荻窪鮫

元ハングマン。下町で隠遁暮らしのオジサンが躁鬱病になりました。
それでも、望みはミニマリストになる事です。

金田一耕助の巻、ふたたび。

2018年02月05日 | 偽りの人生に優れたエンターテイメントを


何度も映像化されている【犬神家の一族】。

有名ドコロといえば、1976年に角川映画で製作された市川崑監督&石坂浩二主演バージョンでありましょう。

30年後の2006年にも、市川崑監督&石坂浩二主演でセルフリメイクされました。



さて、今回はそのテーマ音楽についてです。

作曲はご存知、大野雄二で、タイトルは【愛のバラード】。

映画の印象から、おどろおどろしいイメージでありますが、実際にテーマ音楽のみをキチンと聞くと実に美しいメロディです。

んで、改めて思ったのが『どっかで聞いたなぁ』って事。

よくよく考えてみたら、【ルパン三世 カリオストロの城】主題歌の【炎のたからもの】でした。

こちらも大野雄二作品なので、『あぁ、なるほど』と。

皆さんも是非、お聞き比べ下さい。



【愛のバラード】


【炎のたからもの】




『人間、誰しも自分を治癒する力を持っている。音楽はそれを引き出す脳の中のどこかの部分をノックするだけ』喜多郎(ニッポンのキーボーディスト・1953~)

過去の関連記事。
金田一耕助の巻。
ある信州大立者の死の巻。

諦観の巻。

2018年02月05日 | 聖なるブログに名も無きカテゴリを
今、50歳です。

昨年、自殺未遂をし、2ヶ月半程入院しました。

退院と同時に引越し、正月と共に新しい生活が始まったのです。

引越したマンションは、とくべつ気に入ってはいません。

中野の住宅街ですから、面白くないし。

収納が少ないので、服が出しっ放しだし。

シャワーを浴びるのも3~4日に一度だし。

今迄の様に几帳面に暮らそう、という気がなくなってしまいました。

そう、今の僕には諦観しかありません。

全てが『ど~でもいい』って感じ。

能動的に何かしようと思えません。

今後もこんな生活する位なら、死んでも良いっす。

でも、なかなか死ねないもんですね。

なんか、坊さん以上の境地であります。



『「あきらめ」ということほど言い易くして行い難いことはない。それは自棄ではない、盲従ではない、事物の情理を尽くして後に初めて許される「魂のおちつき」である』種田山頭火(ニッポンの俳人・1882~1940)

過去の関連記事。
50歳の巻。