれに応じた講師を見つけてくれるでしょう。
 中堅・中小企業などが行う場合には、事情を話しますと、基準より遙かに安い費用で引き受けてくれる人情的な講師もいますので、はっきり条件を述べるのがよいでしょう。
 一般に、テーマの難易度・一般性、受講者層、受講者人数、期間・時間・時期などで異なります。しかし、もっとも費用に影響するのが講師の知名度や力量です。ただし、力量は必ずしも講師のいう費用に比例しないことも研修担当者泣かせです。

 社員研修は、正しいやり方をしていれば成果が上がるものですが、既述のように「金食い虫」になっている企業も結構あります。社員研修を実施し続けているのに効果が上がらないというときにはどのようにしたら良いのでしょうか。
 その主な原因分析として、まず下記の2点をまず再チェックしてください。
      1.研修・教育と実務管理がリンクした体系になっているか
      2.研修講師が実務をきちんと理解しているか
 既述の通り、研修体系が実務とかけ離れていることがその原因となっていることが多いのです。OJTを行う「管理設備」を使いこなすことを目的とする研修はOffJTで実施すべきですが、社員研修専門企業から派遣された講師の場合には、業務現場に直結することに視点が行っているわけではありません。
 すなわちニーズ思考というよりはシーズ思考で、お仕着せのカリキュラムで社員研修を実施しているがために、管理職と一般社員のベクトルがあっていませんし、また、研修内容とその企業にニーズと異なる目的のカリキュラムになってしまっていることが多々あります。
 既述の通り、とくに外部研修に派遣するときに多いのが、受講する人としない人が同じ会社内に共存するために、受講した人はモチベーションが上がっていて、そうでない人とギャップがあり、いつの間にか後者の色に染まってしまうことが多いのです。
 社員研修は、同じベクトル上で、階層別、部門別に組んだカリキュラムで、実施をしますと、同じベクトル上にありながら、階層別の研修と部門別の研修ではやり方が異なるので修得率や意識高揚への効果が高まるのです。
 講師の側に問題があることもしばしばあります。記述の通り、一般的には社員研修の講師は、「トレーナ」と呼ばれる、社員研修専門の講師に依頼しています。しかし、社員研修専門の講師は、実務経験が少なく、理論が先行してしまうケースが多く、受講者側が知識として取り入れるだけで、「感性的受け入れ」ができていないからです。感性的受け入れができていないというのは「仏を作って魂入れず」の研修となっているからです。
 実務、即ちOJTにリンクさせるためには、社員研修専門の講師ではなく、企業に入り込んで実務指導経験豊富な顧問型のコンサルタントに社員研修をしてもらうのがよいでしょう。

 社員研修で効果が上がらないときには、医療の世界で言う「セカンドオピニオン」方式を取り入れて、経営コンサルタントなど第三者に研修体系を診断・チェックしてもらうことをお勧めします。
 社員研修も顧問契約などのコンサルタントの利用・活用法やさらにその効果を上げるためには、コンサルタントにもいろいろな専門分野があることを再認識してください。最適なコンサルタントを探すのは結構難しいこともおわかりいただけたと思います。知名度よりは各企業の目的に即したコンサルタントに依頼することがポイントであり、それには信頼できる団体や組織から紹介を受けることが一つの方法といえます。

 



■【今日は何の日】

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  ■【今日は何の日】 5月23日 ■ ラブレターの日 ■ 世界亀の日 ■ ふみの日  一年365日、毎日が何かの日

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■ ゲノム編集でクローン人間が出現? 522

 5月22日は「国際生物多様性の日」でした。
 まだ、蚊の季節には遠いですが、蚊がマラリアなどいろいろな病気を媒介します。
 蚊が刺すと、蚊に寄生している生き物が人間に害を与えるのだとテレビで解説していました。
 蚊のゲノムを編集すると、その様な寄生虫が蚊の体内にいなくなり、刺されても害を及ぼさないというのです。

 ゲノム編集は、癌やエイズなど種々の難病から人類を救ってくれる時代がやってきます。
 某国では、すでに人間の卵子でゲノム編集をしているといいます。
 ゲノム編集が、生き物を変化させる時代にすでに入っていると思うと、なんとなく怖い時代になってきたように思えます。
 これまでには存在しないような生物が出現しかねないからです。
 ポジティブな見方だけではなく、マイナス面への対策を早急にお願いしたいですね。

 

 話術 5秒以内で話すと聴き手の理解度が高まる

 話し上手な人を見ていますと、1回に話す言葉の数が少なめで時間も長くありません。
 gooニュースによりますと、テレビでは、30字のセリフを、3〜5秒ほどでしゃべるそうです。そのボリューム感とスピード感が、ワンフレーズとして収まりがいいという理由からだそうです。その結果、「この人の話はスッと耳に入ってきて、わかりやすい。安心して聞けるな」という印象になるのだそうです。

 広告や雑誌などのキャッチコピーは、30字前後が適量とされているそうです。短歌も「みそひともじ」ですので31文字ですね。
 かねてより、ワンフレーズは、5秒で終えるように努力しています。しかし、どうしても長くなってしまいます。主語と述語を格にして多少の肉付けをしますとと、5秒で話しきります。

 話を短く簡潔にまとめるなかで、臨機応変にアレンジを加えることで、わかりやすいだけではなくスパイスの効いた話の展開になり、相手を引きつけることに繋がります。
 上述のgooニュースの続きですが、「スパイス」として、下記のような例を示していました。
 「この前、猫がいるカフェに行ったらね」
 「オレの行きつけの店なんて、いつも香ばしい鳥がいっぱいいてさ」
 「それ、ただの焼き鳥屋じゃん!」

 なかなか、このような気の利いたことを挿入するのは難しいですが、平素から蓄積をしておきますと、多少なりとも、そのまね毎ができるような気がします。

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