栃木県鹿沼市草久の古峯ヶ原(こぶがはら)に鎮座する古峯(ふるみね)神社に代参に行ってきました。
我が集落には鎮守様として同神社から分霊を受けた同名の神社があります。いわゆる代参講で、小生は代表を仰せつかっています。
代参講とは崇敬する神社に集落を代表して参拝するために組織された講です。当集落の代参講は古峰ヶ原(こぶがはら)講と称され、過日その概要を記しました(こちら)。
当地では古峰ヶ原(こぶがはら)が訛って神社そのものが通称「こばはらさん」。ですから「こばはらさん」に代参です。
昨年秋の祭典時に今回の代参人4名がくじで選出され、その一人に小生も当たりました。
小生は今回が4回目の代参になります。3回目の代参からは大分間が開きました。
代参は春の祭典に合わせ行うことになっており、4名で相談し、昨日無事参拝を済ますことが出来ました。
早朝、乗用車に乗り合わせ、東北自動車道を南下し鹿沼ICで降り、10時30分頃本社に到着。

古峯神社が鎮座する古峯ヶ原(こぶがはら)は標高は約700m、面積は500haに及ぶと言います。

御祭神は 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。

日本武尊が焼津の原の火難を除かれたと言う故事から火伏せの神様として知られています。よって代参の際は必ず鎮火のお札を頂きます。
また海神の怒りを鎮め奉ったという故事から海上安全や大漁満足、そして五穀豊穣の神として農漁村の人々から信仰を集めています。
さらには国家安泰はもとより、家内安全・商売繁盛・交通安全など総ての開運・除災・心願成就の神として崇られるに至ったとされます。
由緒や御神徳など詳しくは古峯神社の公式サイトから見ることが出来ます。
さらには国家安泰はもとより、家内安全・商売繁盛・交通安全など総ての開運・除災・心願成就の神として崇られるに至ったとされます。
由緒や御神徳など詳しくは古峯神社の公式サイトから見ることが出来ます。
社務所にてご祈祷の手続きをします。

講中の代参人と一般の参拝者では異なります。
こちらが講中のお札。
こちらが講中のお札。

これが申込用紙。

講中のお札、代参人のお札、そして講員のお札(2種)を記入。代参人は名入りのお札を受けます。
持参した講中代参簿を添えて申し込みます。
待ち時間の間、暫時視察。

待合室の一つ。

大広間。

天狗の間。

我々がご祈祷を受けたのは5番目で11時半過ぎからでした。

祈祷中の撮影は禁止です。代参人を代表して小生が玉串を奉奠しました。
30人ほどが同時に祈祷を受けましたが代参は4講中でした。祈祷を受けたお札をいただき無事終了です。

本社前の食堂で少し遅めの昼食。帰途、今回は観光はなしで道の駅2カ所に寄り道し夕方無事帰着。
中華料理店で打ち上げ兼祭典打ち合わせの直会と相成りました。