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スキーのアレコレ

2021年10月26日 | スポーツ
2021ー2022年のスキーシーズンは、例年と同じように、富士山麓のスノーパーク・イエティのオープンで始まりましたね。来月の11月には、軽井沢プリンスホテルスキー場などが営業する予定になってます。私は、神奈川県在住中は、イエティのナイターでスキーシーズン・インすることが多かったのですが、群馬県に移ってからは、軽スキでの初滑りが恒例となっています。

スキーの楽しみ方は、この数年で変わりました。スキーを始めてから長い間、整地を爽快に滑る、いわゆる「基礎スキー」をメインにしながら、コブ斜面(不整地)にも、よく入りました。ただし、私は、多くの「基礎スキーヤー」がお手本にしている「デモンストレーター」のように滑りたいという願望はあまりありませんでした。自分の滑りを「型」にはめることなく、外足荷重や上下運動などの基礎動作を意識したオーソドックスで自由なスキースタイルを保ってきました。

基礎スキーに関しては、3シーズン前の2018年にSAJ(全日本スキー連盟)「テクニカル・プライズ」テストに合格することができました。このバッジテストはなかなかの難関で、「2浪」してしました。ただ、スキーに限らずどのテストも同じかもしれませんが、受かるとき時はあっけないもので、それまでの悪戦苦闘が嘘のように、加点での合格でした。大回り75点、小回り75点、不整地75点、総合滑降(フリー)76点の合計301点です(300点で合格)。

その後は、レーシング・スキーに魅せられて、「老体⁉」に鞭を打ちながら、菅平パインビークでのゲート・トレーニングに足しげく通いました。私がお世話になったチームは、アルペン・オーレさんです。ゲートトレーニングでは、朝一番の整った硬いバーンが最も快適に練習できるので、朝早起きなければなりません。ウェアーは、ぴちぴちのレーシングスーツです。マテリアルも、アルペン用のものにしました。スラローム(SL)では、基礎スキーとの兼用で、ロシニョールを使いました。本来ならば、アルペン用の板はコブ斜面の滑走には向かないので、そうしない方がよいのですが、あまりにも使用感がよかったので、この板で不整地にもガンガン入ってしまいました。その代償は、使用から2シーズン目での、エッジの剥離でした…。

ジャイアント・スラローム(GS)は、ブロッサムのGS用の板で滑りました。ブロッサムのスキー板を使っている人は、かなり珍しく、ごく少数でしょう。これはイタリアのブランドで、熟練の職人さんがすべてハンドメイドで製造しています。ブロッサムの板は、ビックリするくらいエッジが雪面に食い込み、しかも、たわみやすい優れものです。残念なことに、この板は、以前のブログで書いたように、ゲートトレーニング中に転倒した際、折れてしまいました…。ロシニョールのスラ板もブロッサムのGSの板も、とても気に入っていたのですが、悲しいことに、購入後、わずか2シーズンで「破壊」してしまいました。高くついたものです。



昨シーズンは、コロナ禍ということもあり、スキーの滑走日数は、それ以前に比べて激減しました。ゲートトレーニングにいたっては、所属先のチームがレーシングキャンプを中止してしまったので、SOAR Ski Racing さんのゲート練習に1回参加しただけに終わってしまいました。レーシング・スキーは楽しいのですが、年齢的な体力の衰えやケガのリスクを考えると、今後、ゲートに入ることは少なくなりそうです。基礎スキーについては、数年前にテクニカル・プライズを取得したことで、1つの区切りができました。今シーズン以降は、ケガに気を付けながら、フリースキーを楽しめたらよいと思っています。


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