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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

塩屋埼灯台などいわき市の名所を巡る

2025年06月18日 | 小旅

宿泊した「ホテルハワイアンズ」をゆっくりとチェックアウト。
真夏日の今年一番の暑さになりましたが、いわき市の名所をいくつか巡りました。
ほど近くの国宝「白水(しらみず)阿弥陀堂」へ。初めて訪れます。


正式名称は菩提山無量寿院願成寺。福島県では建造物として唯一の国宝です。


藤原清衡の娘・徳姫が夫岩城則道公の供養のために建立した平安時代後期の建築、と堂内で案内がありました。


美しい曲線を描く屋根のお堂は絵になります。
浄土庭園も借景の山々と調和し見事。


次にいわき市小名浜の人気水族館「アクアマリンふくしま」へ。これは愛称で正式にはふくしま海洋科学館。


東日本大震災からの復活は容易でなかったことと想像されます。
ガラスに覆われた屋根からは太陽の光が降り注ぎ、独特の展示方式。


輝く魚たちを愉しめます。


様々な展示があり、特に生き物が生息する環境を再現している点が大きな特徴です。


体験型の水族館として沢山の子供達が集団で訪れていました。
いわきマリンタワーへ。


なんと月一の第三火曜の休館日に遭遇。残念ながら展望は出来ませんでした。
塩屋岬にある
塩屋埼灯台へ。


木下惠介監督の映画「喜びも悲しみも幾歳月」のモデルとなったところ。
以前にも訪れていますが、上ったのは初めてです。


急坂の階段を上り、さらに灯台内のらせん階段を103段上って展望台へ。
綺麗な海を眺めることが出来ました。


コバルトブルーに海岸近くはエメラルドグリーン。透き通るような素晴らしい風景です。
清々しい風が吹き抜けて気持ちが良い。


結構な汗を掻きましたが、上った甲斐がありました。
塩屋埼灯台のたもとには美空ひばりの慰霊碑と歌碑があります。


歌碑には名曲とされる「みだれ髪」の歌詞「髪のみだれに手をやれば、赤いけだしが風に舞う、憎や恋しや塩屋の岬・・・」。
作詞星野哲郎、作曲船村徹、そして美空ひばりのサインが刻まれており、メロディが流れます。


いわき市を後にし、ゆっくりと国道6号線を北上。道の駅などに立ち寄りながら夕方無事帰宅。
ささやかな「さなぶり」は終了と相成りました。


東北のハワイに来る

2025年06月17日 | 小旅

ハワイに来ています。と言っても東北のハワイ。
野良仕事も一息ついたので少々遅い「さなぶり」と言ったところ。
温泉でゆっくりと思いましたが、どういう訳かこちらに来てしまいました。温泉に間違いはありません。
いわき市にあり、昔々は「常磐ハワイアンセンター」。初めて来たのは50数年前。
その後リニューアルオープンして「スパリゾートハワイアンズ」 。20年ぶりくらいで来てみました。
バブル期から東日本大震災、コロナ禍とよく修羅場をくぐり抜けてきたものと感心させられます。
こちらが宿泊している「ホテルハワイアンズ」 。


他に大小4棟の宿泊施設があります。


こちらがウォーターパーク。


もう少し若ければ大いに遊ぶところなれど老体をさらけ出すのは恥ずかしい。
よって利用するのは専ら入浴施設。
こちらが「江戸情話 与市」 で世界最大と言う触れ込みの大露天風呂。


夕食はバイキング。
その後にポリネシアン・グランドステージなるショー。














映画「フラガール」で有名になりましたが、昔よりかなりレベルアップした印象です。生バンでとても良かったです。
暫くぶりで東北のハワイを楽しみました。


巨木の一目千本桜を愉しむ

2025年04月14日 | 小旅

巨木の一目千本桜を愉しんできました。「白石川堤一目千本桜」です。


当地は日本桜百選にも選ばれている県内随一と言っていい桜の名所。
シーズンの週末は猛烈に混むのが分かっているので何時もなら敬遠するところです。
ところが週明けは雨で見頃も過ぎてしまい、今年は花見もせず終わるのも味気ないと出かけてきました。
蔵王連峰が遠望できるような天候なら勇んで行くところながらどんよりとした曇り空。
何時雨が降り出してもおかしくない天候でしたが、なんとか持ちこたえました。
当地は県南部の大河原、柴田両町の白石川堤防沿いに約1200本の桜の木が約8キロ続く正に一目千本桜。


この桜は大河原町出身の実業家高山開治郎氏が大正12年に寄贈し、植栽されたもの。
樹齢100年を超える巨木が立ち並びます。


地元高校生が、この巨木並木の維持に一役買っているニュースが今年もテレビで放映されました。
今年は平年より数日早い開花ながら、低温で少々滞っていたものの一気に満開に。


コロナ禍で一時中止されていた桜祭りも完全復活。8時前には到着したのですが、すでに駐車場は満杯状態。
沢山の出店が並んでいました。天候はイマイチながらも大いに賑わっていました。


桜並木は川の両側の堤にあります。対岸の桜並木が見えます。


白石川は阿武隈川の支流。当地から間もなく下流のところで阿武隈川に合流し、太平洋へと注ぎます。
遠くに見えるこんもりした丘が船岡城址公園。ここにも沢山の桜が植栽されており、「一目千本桜」を一望できます。
昔は頂上まで車で行けたのですがもちろん今は不可。よって暫く行っていません。
すでに満開で、若干過ぎ加減といったところなので雨上がりには散り始めそうです。
今回は蔵王連峰も全く見えないため巨木の数々を鑑賞することにします。














近年、この「一目千本桜」は広く知られるようになり、沢山の県外ナンバーの車が並んでいました。
天候にはあまり恵まれず残念でしたが、遠方から来られた方も巨木の並木は十分堪能されたことと思います。
沢山の人混みの桜はこのへんでお暇し、隣の角田市郊外にある高倉公園を訪ねました。


こちらはあまり知る方は少ない。
国重文の高蔵寺を中心に市が公園化したもので、以前にも訪れています。
実はこの古刹を画題にして水墨画の出品作を描いた縁があるのです。
「白石川堤一目千本桜」とは比較にもなりませんが、静かでゆったりした気分になれるのがいい。
まずはご参拝してから。


この阿弥陀堂は平安時代の1177年に建立されたと伝えられる当県最古の木造建築物です。佇まいが素晴らしい。
しかし、残念ながら現在修復中でした。茅葺きの屋根などもかなり傷んでいるようです。


道路脇には小さな川が流れており、こぢんまりながら風情が感じられます。


桜は大木や古木はなく、比較的樹齢は若い。あくまで静かです。


ベニシダレザクラがあったことを記憶しており、訪ねたのはそれもありました。


ちょうど見頃になっていました。


樹齢は若いながら色が鮮やか。


ソメイヨシノとベニシダレザクラのコラボもまた良い。


急に思い立った花見でしたが満足できました。

川辺の白鳥と白銀の蔵王連峰を撮る

2025年02月18日 | 小旅

たまたま所用で出かけたついでに、白鳥を見ようと思い立ちました。
これまで何度か訪ねていますが、暫くぶりです。
当県には白鳥の飛来地がかなりあり、有名なのはラムサール条約にも登録されている県北部の伊豆沼・内沼です。
県南部にも次第に増え小規模ながら数カ所の飛来地があります。最も古いのがこちら。


東北本線東白石駅に近い阿武隈川支流の白石川で、松ヶ丘河川公園(白鳥公園)という名前は今回知りました。


対岸が東北本線東白石駅。丁度貨物列車が通ったところ。東北自動車道白石ICからもほど近い場所です。


当地は白石市と思っていましたが、今回改めて標識を確認すると蔵王町分でした。市町境に位置します。
以前訪れたときはもっと多数いたと思いましたが、大分少なくなっていました。


餌を求めて一時飛び立っている可能性もあります。近くの麦畑で啄んでいる姿を見かけました。


近づいても全く逃げるそぶりを見せません。最近は餌付けを止めていると聞いていましたが。


数的にはカモの方がはるかに多い。のんびりと日向ぼっこをしていました。


この地は大正時代に身を挺して川で溺れた生徒たちを救った小野訓導殉職の地としても知られています。


ちょっと移動したところで眼前にくっきりと蔵王連峰が見えました。


白銀の蔵王連峰が綺麗に見えるチャンスはそうありません。この季節は見えるときはクリアに見えます。
全く予定していなかったのですが、急遽絶景ポイントから撮ってみることにしました。
白鳥公園からは北方向、東北本線北白川駅の近く。流れている川は白石川、中央に橋が見えるのが東北新幹線。


小生の場合、狙って撮ることは殆どないため単なる偶然、運任せです。このくらいクリアに見えるのは珍しい。


蔵王連峰は、蔵王山(ざおうざん)と呼ばれることが多いのですが、蔵王山という単独峰はありません。
お釜のある刈田岳を中心に北東から南西に宮城県と山形県を跨ぐ多くの峰が連なる連峰です。
このポイントから見えているのは宮城県側で宮城蔵王あるいは表蔵王、南蔵王と呼ばれることもあります。


次いで、逆に南に移動し、東北新幹線白石蔵王駅のほど近く。


左手前に見えるのが東北新幹線の白石蔵王駅。白銀輝く蔵王連峰が迫力ある姿を見せてくれました。


一帯に雪が全くないのが残念。今年は特に降雪が少ないですが、雪に覆われる時は肝心の蔵王が見えないことが多い。
この地点からだと蔵王連峰でもいわゆる南蔵王といわれる峰々が望めます。左から不忘山、屏風岳が綺麗に見えます。


中央にはみやぎ蔵王白石スキー場のゲレンデが見えます。今年山は1mを超える積雪に恵まれ喜んでいることでしょう。
思いがけず川辺の白鳥と白銀の蔵王連峰を撮ることが出来ました。

秋晴れに誘われ松島を楽しむ

2024年11月15日 | 小旅

快晴の秋晴れに誘われ松島に行ってきました。
暖かく穏やかで正に観光日和と言ったところ。
紅葉も見頃かと思い午後からの半日コースです。
松島のシンボル五大堂から。


まずはお参り。


五大堂に渡る橋の東側に遠く見えるのが福浦島、そして、それに掛かる赤い橋が福浦橋。


何度も松島に来ていながら福浦島に渡った記憶がイマイチはっきりしません。
と言うわけで、今回は福浦島に渡ってみることにしました。
福浦島は面積約6ヘクタールの小さな島ながら県立自然公園に指定されています。
福浦橋は全長252m。徒歩で島に渡れるので便利なのですが、中心部からは離れているためなかなか足が向きませんでした。料金が200円かかります。


橋を渡りきり岸側を見ると中央にセンチュリーホテルが見えます。
2、30年前は瀟洒なホテルとして人気がありましたが、今はどうなのか。


松島ですから当然と言えば当然ながら、福浦島は松の姿が綺麗な島です。


島には遊歩道が設けられており散策が楽しめます。
島内を一周しながら日本三景の島々を眺めることが出来ます。


但し逆光でうまく撮れませんでした。


対岸を眺めるのも島に渡らないとなかなか出来ないことです。
頻繁に遊覧船が発着する様子が見られました。コロナ禍前の賑わいを取り戻しつつあるようです。


福浦弁財天にお参り。


松と紅葉のコラボも見られます。


次いで松島に来れば必ず立ち寄る国宝瑞巌寺。


長い参道はかつて杉並木が立ち並び荘厳な雰囲気でした。
東日本大震災の浸水による塩害で多数が伐採され、新たに杉の若木が植栽されています。


本殿などを拝観したいところですが、今回は時間が少ないので山門でお参りしました。



境内の紅葉が見頃になっています。
次いで国重文の円通院へ。


今回は、近年紅葉の名所として知られるようになったこちらに時間を割きました。


今が見頃と思って来ましたが、今年は少し遅れているようです。
ピークは数日後でしょうか。それでもこれくらい色付けばまずまずでしょう。






重文の三慧殿。


庭園は年々整備が進んでいるようです。夜はライトアップされています。
緑と紅葉とのコントラストそして枯山水や池とのコラボが愉しめます。


こちらは観瀾亭。


文禄年間に秀吉から政宗公が拝領した伏見桃山城の一棟を移築したもの。
大きなイロハモミジが見事なのですが、少々早かったようです。


絶好の秋晴れのもと松島を楽しみました。