里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

水墨画「百合」を捧ぐ

2018年11月30日 | 水墨画:草花
麻紙 F10 



 以前に描いたオリエンタルユリの水墨画です。
 麻紙特有の強いにじみが出ていますが、味わいもあると思っています。

 今日は、先日47歳で亡くなった近所の方の七七日忌です。
 本当に残念なことでありましたけれども、月日は確実に過ぎていくものだと改めて感じます。
 これからご法要で、私もお使いをいただいております。
 私の拙い絵ながら、ご葬儀の折りには「菊」の水墨画を捧げました。今日は「百合」の水墨画を捧げたいと思います。 合掌。


 

アスパラ菜の収穫は子茎から孫茎へ

2018年11月29日 | 畑:花菜類



 アスパラ菜は好天に恵まれてたくさん採れています。親茎から出ているわき芽(子茎)の収穫ほとんど収穫が終わり、残っているのは生育の遅れていたものだけです。このような株はもういくらもありません。



 子から出ているわき芽(孫茎)の収穫もかなり進んでいます。茎が細くならないようわき芽の数を少なくして切っていることにもよるかと思います。この株は孫茎の収穫最盛期と言えるもの。



 進んでいる株では孫茎の収穫もほぼ終わりになってきているものもあります。
 この株は収穫が10本を越えています。収穫跡を見ると、何れも太い茎が収穫できているのが分かります。



 この後は、さらにひ孫に当たるわき芽が伸びてきます。ただ、これからはさすがに茎の丈も短くなり細くなっていくでしょう。
 寒咲花菜が採れ始まってきたので、食べる側の嗜好もどうしてもそちらに移っていきます。



赤カブを墨彩画で描く

2018年11月28日 | 水墨画:菜果
本画仙 色紙




 赤カブを墨彩画で描きました。
 私は作っていませんが、漬物にすると鮮やかな赤カブ。山形県の焼き畑で有名な温海カブをイメージしてみました。
 モチーフは小カブと同様ですが、小カブよりはやや扁平にしようと試みましたがどうだったか。
 この向きの構図はやや描きにくい。右利きだと茎から葉へと左上の方向へ逆筆に運ばなければならないため、線描きが難しいのです。敢えてやってみました。


小カブが採り頃になってきた

2018年11月28日 | 畑:根菜類



 小カブが採り頃になってきました。



 9月20日に播種したもの。すじ播きではなくばら播きです。薄播きにしたつもりでしたが、発芽がよく、繰り返し間引きしました。それでも多少密植のところがあるかもしれません。



 品種は昔ながらの「耐病ひかり」カブ。ある程度大きなカブになってもおいしく食べられるので、こればかり作っています。
大きくなったところを見定めながら、10日前くらいから収穫を始めました。これは引き抜いたばかりのところ。小カブはほとんど力を入れず簡単に抜けます。



 軽く水洗いしました。きれいなカブに仕上がっています。小カブは茎や葉も大切で、浅漬けにするときは、茎や葉も少し入ることで、味が一層深まります。



これからは気温が下がり、甘味や旨みが増し、どんどん美味しくなります。


菜の花が採れるようになった

2018年11月27日 | 畑:花菜類



 菜の花が採れるようになっています。
 正確には「寒咲花菜」と言うべきかもしれません。8月31日に種を播きました。その後さらに追加し、9月7日にも播いています。というのも、これが好きな人間が多いので畝数を増やしました。もちろん私も大好きです。畝間80㎝、株間30㎝に直播きし、間引きして1本立てにしました。順調に生育し大きく育っています。作業をしやすくするには畝間も株間ももっと広くとったほうがいいです。
 外葉が大きく茂っていて、ちょっと目にはどこが菜の花か分かりません。
 外葉をかき分け、中心を覗くと。



 菜の花は、ナバナと言ったりハナナと言ったり、はたまた茎立ち菜やトウ立ち菜と言うのもありますが、まとめればナバナ類でしょうか。
 もともとは、春先になってナタネの花茎が伸び蕾から花のごく咲き始めくらいの時期に食するものを指していると思いますが、ナバナ類と言ってしまえばアブラナ科野菜のトウ立ちしたものはみんな含まれるのかもしれません。
 私が作っているものだけでも、すでに盛んに収穫しているアスパラ菜、これから冬越しして春先に収穫する仙台雪菜(トウ立ち菜)やかき菜(つぼみ菜)があります。
 ただし、店に並ぶ「菜の花」の場合は、かなり限定的で、白菜に似た柔らかい黄緑色の葉で、蕾は小さく花茎も短いものだけを言っているイメージです。これをもって「花菜」と呼んでいる場合もあります。それ以外はそれぞれ独自の言い方をしているようです。
 今採れ始めている菜の花はその限定的な「花菜」の一つですが、冬の内から採れるので「寒咲花菜」と言われているものです。もともと京都の伏見で栽培されてきた寒咲きナタネの一種とされていますが、品種改良が進み、当地域でも栽培できます。



 私が作っているのは、トーホク種苗の品種。
親茎を数芽残して収穫すると、わき芽が伸びてきます。すでにわき芽が伸びているのが分かります。



 収穫したものがこれ。



 花芽だけでなく伸びてきている茎や新葉はほとんど食べられます。
 店に出されているものは花芽を中心に揃え葉で包むようにして見栄えよく包装されています。



 柔らかく心地よい歯ざわりとほのかな苦みが、おひたし、和え物、、炒め物、てんぷら、一夜漬けなど何でもおいしくいただけます。


すき焼き具材 野菜4品揃い踏み

2018年11月26日 | 畑:葉菜類

 日々、気温が下がってきましたが、寒くなると鍋物の季節。
 その代表のすき焼き。牛肉以外の具材はまず焼き豆腐にしらたき。これは買うしかありません。えのき茸が欠かせないという方もいますが、これは比較的新しい食材なので元々はなかったのではないでしょうか。私はすき焼きにはあまり必要としません。
 自前で準備できるのは野菜類ですが、すべて揃えられる時期はそんなに長くないです。
絶対欠かせない白ネギは春先まで問題ありません。


 具材として是か否かの議論のある白菜ですが、私的には欠かせません。これも囲い物で冬期間は大丈夫。


 これも欠かせない春菊。露地ですので、不織布を掛けるとはいえ年内は問題ないですが、年が明けて厳寒期になると厳しくなります。

 

 野菜ではありませんが椎茸が一番厳しい。間もなく採れなくなるでしょう。


ということで、4品揃い踏みの最後が近づいています。今回はバッチリです。

集落の防災訓練

2018年11月25日 | 暮らし
今日は集落の防災訓練がありました。
東日本大震災を機に集落でも行われるようになりました。以前はもっと大きな地区での訓練だけでしたが、小さな単位で行うことで、実践力を高めようというものです。
まずは、消化器の実践訓練です。



続いて炊き出しの訓練です。薪ストーブを使った炊飯ですが、うまく炊き上がりました。その後、鍋物も作られました。

集会所で出来上がったものをいただきました。
訓練とはいえ、特別にビール付きです。



会津見知らず柿をいただく

2018年11月25日 | 暮らし
会津見知らず柿のおすそ分けにあずかりました。



アルコール脱渋柿の高級品として知られる会津見知らず柿。
当地方では、ほとんど作られていません。当地方でよく作られているのは、平種無ですが、全体の姿は似ていますが、会津見知らず柿は厚みが違います。従ってボリューム感が素晴らしい。
天皇家への献上品としても知られています。さっそくいただきました。



我が家の平種無しは今年まったくならなかったのですが、会津見知らず柿は、やはりボリューム感と食感が特に優れていると感じます。おいしくいただきました。

いまだにツツジの花が咲いている

2018年11月24日 | 
先月、季節外れの山ツツジの花が咲きましたが、終わったと思っていたところ、いまだ咲いています。
好天が続いているからだと思いますが、それにしても変です。



この山ツツジは、父が40年くらい前に植えたものですが、山取りしたものですから株としては、5、60年はたっていると思われます。
老化して、枯れる前兆でしょうか。
植物は弱って寿命が尽きる前、花を着けると言いますから 少々心配です。頑張りきれるでしょうか。
枯れてしまうのは惜しい。


秋キャベツがパンク

2018年11月24日 | 畑:葉菜類

秋キャベツの「初秋」がまだ大分残っています。いいものがしばらく採れるでしょう。
ところが一方で、パンク(裂球)するキャベツが出てきました。



徐々に気温が高くなってくる春キャベツではよくあることですが、当地方では気温がどんどん下がってくる今の時期にあまりないことです。
10月から11月かなり気温が高く生育が進んだからと思いますが、今朝あたりはかなり冷え込んでいますので、みんながパンクしてしまうことはないでしょう。



それでも、収穫は早めに進めたいと思います。



ウドの枯れ枝を片付け

2018年11月23日 | 山菜

秋も深まり、畑で育てているウドが完全に枯れ上がりました。
これは30年来、作っているもので、二カ所にあります。今年もいっぱい採れました。
来年のために枯れた葉や茎を片付けてきれいにしておく必要があります。
丈が2メートル以上にもなり、茎も硬いのでまず草刈り機で切断し、倒します。



そして運び出し片付けました。


干し柿づくりのまとめ

2018年11月23日 | 干し柿づくり
今年の「蜂屋柿」の干し柿づくりをフォトチャンネルにしてみました。
 柿の木に成っているところから皮むき、硫黄燻蒸、吊し等一連の写真をまとめて並べただけです。折りをみて説明を付けたいと思います。
 これから仕上げまでについても追加できればと思っています。


絶景 蔵王連峰が朝日に映える

2018年11月23日 | 小旅


 雄大な蔵王連峰を撮りました。
 蔵王連峰はいわば当地方のシンボルですが、天候や時間帯など偶然が重ならないと写真を撮るのは難しく、うまく写せるタイミングはそうありません。この地点は結構ドライブする機会が多いところで、私が好きな絶景ポイントの一つです。



 なお、蔵王連峰は、普段蔵王山(ざおうざん)と呼ばれることが多いですが、蔵王山という単独峰があるわけではありません。刈田岳を中心に北東から南西に多くの峰が連なる連峰です。宮城県と山形県にまたがっていますが、このポイントから撮っている宮城県側は宮城蔵王あるいは表蔵王などと呼ばれています。



 朝方、偶然にも晴れ渡り、きれいに見えたので撮ってみました。朝日に映える晩秋の蔵王連峰はすばらしい。
 流れている川は白石川、中央に橋が見えるのは東北新幹線というコラボ。
 何分カメラの性能がイマイチなので限界はありますが、その雄大さはそれを補ってあまりあります。
 これからも機会があれば蔵王連峰を撮ってみたいと思います。