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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

タマネギ「ネオアース」は長期貯蔵のため室内に取り込む

2025年08月01日 | 畑:土物類

6月に一斉収穫し乾燥していたタマネギ「ネオアース」は長期貯蔵のため全て室内に取り込みました。
乾燥は、作業場の下屋に広げて並べ陰干した後、二つの方法で乾燥しました。
今年は気温が高く空梅雨模様で乾燥も進みました。
大玉のものはかご形のコンテナに並べて風通し良い状態で乾燥させています。
「ネオアース」は何と言っても長期貯蔵がメインですが、貯蔵中に腐敗の出ることが一番のリスクです。
そのためしっかり乾いたことを確認してから取り込むことが何より大事。
乾燥不十分のままコンテナに沢山詰め込むのが一番危ない。
茎が根元までしっかり乾いて根がカラカラになっていれば乾燥している証拠です。
すでにこのように大玉の方はかご形のコンテナのまま半月ほど前に室内に取り込んでいます。
乾燥している時は1個ずつ並べていましたが、完全に乾燥すれば重ねても大丈夫。それでもこの程度です。


まだ残っているのが吊して乾燥しているタマネギ。


こちらはごく一般的な方法で茎を2、30㎝付けてひもで縛り竿に吊るしています。


この場所は風通しが良く乾燥には最適で、すでに乾燥が進んでいます。


しかし、直射は入らないものの自然に少しずつ緑化してくるのでいつまでも放置しておわけにはいきません。
一部極薄く緑がかっている玉があります。


茎の付け根が乾き根がカラカラになっており、この状態になれば重ねて貯蔵してよいサインです。
貯蔵中に腐敗が出るのは大概乾燥不十分のまま沢山重ねて貯蔵することが原因です。
取り込む前に茎を切ります。根はカラカラに乾いていれば気にならないので切ったことはありません。
貯蔵は毎年同じ場所でやはり風通しの良いところ。


かご形のコンテナをそのまま生かし重ねています。
何年か前からこのようにしていますが、移動したり確認したりするのに好都合で、特に問題も起きていません。


貯蔵中に絶対に腐敗が出ないとは限りません。発見したら直ちに取り除いて殖えないようにする必要があります。
この中晩生種「ネオアース」は貯蔵性が抜群で萌芽が遅く、来春まで食します。


今年は例年よりも大玉の比率が少し下がっています。それでも他品種に比べれば大玉が多い。
一般的に大玉は貯蔵性が劣るとされますが、これまで問題になったことはありません。あくまで乾燥次第でしょう。
但し、400gを超えるような特大玉は早めに消費するようにはしています。
また、この品種は肌が綺麗なのも特徴です。貯蔵中に自然に皮が剥げ美しい狐色になっていきます。


これまでは早生種が残っていたため「ネオアース」にはいくらも手を付けていません。
長い貯蔵期間なので来春までしっかり管理し、郎党に供給します。





今年のジャガイモは暫くぶりの上作

2025年07月07日 | 畑:土物類

ジャガイモは長年連作してきた畑を変え今年2年目。
但し、強粘土質のためマルチ栽培を行っており、これも2年目です。
昨年、まずまずの結果が出たので、今年はかなり期待をしていました。
と言うのも6月20日頃から試し掘りを兼ね、穫ってみたところ手応えを感じていたからです。
これまで掘ってみたのはスペースの関係で従来の畑に作っていたこの1畝の方です。


こちらも今年はマルチ栽培しています。
我が家の場合は早掘りが目的ではなく長期の貯蔵ですが、結果として生育も早まります。
すでに茎葉はすっかり枯れ上がりました。残りを全て掘り上げます。
品種は「男爵」。
暑いながらも、今回は助っ人の応援があるので仕事がはかどります。
長らく不作続きだったこの畑にしてはこの程度なら良しとします。


メインの畑も全て掘り上げることにしました。
4畝は「男爵」、1畝に「きたかむい」を植え付けています。
かつて何品種か試しましたが、「男爵」以外の品種はなかなか馴染まないようです。
結局のところ我が家郎党はでんぷん価が高めの「男爵」が習慣化しているためと思われます。
昨年は「とうや」を試し、揃い肥大とも良好だったものの食味が劣ると却下。
そこで今年は「男爵」と同タイプと言う触れ込みの「きたかむい」を試してみたわけです。この畝です。


したがって、早くに倒伏してしまい枯れ上がるのも早くなりました。
掘ってみました。数も肥大も悪くないようです。


「男爵」も雨や強風で倒伏しましたが、どうしようもないので成り行きに任せていました。
早掘りが目的ではないとは言えマルチ栽培で気温も高かったことから生育は早まったと思われます。


まだ青味が残っていますが、残して置いてもしょうがないので同時に掘ってしまいました。


まず、茎を切りマルチを剥ぎながら茎葉を一挙に片付けました。
一応、小生がスコップで掘り起こし、その後を助っ人が拾い集めると言う段取りで進めます。
強粘土質なのでマルチ栽培でなければ掘るのはかなり苦労しなければならなかったでしょう。
マルチ栽培は土が固まらず掘るのが容易。何より今年は掘りがいがありました。


掘り上げて行く中で、このくらいの手応えは何年も忘れていました。
昨年まずまずと言ったところでしたが、今年は数、肥大ともさらに良い。


多くがL級以上の玉で3L級もかなりあるようです。
連作を重ねていた畑では数も少ない上、大半がS、M級やクズ玉になっていました。
マルチのお陰で芋にも土が僅かしか付かないので苦労せず袋に詰めることが出来ます。
今年は袋も培土用の大きめの袋。こぼれない程度に一杯詰め3袋ずつ積んで慎重に運びました。


今年はずっしりと重い。全部で6袋、うち1袋が「きたかむい」。
直ちに作業場の空きスペースに広げます。
土が僅かしか付いていないので乾かすにも良い。こちらが「男爵」。


あまり重ならないようにし、時々上下かき混ぜながら乾かします。
このくらい大きいのはいつ以来か。近年記憶にありません。


こんなのは暫くぶりで見ました。我が家の「男爵」復活と言ったところ。


こちらが「きたかむい」。


一見「男爵」とよく似ています。肥大や揃いも良い。しかし、今年は「男爵」が勝っているかも。
L級くらいで比べてみます。右が「男爵」左が「きたかむい」。


似ていますが、「きたかむい」は「男爵」より形が整っているでしょうか。芽が浅く、つるっとした感じです。
問題は食味がどうかです。
我が家郎党は「男爵」が習慣化しているため、それとの比較になります。
我が家では「男爵」は収量が上がりにくいとほぼ結論付けていましたが、見直すことになったのが何よりの収穫です。


タマネギ「ネオアース」は2つの方法で本格乾燥

2025年06月23日 | 畑:土物類

過日一斉収穫したタマネギは作業場の下屋に取り込み陰干ししています。
品種は中晩生種の「ネオアース」。


空きスペースに広げて10日ほど経ちました。
小生の勘違いで早生種を予定より多く植えてしまったことから昨年より数十個少なくなりました。
まだ早生種が残っているため「ネオアース」は一部を知人に差し上げた以外は殆ど手つかずです。
あくまでメインは長期の貯蔵で、来春まで保存し食します。
揃いも良く上々の出来と言えますが、ここ数年と比べると特大玉は少ないような気がします。
相対的に近年では一回り小振りで250~300gのL~2L玉が多いように見えます。
貯蔵中に腐敗などを出さないためには、しっかり乾燥させることに尽きます。
乾燥不十分のままコンテナなどに詰め込むことが腐れの原因になります。
今、我が家で行っている乾燥は二つの方法です。
一つはごく一般的に行われている吊しによる方法、もう一つはコンテナに並べる方法です。
助っ人は何度か経験があり要領が分かっているので頼みました。
大玉はかご形のコンテナに並べて乾燥します。


陰干ししていたスペースを利用します。
昔は殆ど吊して乾燥していました。「ネオアース」を作るようになり、年々コンテナに並べる方法が多くなりました。
それは大玉が多く、吊している最中に重みに耐えかね落ちるものが出るようになったからです。


この乾燥法は大玉でも落ちる心配がないので安心です。
とりわけ400gを超えるような特大玉は吊るすこと自体が難しい。
この方法のポイントはかご形コンテナの下に空間を設けることです。


下方に空間を設けることで上下から乾燥させることができます。吊り玉と理屈は同じ。
コンテナに並べるのも出来るだけ重ねないようにした方が良い。とりわけ特大玉は乾きにくいので無理しないようにします。


茎と根がしっかり乾くようにすることが目安です。
吊しによる乾燥は中玉の主にL、M級になります。


少々雑然としていますが、雨に当たらず風通しが良いので乾燥するには条件が良い。


タマネギの茎を2、30㎝付けひもで縛り、竹竿に吊します。


片側数個ずつ縛って竹竿に掛けます。


昔からやられている方法ながら茎が弱っていたり大玉だと落ちるものが出やすい。


我が家では吊しよりコンテナ乾燥の方がやりやすくなっています。
S級以下のクズ玉はこのくらい。特にネキリムシ被害で遅く植え替えたものは回復しないようです。


例年特大玉の大きいものは500gを超えます。今年も計ってみました。


500gはありませんでした。やはり相対的に近年では一回り小振りのようです。
しっかり乾燥したのを確認してからコンテナにある程度重ねて中に取り込みます。





タマネギ「ネオアース」を一斉収穫し上々の出来

2025年06月12日 | 畑:土物類

タマネギ「ネオアース」を一斉に収穫し、取り込みました。
タマネギの今作は全部で450本ほどですが、早生種を約80本作っているので370本くらいになります。
種まきは9月8日、植え付けは11月4日。
小生は「ネオアース」の信奉者と言って良いほどお気に入りの品種です。ただ春の1ヵ月ほどが端境期になります。
そこで前年からカネコ種苗の「錦毬(きんきゅう)」と言う早生種を少し試しています。
今年は4月末から穫り始め5月半ばに一斉収穫。まずまずの出来で端境期は解消しました。
小生の勘違いで予定より少し多く植わってしまい現在このくらい残っています。


メインのタキイ種苗の中晩生種「ネオアース」は順調な生育経過でした。


欠株は殆どないものの僅かながらネキリムシ被害で植え替えたものがあり、それは生育がよくありません。
今年は、しばしば強風が吹きかなり倒されました。肥大にはあまり影響しないと思いましたが正確には分かりません。


昨年散見されたトウ立ちは、今年は全くありません。
終盤にはベと病が発生しましたが、ほぼ肥大が完了したと見て何も対応しませんでした。
熟したことの目安になる倒伏が始まったのは5月20日頃で、近年では遅い方です。
6月初めにはほぼ100%倒伏しました。但し、タマネギは倒伏してからも肥大します。
特に「ネオアース」はその傾向があり、全ての株が倒れて1週間以上経過後に一斉収穫するようにしています。


しかし、真夏日を記録するなど連日晴れ上がり、これまでになく枯れ上がりました。
ベと病の影響も多少あったかもしれません。これでは穫るのが少し遅れました。


収穫が遅れると割れたり肌が悪くなる恐れもあります。また、茎が枯れてしまうと吊すときに支障を来します。
肥大の方は、このようにマルチがパンパンに膨らめば大玉間違いなしです。


今回は助っ人の応援がありました。引き抜いて何カ所かに纏めます。


その場で茎を2、30㎝付けて切り落とします。根は切りません。


そのまま一輪車に載せ何回かに分けて運びます。


作業場の下屋に取り込み、空きスペースに広げます。


玉も揃っており上々の出来と言えるでしょう。ただスペースを見ると早生種が多くなった分昨年よりは少ない。
着色は例年より進んでいるようです。やはり収穫が遅れたかもしれません。

一目250~300gのL~2L玉が多いように見えます。


400gを超えるような特大玉はここ数年と比べるとやや少なく感じられます。とは言え相当数見られます。


「ネオアース」の最大の特徴は萌芽の遅いこと。来春まで長期の貯蔵を行います。
今年は早生種が穫れ始める4月後半まで食し、端境期を全く感じませんでした。
長期貯蔵に耐えるにはしっかり乾燥させることに尽きます。このままの状態で何日か陰干した後、本格乾燥に入ります。
そして、「ネオアース」は肌が綺麗で貯蔵中に美しい狐色に変化して行くのも大きな長所です。



ジャガイモ「男爵」と「きたかむい」の生育の違い

2025年06月05日 | 畑:土物類

ジャガイモは山砂を客土した畑に長年連作してきましたが、不作が続いたため昨年から畑を変えました。
但し、強粘土質のためマルチ栽培をすることにし、それなりの結果が得られたので今年も同様に行っています。
品種は近年は「男爵」のみでしたが、昨年初めて「とうや」を試し、肥大も良く結果は悪くありませんでした。
しかし、改めて助っ人に確認すると、ほくほく感が劣りやはり「男爵」が良いとの評価。
長らく我が家郎党はでんぷん価が高めの「男爵」を食べ慣れており、習慣化したと思われます。
そのため何れの使途でも「男爵」と同じような食味のものを好むようです。
そこで今年は「男爵」と同タイプと言う触れ込みの「きたかむい」を試しています。
当地方のジャガイモの植え付け適期は3月下旬から4月初めです。
マルチ栽培でもあることから春の彼岸に植え付けましたが、我が家の場合は早掘りが目的ではなく長期の貯蔵です。
これが主体の「男爵」。


早掘りが目的ではないとは言っても生育進度は昨年と同程度で進んでいます。
これはマルチの効果とともに例年より若干早めに植え付けたことの影響が大きいと思われます。


芽掻きをして3本立てにしています。しかし、芽掻きのタイミングは少々遅れました。
施肥量は標準ながら生育は旺盛で伸びています。


マルチは張ったままにしており土寄せはしていません。
頻繁な雨、風で倒伏してしまいました。特段の対応もできないので成り行きに任せています。
かなり早い時期の倒伏でどの程度の影響があるかは不明です。


但し、倒伏は昨年もありました。昨年気になったのは花が退化し殆ど咲いた株が無かったことです。
今年も同様の傾向はあるものの昨年より多く咲いているのは何故でしょう。よく見る薄紫の花です。


この畑だけでは植えきれずに、一部を従来の畑にも植え付けています。


昨年はこちらは急ごしらえでマルチもしませんでしたが、今年は同様にマルチ栽培しています。
同じように倒伏してしまいました。
こちらが「きたかむい」。


一目葉色が薄い。濃緑な「男爵」に比べるとはっきりと差があります。


そして、今では分かりにくいものの「男爵」よりも生長が早く明らかに丈が伸びます。


当然のことながら倒れやすく、「男爵」より早く倒伏してしまいました。どの程度影響があるでしょうか。
花は殆どが退化し咲いていません。唯一1株だけ確認できました。綺麗な白色の花です。


左が「男爵」右が「きたかむい」。


葉の形にも違いがあります。倒れてしまったので分かりませんが茎は「きたかむい」の方が伸びています。
今のところ「きたかむい」はあまり良い感触とは言えないものの一番は芋。最後まで見ないことには分かりません。