里山悠々録

里山の家と暮らし、田んぼや畑、そして水墨画のことなどを記録していきます

ラッキョウの収穫

2020年07月04日 | 畑:土物類

 ラッキョウを収穫しました。
 このラッキョウ。毎年のように植付けを止めようかと思いながらも作り続けています。


一度止めてしまうと種が絶えてしまう可能性が高い。その辺の店では種を売っていません。以前作っていたアサツキは一度作るのを止めた結果、そのまま絶えました。


 このラッキョウの品種は、おそらくラクダ種と思いますが来歴は分りません。母が生前作り続けていたもので、どこから手に入れたものかも聞く機会はありませんでした。


 昨年9月に植付けた後、間もなく台風19号で無残な姿になりました。(台風直後の畑
 種だけでも確保しようと、追肥や土寄せなどそれなりの手当をしました。その結果、収穫時の姿は、例年と変らないくらいになっています。
 本来なら、漬物用にはもっと葉が枯れてから収穫すべきと思います。

 
 収穫は、私は全く手を掛けず助っ人にお任せです。収穫したラッキョウはそのまま持ち帰り、塩漬けした後、甘酢漬けや醤油漬けにしているようです。
 これは一部残したもの。


 助っ人によると、例年よりも収穫は多いくらいだったとのこと。


 今年の種にする分は、このようにして吊し、乾かします。100球余りあれば間に合います。


 これは、助っ人が昨年収穫したラッキョウを醤油漬けにしてくれたもの。大概は甘酢漬けにするようですが、私は醤油漬けが好みです。


 こちらはエシャレット風。
 畑にあるラッキョウを穫り、何度かエシャレットとして食べます。これは今回穫ったラッキョウの皮を剥いて、酒のつまみにしました。


 本当のエシャレットは早穫りの生食用ラッキョウなので、あくまでもエシャレット風です。これまでに何度か外で料理に出されたエシャレットを食べましたが、これとほとんど変らない気がします。
 ところで、正真正銘の「エシャロット」は全く別物。私はまだ実物にお目にかかる機会がありません。スーパーなどでたまに見かける「エシャロット」はトレーに入ったエシャロットで、やはり早穫りの軟白ラッキョウ。エシャロットとエシャレット、紛らわしい状況は昔から変らないようです。