荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

ゆるキャラの巻。

2013年12月04日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
ゆるキャラ。

ガキが『ウッキー!』つって喜ぶ着ぐるみを簡潔かつシンボリックにこう命名したのは、あのサブカルの雄・みうらじゅん氏だったと記憶しております。

いまや、自治体・企業・個人事業を問わず、このゆるキャラを創り出す事によって、世間の認知度を上げようと躍起になっている始末。

オトナがガキに媚びている印象を受けるのは僕だけでしょうか。

先日、埼玉県の羽生ってトコで【ゆるキャラ in サミット】なるイベントが開催されました。

日本中のみならず、海外からもゆるキャラたちが集まり、ベスト1を決めようという、今日死んじゃうかも知れないと恐怖しているバグダッドのヒトには理解不能であるイベントです。

そんなクソイベントに、このハードボイルドな僕が仕事で行かなきゃならない羽目になりました。

JR羽生駅。

と書いて【クソ田舎】と呼びます。

ハコモノ丸出しのキレイな駅舎にキレイな駅前ロータリー。

一日の乗降客数は100人いるのかなぁ、なんてバカにしたくなる光景であります。

そんなトコにバカみたいなヒト、いやバカなヒトが、バカ面して並んでます。

【ゆるキャラ in サミット】の会場である羽生水郷公園までのシャトルバスを待っているのです。

僕も仕方なくバカどもと一緒にバスに乗ります。200円・・・お金取るんかい!!!

バスに揺られて20分、会場に到着。

地平線が見えそうなクソ広い公園にヒトヒトヒトヒトヒト・・・。

ステージで、ゆるキャラと司会のおにいさん・おねえさんたちがなんかやってる以外にも、会場内をゆるキャラたちがヨタヨタ歩いており、ガキやいい歳こいたオトナが写メ撮ってます。

ちなみに、この日と前日の合計で45万人のバカがやって来たそうです。

クソ田舎の公園にですよ。

当然、トイレに数が全く足りなく、女子トイレは45分待ち。

男子トイレですら、20分待ちといった具合でした。

交通面・衛生設備面・飲食面、どれをとっても全くインフラ整備がなされていないトコで、よくもまぁこんな巨大クソイベントを開催したものだと、感心すらしたものです。

僕は悟りました。

この世はバカばっかりで、そして欠伸が出るほど平和である事を。

特定秘密保護法立法に向かって、キナ臭街道まっしぐらであるのに、眼をつむり、耳を塞ぐ愚民ども。

素晴らしい国・ニッポンであります。

『重要なのは、飽きないフリをすることです。ゆるキャラなんて、当然飽きてますよ。もう10何年前ですから。ただ、プロとアマの違いは、飽きないフリをどれだけ上手にできるかってことなんですよね』みうらじゅん(ニッポンのマンガ家・1958~)



本日の処分品。



延長コード。数えたら3本もあったので、2本は処分します。



ゴヤールのバッグ。確か22,23万円で購入。大黒屋で売却。8万円也。これを元手にルイ・ヴィトンのイカールを買います。


本日の新入り。



ユニクロのウルトラライトダウン。1シーズンで捨てるつもりで購入。6,000円也。よく考えると結構高い気がします。

あと、これ静電気がひどい。電気人間タックルになれます。

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