里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ナスの誘引支柱を上げ収穫は最盛期入り

2023年07月12日 | 畑:果菜類

ナスは収穫最盛期に入ってきました。


植付け時には花芽が殆ど見えないような若苗でしたが、順調に生育し思いのほか早く6月末から収穫が始まりました。
気温が高いため生育スピードも速い。


仕立て方は一般的な3本仕立て。
一番花の着いている親枝と、その直下のわき芽2本を伸ばした主枝3本です。
品種は中長なすの「くろべえ」。
誘引用の支柱は株の中央に1本と畝の両側に廃材を利用した簡易な支柱です。


枝を誘引止めするのは中央の支柱にだけです。
誘引は主に畝の両側に設けた横パイプを上げていくだけの簡易な方法。
横パイプは適当な間隔に立てたパイプ支柱にフックバンドで止めています。


フックバンドは完全には止めなくても大丈夫です。
枝が横のパイプに密着すると、誘引止めしなくとも枝が動きません。
かなり枝が伸びてきたのでこの横パイプを上げます。
横パイプは下から軽く叩くだけで容易に上がります。


横パイプはまた上げるため、フックバンドは最後まで完全には止めません。
大きな負荷はかからないので、これで問題なく持っています。
高さ50㎝くらいまで上がりました。


反対側も同様に上げます。


全ての横パイプが上がりました。これで一回目の簡易な誘引は終りです。


現在はこの程度の茂り具合で、わき芽はまだあまり伸びていません。

混んでいないので今回は整枝を行いませんでした。
昨年は1番果が殆ど留まりませんでしたが、今年は全て自然着果しました。
2番果も過半を収穫し、3番果が穫れ始めています。


今年は気温が高いため、幼い苗だった割には想定以上に収穫の進度が早く最盛期入りした印象です。