里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ジャガイモは今年も不作

2023年07月01日 | 畑:土物類

ジャガイモを全て掘り取りました。
ジャガイモは6月半ばから試し掘りを兼ね必要な都度穫っています。
その時点で小玉が多く、あまり良さそうには思えませんでした。
そもそもは7月の半ばあたりの掘り取りを見込んでいました。
しかし、このような状態では待ってもメリットはなさそうです。


梅雨の合間、掘りやすいときに掘った方が得策と判断しました。
たまたま助っ人がいるのも幸い、手伝ってもらいます。
品種は全て男爵。一昨年から自種は止め、全て購入種にしています。
これは出だしの方。


やはり数も少なく小玉が多い。


たまには中玉が揃っているところも。


時折雨が降っている割には掘りやすいのは山砂を客土しているからです。
結局、最後までこのような調子でした。


昔は、複数品種作ったこともありましたが、やはり我が家ではトドメは「男爵」。
ただ、「男爵」は収量が上がりにくいことも確か。
この畑は周りの木が大きくなり過ぎ、午後の日当たりが甚だ悪くなってしまった影響が大きい。これは如何ともしがたい。
山砂を客土したのでジャガイモが作りやすく、後の扱いも楽なのが一番のメリットですが、そろそろ考え時のようです。
大きめの培土入り袋に軽く詰めて五つ。これまででも一番少ないか。
直ちに作業場の空きスペースに運び広げます。

あまり重ならないようにして乾かします。土はあまり付いていないので乾かすのは容易。


大玉はわずか、中玉、小玉が殆どです。


肌が綺麗なのが取り柄。


2、3日このままにし、後は光りが射さないよう日よけをして、時々上下かき混ぜながら、乾かします。
こう不作が続くとさすがに畑を変えざるを得ないのでしょう。
他の畑は何れも強粘土質、ならば変えたくないのが本音ですが。