里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

トマト連続摘芯栽培'20~第1、2花房収穫

2020年07月30日 | トマト連続摘芯栽培

 連続摘芯栽培をしているトマトは1週間ほど前から穫り始めました。
 通常の第1花房が飛んだ状態で花芽がよく見えない苗を植えた今年のトマト。7月中に初収穫が出来るかどうかと思いましたが、さすがにそこまでは遅くなりませんでした。それでも例年より10日は遅い。ズイムシが入り危ない株があります。


 1回目の捻枝から約4週間。捻枝した第1基本枝はすっかり下に垂れて、上に位置する第1花房は収穫が進みました。この株の色付いているのは第2花房で、間もなく穫れます。


 近年は第1花房は灰かびが付いて半分くらい駄目にすることが多いですが、今年は悪天候の割には少ないです。樹の勢いを保つためにも第1花房は3個くらいの着果でよく、結果オーライとなりました。
 第2花房はほぼ4個着いています。捻枝されて下葉はマルチに着いていますが、そのままにしています。


下の赤くなっているのは第1基本枝の第2花房で、上から垂れているのが第2基本枝の第3花房と第4花房。


 この第2基本枝は2週間前に捻枝。完全に下に垂れてきました。


 第2基本枝の第3花房、第4花房も順調に大きくなっています。


 第5花房は完全に着果しました。捻枝されたところから出るわき芽は葉が4枚で花房が着くのが普通ですが、今年は葉が5枚で花房が着いているものが多く、その分丈が伸びています。
 第6花房は花が咲いているところです。これが捻枝されると第3基本枝になります。


 支柱の高さは残り少ないので、第4基本枝がやっと作れるかといったところです。それで、第3基本枝にはさらに花房を増やし、花房を3つ着けようかと考えています。
 天候が悪い割には着果は悪くないですが、樹は弱りやすい。早く天候が回復して欲しいところです。


 収穫は完熟したものだけを穫っています。悪天候続きながら味はよく乗っています。