今季のサヤエンドウは例年の「赤花蔓ありえんどう」に加え同じ赤花の「はまかぜ」と2品種作っています。。
篠竹を支柱にした簡易な誘引を行っており、草丈が伸びた中段から上は横テープを2段に張り支えています。
篠竹を支柱にした簡易な誘引を行っており、草丈が伸びた中段から上は横テープを2段に張り支えています。
こちらが例年作っている「赤花蔓ありえんどう」。

頻繁に強風が吹き、端にパイプ支柱を立て補強をしたものの一部茎折れがあります。
一方、今年は雨が多いため、昨年のような過乾燥にならず水分は十分補給されています。
我が家の「赤花蔓ありえんどう」は例年茂りすぎの傾向にありますが、今季はバランスがとれているように見えます。

田植え後の5月10日前から穫れ始め5月下旬が最盛期。

今は継続してまだ穫れていますが、花はほぼ収まりました。
こちらが「はまかぜ」。正確にはカネコ種苗育成の「はまかぜ絹莢」です。

背丈がびっくりするくらい伸びています。
この品種は過去に作った経験はあるのですが、かなり昔のことで殆ど記憶に残っておりません。
年内の早い段階から「赤花蔓ありえんどう」より草丈の伸びが早く、4月早々には花が咲き始めました。
年内の早い段階から「赤花蔓ありえんどう」より草丈の伸びが早く、4月早々には花が咲き始めました。
4月末から穫れ始め5月10日頃から最盛、以後あまり穫れ具合が落ち込まずに安定して穫れてきました。
「赤花蔓ありえんどう」より全体的に10日ほど早い早生種です。
過剰な分枝にならず集中して成り込まないため樹勢も長く保っているように見えます。

開花着莢と茎葉の生長のバランスが非常に良い。
そのためか背丈が異常なほど伸びています。これまでで最高の背丈になっています。

篠竹の高さは2m以上ありますが、蔓先が越えるほどに伸びており穫るのが容易でなくなっています。

さすがに花は収まってきたので、この先は伸びないと思います。
このまま収束するとしても「赤花蔓ありえんどう」より収穫が早い分収穫期間は長いと言えるでしょう。
たまたま馴染みの農業資材店に出ていたことから作ってみたのですが、思いがけない発見がありました。
今年は全体的に樹勢が保たれ例年より遅くまで収穫が続くことになりました。
これは助っ人が穫り、我が家の分と置いていったもの。

香り大好き人間の小生も上品な香りのサヤエンドウは別格。
もっともサヤエンドウは鮮度が命。店ざらしにされたサヤエンドウでは如何ともしがたい。
普通、サヤエンドウはあくまでバイプレーヤーとしての扱いです。
しかし、小生はこの時期主役として食することを一番の楽しみにしています。
料理音痴の小生が自ら繰り返し作るのが絹さやの卵とじ。穫り掛けのサヤエンドウをたっぷりと使って作ります。

たかが卵とじされど卵とじ。何度作っても数十年前お袋が作ってくれた美味さには届きません。