里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

遅どり用夏秋キュウリの直播き

2023年07月13日 | 畑:果菜類

遅穫り用の夏秋キュウリの直播きをしました。
近年は早植えしている夏秋キュウリとかなり競合しています。
気温も高い傾向にあり生育が進みそうなので、これまでで一番遅くしました。
夏秋キュウリは2畝を作りネット支柱もそれに合わせて立てています。


片方の畝は早植えのキュウリですでに最盛期になっています


もう一方の畝に遅穫り用のキュウリを作ります。
畝作りの作業は早植えのキュウリに合わせているので、ベストとは言えないもののあまり支障はないと考えています。
あくまでメインは早植えのキュウリで、遅まきのキュウリはそれを補完するものです。
早植えキュウリの目標収穫期間100日を達成できれば良いのですが、そう簡単ではありません。
今年のように連日気温が高いと老化しやすく、台風などの心配もあります。
遅どりのキュウリは9、10月の収穫です。
品種は希望の品種が馴染みの店では取り扱っておらず、今年はタキイ種苗の「夏すずみ」を選択。
播き穴を開けます。


株間は80㎝と早播きと同じく今年は広くしました。
ドリンク瓶で播き壺を作ります。


1カ所に3粒播き。少し押し込んで種を落ち着かせます。今年は水漬けもしませんでした。


我が家の土としては条件が良い方。周囲の土を寄せて覆土。


もみ殻を掛けました。雨に叩かれるのを抑えるためです。


雨は適当に降ってはいますが、この後灌水しました。
気温が高いので乾きやすく、畑は乾燥傾向です。
発芽状態を見ながら間引きますが、まずはうまく発芽することが先決。


このキュウリは早播きのキュウリと違い、下方のわき芽と花芽を搔いた後は混んでいる側枝を間引く程度の半放任栽培とします。
早植えのキュウリが目標通り穫れれば収穫が重複することになります。
しかし、そのようならむしろ幸いと考えるようにしています。