里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

墨彩画「ホオズキ」

2023年07月24日 | 水墨画:草花
画仙紙 半切1/3   

夏の風物詩的な植物にホオズキがあります。
我が家にも育苗ハウスの側に毎年自然に生えていたのですが、作業の邪魔になり処分してしまいました。
無くなれば無くなったで何か物足りなく感じるものです。
袋が緑色から次第に黄ばみ朱色に変わっていく姿は、なかなか風情があります。
ホオズキと言えば浅草寺の「ほおずき市」が有名で、毎年ニュースで流れます。
コロナ禍から解放され、多くの人が鉢植えのホオズキをぶら下げて歩く姿が映されていました。
ところで、このように早い時期に出回る色づいたホオズキはエスレルで処理されていると聞きました。
エスレルは植物ホルモンの1種エチレンとして作用する植物成長調整剤です。
植物に対し、熟期の促進や着色の促進などの効果を発揮します。
小生も低温期のトマトの着色促進に試したことがありました。
効果はそれなりにあるのですが、通常的に使うまでには至りませんでした。