里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

紫色の花の季節

2020年07月06日 | 

 今どきは、周りに紫色の花がよく見られます。何れも庭とは言えないようなところにありますが、少し眺めてみました。
 紫露草。
 3カ所にあります。これは自宅の入り口にある紫露草。

 梅雨時に、その名の通り、露に濡れた姿はしっとりとしてなかなか風情があります。


 これは育苗ハウスの前。


3枚の花弁の紫色は深くクリーンな感じがします。蕾や花の付き方を観察すると実に面白い。


 こちらは畑の一角に。


 晴れた日は日中花がしぼんでしまいますが、梅雨時は雨天や曇天の日が多いため結構日中も咲いています。


 これはラベンダー。


 ささやかなラベンダーですが、植えて20数年の株。


 実は、この辺りをラベンダーのコーナーにしようと、自分で苗を仕立てて10数株を植えたものの、結局、最後に残ったのが2株だけ。


さして土の吟味もしなかったので当然の結末か。それでも今は結構な大株になっており、これはしばらく大丈夫そうです。


 これはウルイの花。


 春の山菜として畑の一角に植えているもの。ウルイは山菜としての通称なので、ここはオオバギボウシの花というのが正しいでしょうか。


 紫というには鮮やかさに欠けますが、薄紫色です。
 よく見ると個性的で、面白い。


 こちらは別の畑で、後ろにウドの大きな葉が見えます。


 普段は気にも留めず、花として注目されることはありません。


 こちらはシラン。


 まだ僅かにしぶとく残っていました。


 最盛期は5月下旬から6月にかけてで、これはその時のもの。


 3カ所ほどに群生化しています。


 紫と言えば、アジサイの季節。
 このガクアジサイは咲き始まったばかり。


 我が家には紫のアジサイがあまりなく、咲くのも少し遅いようです。