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里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

春ニンジンを纏めて収穫し秋ニンジンの種を播く

2025年07月27日 | 畑:根菜類

春ニンジンを纏めて収穫しました。


種播きは4月7日。品種は「時なし五寸」。
畝幅約60㎝としバラ播き。二度ほど間引きをし株間7、8㎝にしています。
6月末から間引きを兼ねつつ小さめのニンジンを穫り始めました。
7月半ばまでは適度の雨があり、小さいながらも抜き取りが出来ました。
しかし、その後は連日猛暑のカンカン照り。粘土質の土がカチンカチンに固まり、抜けるものではありません。


日数的には丁度穫り頃になっているはずですが、太りが良くありません。
呆れかえるほどの暑さでとてもニンジンが肥大できるような天候ではなくなりました。
もっともこの猛暑下で春ニンジンというのも変なので春播きニンジンと言うべきでしょうか。
助っ人が来ていたので手伝ってもらい纏めて掘り取ってしまうことにしました。
手で抜き取るのは困難なため小生がスコップで掘り起こし助っ人に葉を切ってもらいました。


長さは普通にあるものの太りが悪い。本数だけはかなりの数あります。
少し洗ってみました。


姿は悪いながら自家用にはそれなりに使えるでしょう。郎党で消費することにします。
一方で、秋ニンジンの種播きをしました。
10~11月に収穫するための秋ニンジンですが、例年よりかなり遅れています。
梅雨期からあまりに暑く、この後も高温傾向が続くとの予報で、敢えて遅らせていました。
しかし、一向に暑さは収まりそうになく秋ニンジンとしてはこれ以上遅らせるわけにもいきません。
すでに半月余り前、帯状に元肥を散布し耕耘しています。
種播き前に再度ロータリーで耕耘し、畝になる中央位置に目印線を付けます。


管理機で畝立て。


鍬でならして、畝幅約60㎝のかまぼこ形のベットに仕上げます。


品種はトーホク種苗の「黒田5寸陽彩」。ニンジンの種はとても小さく吹けば飛ぶようです。


バラ播きします。
推奨はすじ播きながら、可能なものは専らバラ播きするのが小生流。
何より簡便、且つ全体に葉を茂らせて雑草の発生を抑えます。
播きました。


わかりにくいですが、赤く小さなゴミのように見えるのがニンジンの種。
厚播きにならないようにしてはいるものの、この天候なので多めに播いてしまうのが心情というもの。
鍬で薄く覆土し、軽く鎮圧。


切りわらを掛け乾燥防止と雨で叩かれて固まるのを抑えます。


このままでは発芽しそうにないので灌水しました。一雨欲しいところです。
異常なカンカン照りなので降雨や灌水後に土が固まり発芽不良になる心配もあります。どうしたものか。




春ダイコンは超大物を穫って間もなく終了

2025年07月03日 | 畑:根菜類

春ダイコンは「春の都」と「新春蒔総太り」の2品種作っています。
春の都」は若干肥大が早く5月末から穫り始め、1週間ほど前には全て穫り終えました。
「新春蒔総太り」は若干生育が遅いため1週間ほど遅く穫り始め、現在残っているのはこちらです。


種播き後にマルチの上から不織布をべた掛けしていましたが、収穫開始後に全て外しました。
そのため次第にカメムシの一種ナガメが付くようになりました。葉がかすり状になっているのはそのためです。


終盤になり実害もないので放置しています。


根は一段と太り、マルチ穴が持ち上がるほどになっています。


連日気温が異常に高く、水分も適度にあるため想定を遙かに上回って生長しました。


2品種ともに晩抽性品種ですが、種播き後に強い低温に当たったことからトウ立ちが懸念されました。
ダイコンはシードバーナリゼーション(種子感応型)で、晩抽性品種と言えども極低温に遭えば感応し花芽分化します。
事実「春の都」ははっきりとトウが伸びました。
但し、葉数は十分に確保されており、ほんの僅か伸びたらすぐ切っていたので実害はありません。
一方、「新春蒔総太り」は花芽も確認できませんでした。晩抽性でははっきりと優ることが分かりました。
しかし、ここに来てトウが見えている株があります。


やはり低温には感応していたことが分かります。しかし、通常年なら最後までトウの伸び出しもなかったでしょう。
気温が異常に高いため伸び出したわけです。もちろん実害はありません。
今年の種播き後の低温は滅多にないもので、両品種とも非常に実用性が高いと分かりました。
一方、無茶な早播きは常にトウが立つ危険があることを示すものでもあります。不織布の効果も認められるようです。
見るからに超大物になっている株を抜いてみました。


1本だけで十分過ぎます。
しかし、ス入りはありません。切らなくとも外葉の葉柄を折ってみれば分かります。
洗ってみます。計ってみると何と4㎏ありました。


少し早めから穫りだした春ダイコンも、後半は異常な高温で半端でない生長となりました。
まだ腐敗する株はありませんが、間もなく終了とします。全てを穫りきるのは難しそうです。


春ダイコン「新春蒔き総太り」を穫り始め品質良好

2025年06月13日 | 畑:根菜類

春ダイコンは「春の都」と「新春蒔総太り」の2品種作っています。
5月末から、種播き後ほぼ2ヵ月でまず「春の都」を穫り始めました。
種播きした後、マルチの上から不織布をべた掛けしていましたが、収穫開始に合わせ全て外しました。
これが現在の「春の都」。はっきりと一回り太く大きくなっています。


晩抽性品種ですが、種播き後ごく低温に当たったためトウ立ちが懸念され、事実花芽が確認されました。
現在になってもこのように花芽が見えるものがあります。


しかし、葉数は十分に確保され、ほんの僅か伸びたらすぐ切っており実害はありません。
これが「新春蒔き総太り」。


「春の都」から1週間ほど遅く数日前から穫り始めました。これは例年と同じ傾向です。
欠株はなく大方は生育も順調。但し発芽がかなり遅れたものが若干あり、それは生育も遅れています。
「春の都」とよく比べると僅かながら違いがあり、葉色が濃く葉の切れ込みが細かい。


根の太りは若干遅れます。と言っても数日~1週間と言ったところでしょう。
これは品種の特性で問題となるものではありません。むしろ収穫の幅が広がるメリットがあります。


「春の都」で確認された花芽やトウ立ちは全く確認できません。明らかに晩抽性では優るようです。


今は太りも十分で穫り頃を迎えています。
青首部分は「春の都」に比べると短く少し薄い感じがします。


穫ってみました。


1本は先が折れてしまいましたが、全体に肉付きは良く姿は悪くありません。
「春の都」と「新春蒔総太り」を比べてみます。右が「春の都」、左が「新春蒔き総太り」。


穫り始めはやや尻太りが物足りませんでしたが、しっかり肉が付いてきました。
洗って比べてみます。逆になって左が「春の都」、右が「新春蒔き総太り」。


青首の違いはかなりはっきりしており、従来通りです。
長さは「春の都」は今年こんな傾向ですが、従来はもっと伸びておりイメージが異なります。
たまたま今年だけなのか不明です。花芽やトウとの関係はないと思うのですが。
粘土質の我が家の畑としては太りは十分。食してはともに辛味は殆どなく瑞々しく甘く美味しい。


春ダイコン「春の都」を穫るトウ立ちの実害は無し

2025年06月03日 | 畑:根菜類

春ダイコンを5月末から、種播き後ほぼ2ヵ月で穫り始めました。
種播きした後、マルチの上から不織布をべた掛けし、ここまで掛けたままにしています。


ダイコンにあまり虫は付かないと思いつつも心配なので外せないでいました。
不織布が大きく盛り上げっていますが、広幅なので問題はありません。


ここまでくれば大丈夫と思うので全て外すことにしました。
品種は「春の都」と「新春蒔総太り」の2品種。何れも青首で、トウ立ちのしにくい晩抽性品種です。
「春の都」の方が多く、「新春蒔総太り」は古種を使用。
今は無理な早播きはしないようにしていますが、今年は予報を確認しつつ例年より1週間ほど早い3月末の種播きです。
早播きで心配になるのは低温に遭遇してのトウ立ちです。
今年は正にその懸念が当たり、間引きし1本立てにした時点でかなりのリスクがあると思われました。
種播きして1週間ほど気温がまったく上がらず、最低気温が氷点下まで下がった日もありました。
ダイコンの花芽分化はシードバーナリゼーション(種子感応型)で、発芽し始めに低温に遭えば感応します。
晩抽性品種の特性を確認する格好の場ともなりました。
こちらがトーホク種苗の「春の都」。


出だしは低温で遅れたものの欠株はなく、その後はまずまずの生育。一見したところ悪くなさそうに見えます。


懸念されたトウ立ちは一寸見には見られず、まずは一安心。
しかし、よく近づいて生長点を確認すると花芽が見えました。やはり異常低温には感応していたのです。


但し、トウが伸び出しているのはありませんでした。
葉の枚数は十分に確保されているので、これなら実害はないものと判断できます。
しかし、放置すればトウが伸び出すためほんの少しでも伸びたら直ちに摘みます。
昨年は種播き後から気温が高く生育が進みましたが、今年は若干の遅れと言ったところ。


春ダイコンは収穫を早めに開始しないと穫り遅れのものが出やすいので適期より少し早めに穫り始めます。
例年の目安は種播き後50日を過ぎたあたり、今年は数日遅れてスタートしました。
青首はもう少しと言った感じです。


穫ってみました。


やや短くまだ尻太りがイマイチです。もう少し経てば尻太りもよくなってくるでしょう。
こちらが「新春蒔き総太り」。


ちょっと見には「春の都」と区別がつきませんが、よく見るとこちらの方が葉色が濃く葉の切れ込みが細かい。
例年「春の都」より数日遅れるので、今年も同様のようです。


花芽は肉眼でははっきり確認できませんでした。晩抽性が優るのか生育の違いに因るのかはもう少し経てば分かるでしょう。
収穫した「春の都」を洗ってみました。


長さと肉付きはもう少し欲しいところです。日数が経てばより良くなるでしょう。
肌は綺麗で青首はもっと鮮やかになると思います。
心配したトウ立ちの実害は免れ、美味しい春ダイコンが穫れました。


春ダイコンの間引きをするもトウ立ちのリスク高い

2025年04月25日 | 畑:根菜類

春ダイコンの最終間引きをし、1本立てにしました。
通常ならあまり書き記すほどのことではないのですが、理由があります。
それはトウ立ちするリスクがかなり高いと思われるからです。
この畑は強粘土質の土壌で降雨が続くと畑に入るのが容易でなくなります。
そこで予報を確認しながら3月末に種播きしました。例年より1週間ないし10日早い種播きです。


案の定、種播き後に纏まった雨。タイミングとしては上々と思いましたが。
かつては3月半ばのトンネル播きもやりましたが、トウ立ちすることもありました。
今は無理なことはしないようにしています。と言いながら楽をしようと早播きしてしまいました。
種播きして1週間ほど気温がまったく上がらなかったのです。最低気温が氷点下まで下がった日も何度か。
水分は十分にあったので芽は動いていたと思います。
ダイコンの花芽分化はシードバーナリゼーション(種子感応型)で、種が発芽のために動き出し低温に遭えば反応します。
花芽が出来れば、気温が上がり生長するに従ってトウが伸び出してしまいます。
葉の枚数が少なく根が十分肥大する前にトウ立ちすれば使い物になりません。
但し、これには品種間差があり春播きには感応しにくい品種が用いられます。
これが晩抽性品種と言われるものです。もし秋描き用の品種を播けばこの条件なら100%トウ立ち間違いなしです。
さて、べた掛けしている不織布を剥いでみます。


これが「春の都」。青首の晩抽性品種で肥大が良く安定しています。


3、4粒播きにし、一度間引きをして2本立てになっています。
気温が低かったため発芽までに日数が掛かり、生育にバラつきがあります。
ただ、欠株はありません。このくらいになっていれば見かけは良い。


本葉が数枚になっているので、ここで間引きし1本立てにします。


現在本葉数枚展開しているものは悪くなさそうに見えています。


しかし、見かけだけでは生長点がどうなっているかは分かりません。
こちらが「新春蒔総太り」。「春の都」よりは少し遅れて肥大してきます。


古種を使用したので4、5粒播きです。こちらも間引きをして2本立てになっています。


同様に間引きし1本立てにします。


この程度ならまずまずの姿ですが、全体的に「春の都」よりやや小振りに見えます。


欠株はないものの極端に発芽が遅れたものがあります。これは挽回は厳しいでしょう。


晩抽性品種であっても強い低温に遭えば常にトウ立ちのリスクがあります。
近年は殆どトウ立ちすることはありませんでした。しかし、今年はかなり可能性が高い。
仮にトウ立ちしても、根が太ってからの短いトウ立ちなら実用的には大丈夫です。
今年は意図せずに、晩抽性品種の特性を確認することとなってしまいました。