里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

今年のジャガイモは不作

2020年07月11日 | 畑:土物類

 先月末から、ジャガイモは必要な都度収穫していますが、一斉に掘り取りました。
 最近は天候が悪く、葉や茎は例年より早く枯れています。恥ずかしながら、青く伸びているのは畝間の雑草で、土の見えているところがジャガイモ。


特に自種の畝は茎が完全に腐ってしまいました。自種の方は発芽が早く生育も進むので、その分枯れるのも早いですが、それにしても早すぎました。


 購入種の方はまだ青味が残っていますが、これ以上置いておくメリットもないので、全て掘り取ることにしました。畑は水分が多く、梅雨の合間の掘り取りとなりました。


 品種は男爵だけなので区分する必要がありませんが、自種と購入種の区分はします。例年、今年の購入種から収穫したジャガイモの一部を来年の種芋にしています。
 1aばかりとはいえ、助っ人と二人で2時間もかからず終了しました。
 全部で肥料袋6つほど。大きめの培土入り袋なので、7、80キロくらいでしょうか。
光りが当たり緑化するとまずいので、少々雑然としていますが、作業場の空きスペースに取り込みました。


 高く重ならないようにし、途中でかき混ぜながら乾かします。天気が良い日だと掘り取りから運び込むうちに芋に付いている土はかなり乾いてくるのですが、なかなか乾きません。
 こちらが購入種のジャガイモ。


 やや不良と言ったところ。数は少ないけれども、中玉が大部分です。肌は悪くありません。

 こちらが自種のジャガイモ。


 大不作。数も大したことがない上に小玉が多い。


 原因は何故なのか。
 畑には午後から日当たりが悪くなる部分がありますが、今年はむしろその辺りの出来が良かったところをみると、芋の肥大期に気温が高すぎたのではないかという気がしてきました。
 男爵しか作っていないので他品種だったらどうなのか、自種はどうしようか、来年は少し考えないといけません。
 少しの間この状態で乾燥した後、段ボールに詰めて保管します。